風のささやき 俳句のblog

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若草や踏まれてもなおみるみると 【季語:若草】

2014年04月27日 | 俳句:春 植物

色彩の乏しい冬の大地を
覆うように伸びる若草は
目に鮮やかで心も浮き立ちます

踏んだらフワフワと感じられるような
若く柔らかい色合い
勢いにまかせたままに大きく伸びて
楽しさが抑えられない様子です

花壇にはチューリップやパンジーが咲き
嬉しそうに春の陽射しを受けとっていました

どこもかしこも
萌えいずるものたちで賑やかな春先です


(Haiku)
Newly sprouted grass,
Walked over, yet it rises,
Over and over.



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