風のささやき 俳句のblog

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300年生き抜くことは有り難く何を思うかブナの巨木よ 【短歌】

2020年07月08日 | 短歌

先日とあるブナ林を歩く機会がありました

そこには樹齢300年にもなろうかという
ブナの巨木がありました

300年というのは
どれだけ長い年月でしょう

その間静かにその場所で
生き続けてきたブナの生命力を思うとき
畏敬の念さえ湧いてきます

その木の前に座って
しばし休憩を楽しんだのですが

自分の心はすべて見透かされているようで
老先生の前に座っている
出来の悪い生徒のような
こそばゆい気分でいました


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