新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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DVD「ロビンとマリアン」

2010-11-26 18:02:22 | 芸術鑑賞
買いだめていたDVDをやっと1枚観終わりました。こうやって懐かしい映画を久し振りにみますと、印象が違う事があります。なるほどこんな映画だったのかと改めて思う事があります。

この映画は、あのロビン・フォッド物語のその後の物語です。若い頃のロビンの印象で見ると大分違います。

物語】
十字軍遠征から18年ぶりにロビンは故郷シャーウッドの森に戻ってきます。自然と昔の友情は変わらないのにジョン王の悪政は相変わらず続いています。ただマリアンは尼僧として暮らしていたのです。もう一度ロビンは人々のために立ち上がるのですが・・・

二人ともそれ相応に年をとっているけれども素敵なショーン・コネリーとオードリー・ヘップバーンです。そしてリチャード・ハリス、ロバート・ショーが参加しています。
改めて見直し始めたとき、どうも台詞に違和感を感じました。格調高くシェークスピア劇のような古めかしいといいますか比喩を使った会話が続きます。
そんな会話劇をコネリーたちが楽しんで演じているようナ気がしてなりません。
音楽もジーン・バリーの心を打つような優しいメロディーが盛り上げます。

衣装も当時の様子を忠実に再現しているようです。代官役のロバート・ショーがロビンと決闘に際して全身の鎖帷子を着るシーンがあります。従者二人に助けられて着るのですが、その重さと帷子の仕組みがよく分かりました。

最後はある意味で悲しい結末になるのですが、後日談としての物語ですからこんな終わり方もありかと思いました。
主な出演者4人が楽しそうに演じているのがよく分かりました。アイドルや人気歌手などを客寄せのために出演させるなんて事をしないで、じっくりと大人が映画を作っていると思いました。


コメント
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