昨日報告した「アオゲラ」の後、むっとした森の暑さに耐えきれず、公園の東南の角にある芝生広場の隅の東屋に避難しました。
この小屋は、広場を取り囲むように桜の古木が並んだその角にあります。
桜の木陰と東屋の屋根で、この小屋の付近だけオアシスです。桜の木々の間を吹くかぜが気のせいかひんやり感じられます。
小屋の壁に背をもたれさせ、ウトウトしたくなります。
水場の水道で顔と両腕を濡らし、そのまま拭かずに小屋の影で休んでいますと、水気の蒸発が心地良いのです。
広場にいるのは私だけ。
そこへハクセキレイが降りてきました。桜と東屋が作り出す影の中にちょんちょん歩いてきました。
まだ羽がやわらかく、そして色も灰色です。今年生まれた若鳥でしょう。
私が東屋の窓の縁にカメラを置いて彼を撮影し始めても、全くきにするそぶりがありません。
まだ人間になれていないのでしょうか、若鳥特有の恐れ知らずです。
『お前も暑いのか?』
アオゲラしか成果のなかった私は、木陰の中流れる風を感じながら、しばし彼と遊んだのです。



この小屋は、広場を取り囲むように桜の古木が並んだその角にあります。
桜の木陰と東屋の屋根で、この小屋の付近だけオアシスです。桜の木々の間を吹くかぜが気のせいかひんやり感じられます。
小屋の壁に背をもたれさせ、ウトウトしたくなります。
水場の水道で顔と両腕を濡らし、そのまま拭かずに小屋の影で休んでいますと、水気の蒸発が心地良いのです。
広場にいるのは私だけ。
そこへハクセキレイが降りてきました。桜と東屋が作り出す影の中にちょんちょん歩いてきました。
まだ羽がやわらかく、そして色も灰色です。今年生まれた若鳥でしょう。
私が東屋の窓の縁にカメラを置いて彼を撮影し始めても、全くきにするそぶりがありません。
まだ人間になれていないのでしょうか、若鳥特有の恐れ知らずです。
『お前も暑いのか?』
アオゲラしか成果のなかった私は、木陰の中流れる風を感じながら、しばし彼と遊んだのです。



