新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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DVD「ネバダスミス」

2013-06-16 17:55:27 | 芸術鑑賞
午前中は雨でした。そんな訳でDVDを。久しぶりに西部劇らしい西部劇を観ました。一度くらい見た覚えがあるのですが、初見のように面白かったです。スティーブ・マックィーンの魅力満載です。

物語】
白人とインディアンの母の間に生まれた青年マックスは、三人組の悪党に両親を惨殺される。
かたき討ちの旅に出るが銃の扱いも知らず、旅の武器商人の男に銃だけでなく男としての生き方も教えられる。
一人目を殺し、二人目が刑務所に入っていると聞くと、自分も銀行強盗をして同じ刑務所に入りそこで仇を討つ。
そして主犯格の強盗の首領を発見する・・・

人生の先輩が若い青年に銃の扱いを教えるなんて言うところは、西部劇ではよく出てきます。
三人の悪党を順番に殺していくのですが、その状況ごとに若い娘が登場し花を添えています。ジョンウエインの映画なら大人の女性が登場するのですが。若い娘がマックスを助ける設定ですが、彼は次の男を追いかけるため、彼女たちは悲しい結末になるのが気になります。

先日のジョン・ウエインの「リオロボ」のように定番の話を定番の西部劇にしていることと比較して、この映画では次から次へとエピソードエピソードが登場し飽きさせません。131分で少し長いですが苦になりません。

結末のシーンは少し物足りませんが、彼が復讐の塊から真人間に変化したと表現しているのでしょうか。
私としては、少なくとも彼を最初に助けたアイオワ族の娘の所に帰っていく、遠景のシーンでもあればと思ったのですが。

刑務所の沼地の中で彼を助ける娘役は誰だったかずっと考えていたのですが、今資料を見てわかりました。スザンヌ・プレシェットでした。
可愛い顔が懐かしいですが、彼女も彼を助けて死んでいきます。

楽しい映画でした。


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