新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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濱嘉之「最恐組織」

2018-12-06 18:02:43 | 読書
濱嘉之の青山望シリーズの最新刊が出ました。
私がひそかに楽しみにしているのが、待望の本が発売されたその日に買うことなんです。その日に買ってひそかにほくそ笑んでいるのです。
さて本書は12月4日に発売されましたが、既報の通り田舎の方に居りまして書店に走ることができず、本日下界に降りましたので書店に駆け込んだのです。
何時もより頁数が多く当然多少価格も高くなっていました。

まだ読了しておりませんのですが、びっくり情報です。
この青山望シリーズが完結してしまうのです。さらに、青山と同期カルテットの中でどうも新しい人生を歩む人間が出てくるようです。ノンキャリアの4人が競い合って昇進してきたのですが、何度かシリーズの中でこの4人の出世についてキャリアたちが語る場面が出てきます。
当然最終回の完結編ですから、その辺が描かれています。ラストを読めばわかるのですがそれでは面白くないので、我慢してます。
どんなふうな4人それぞれの身の身の振り方が描かれているのか楽しみです。

ストーリーについては、もう書きません。愛読されている皆さんには、カルテットが誰とどんな組織と戦ってきたかお分かりでしょうから、省略します。
どんな規模でどんな事件が起きて、カルテットがどんなふうに戦い、青山望がどのように奮闘するのでしょうか。
カルテットが前作から、本の発売では何時もの半年しかたっておりませんが、物語上では数年たっており、前職が所轄の署長に四人ともなっていたのです。当然数年たっているはずです。本文中にそのことを説明するシーンがあるかもしれません。
作品上では4人が競い合って、ノンキャリアの最前線を昇進してきたのですが、どのようにその結末を迎えるのか気になっておりました。
納得できる人事が行われたのでしょうか。

事件もさることながら彼らの身の振り方に注目してしまう最終回、完結編です。



さて、濱嘉之の警察小説にはいくつかのシリーズがありますが、この後はどの主人公が柱になってよくのでしょうか。大いに気になるところです。
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