風のささやき 俳句のblog

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長き夜や目に沁む赤き十字かな 【季語:長き夜】

2023年10月14日 | 俳句:秋 時候

夜遅い時間を一駅歩きました

都会は賑やかですね
駅前はまだまだお店も開いていて
賑やかだったのですが

暫く行くとシャッターを閉じたお店ばかりになり
通りも闇の支配下に置かれたようでした

その中で目の中に飛び込んできた赤い十字架
街中の教会の上に建てられたもので
思いがけない物だったこともあり
心の中に強い印象を引き起こしました

暗闇とその中で標の様に輝く十字架と
教会を後ろに歩き過ぎた後も
その十字架の印象は僕の心に
残像として強く残りました



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