昨日コンパクトデジカメを購入した後、折角ですからと東急ハンズをぶらぶらしてみました。買う当てはないのですが、面白いものはないかとです。
エスカレーター前の空間で人だかりです。子供たちが紙すき体験をしています。見ると越前和紙の体験です。
子供たちの後ろから覗いておりますと、福井県は越前から道具や紙すきの用材など一式を持ち込んでの体験です。関係者たちも総勢6人はいたでしょうか。
この回の人員はまだ余りがあるそうなので、面白そうですから整理券をもらい、レジで支払いを済ませ順番が空く待っていました。
子供たちと言っても低学年が多く、よく分からず親に言われて参加しているようです。
わたくしこういった類の体験が大好きで、過去にハンズでも何度かやっています。その中でも今でも重宝しているのが、手作りのおろし金です。三条から職人が来て、錫メッキ?した銅板に本物の鏨で刃を起こすものです。十数年前ですが、今でも使っています
待っているうちに大体の手順は飲み込みました。この辺が大人と子供の違いです。
用材も本格的で、楮やネリも使ったものです。本各的なのがいいです。よくある牛乳パック方式とは違います。
今回は色紙大の紙すきです。
1)木の桁に流し台ほどの大きさのふねからとろとろの楮を掬い取ります。均一にするためよくあるように桁を前後左右にゆすります。私には年配の職人さんがついて親切に指導してくれました。
そのあと右手のテーブルに移動、順に作業を移していきます。
2)押し花や染料などで好みの柄をデザインする。
押し花や、色のちぎり和紙や染料が用意されています。子供たちはむやみやたらに紙の上にばらまいています。私としてはセンスのみせどころ。
一応渓流に落ち葉が流れていく様子を、イメージしました。
3)余分な水分をしぼりとる。.
強制的に水分を抜きます。色紙幅の細長い口から、バキュームするのです。この上を桁を前後に移動させます。
4)10分ほど乾燥させて、完成。
ヒーターのかけられた金属板に張ります。乾いたらそれらしき紙袋に入れて完成品をいただきました。
職人さんのリーダらしき男性と仲良くなりました。折角色紙大の和紙を作ったのですから、専用の額があったらいいのにと思い、『付添いのおばあさんたちが、孫の作品を飾りたいと思うから額を少しハンズの担当者に用意させたいかがですか?』とアドバイス。
広いハンズのフロアから、色紙専用の額を探すのは慣れた私でも大変です。隣に置いてあればお金持ちのおばあさんは買ってくれるのではと思ったのです。
早速職人さんの親分は係員に依頼、あわてて用意されたのは言うまでもありません。一寸良い事をしたのかも。
二つの岩の間を流れる銀色の渓流、岸辺の枝から覗く夕日という情景です。
肝心なことを言い忘れました。道具一式だけでなく、この落ち葉も福井県のものです。東京のものではありません。何故なら完全に押し花状態になっていなければならないからです。生ではダメです。実演一つをとってもなかなか準備は大変ですね。これだけ楽しんで300円は安いです。
もう一つ言い忘れました、この画像は新カメラのものです。
エスカレーター前の空間で人だかりです。子供たちが紙すき体験をしています。見ると越前和紙の体験です。
子供たちの後ろから覗いておりますと、福井県は越前から道具や紙すきの用材など一式を持ち込んでの体験です。関係者たちも総勢6人はいたでしょうか。
この回の人員はまだ余りがあるそうなので、面白そうですから整理券をもらい、レジで支払いを済ませ順番が空く待っていました。
子供たちと言っても低学年が多く、よく分からず親に言われて参加しているようです。
わたくしこういった類の体験が大好きで、過去にハンズでも何度かやっています。その中でも今でも重宝しているのが、手作りのおろし金です。三条から職人が来て、錫メッキ?した銅板に本物の鏨で刃を起こすものです。十数年前ですが、今でも使っています
待っているうちに大体の手順は飲み込みました。この辺が大人と子供の違いです。
用材も本格的で、楮やネリも使ったものです。本各的なのがいいです。よくある牛乳パック方式とは違います。
今回は色紙大の紙すきです。
1)木の桁に流し台ほどの大きさのふねからとろとろの楮を掬い取ります。均一にするためよくあるように桁を前後左右にゆすります。私には年配の職人さんがついて親切に指導してくれました。
そのあと右手のテーブルに移動、順に作業を移していきます。
2)押し花や染料などで好みの柄をデザインする。
押し花や、色のちぎり和紙や染料が用意されています。子供たちはむやみやたらに紙の上にばらまいています。私としてはセンスのみせどころ。
一応渓流に落ち葉が流れていく様子を、イメージしました。
3)余分な水分をしぼりとる。.
強制的に水分を抜きます。色紙幅の細長い口から、バキュームするのです。この上を桁を前後に移動させます。
4)10分ほど乾燥させて、完成。
ヒーターのかけられた金属板に張ります。乾いたらそれらしき紙袋に入れて完成品をいただきました。
職人さんのリーダらしき男性と仲良くなりました。折角色紙大の和紙を作ったのですから、専用の額があったらいいのにと思い、『付添いのおばあさんたちが、孫の作品を飾りたいと思うから額を少しハンズの担当者に用意させたいかがですか?』とアドバイス。
広いハンズのフロアから、色紙専用の額を探すのは慣れた私でも大変です。隣に置いてあればお金持ちのおばあさんは買ってくれるのではと思ったのです。
早速職人さんの親分は係員に依頼、あわてて用意されたのは言うまでもありません。一寸良い事をしたのかも。
二つの岩の間を流れる銀色の渓流、岸辺の枝から覗く夕日という情景です。
肝心なことを言い忘れました。道具一式だけでなく、この落ち葉も福井県のものです。東京のものではありません。何故なら完全に押し花状態になっていなければならないからです。生ではダメです。実演一つをとってもなかなか準備は大変ですね。これだけ楽しんで300円は安いです。
もう一つ言い忘れました、この画像は新カメラのものです。