新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

ヘマタイトのマグネット球

2011-09-19 16:47:44 | ショッピング
おもしろい玩具を入手しました。

昨日ショッピングセンターの輸入雑貨の店に顔を出してみました。いつもはズニ族のリングを見に行くのですが、たまたまパワーストーンの売り場を見ると、一目でヘマタイトと思われる黒い球を見つけました。
かごの盛り方がおかしいので見ると、それぞれが磁力を帯びていてしっかり団子のように集まって盛り上がっているのです。どうするのかと思っていると、横に説明カードがありました。
「2個を少し離して投げ上げると、二つがカチカチ音を立てながらぶつかります」とあります。
ウズラの卵より少し小さい大きさで、1個200円です。早速3個購入しました。

帰宅して挑戦です。
1センチくらい離して投げ上げますと、カチカチカチとかなり激しく音を立てて二つがもつれます。反発しながら落ちてくる場合と、細かく反発しながら互いの周りを廻りあうような動きをします。もっと練習すればいろいろな動きが楽しめそうです。

私の知人にはこんな玩具が好きな人がいますので、見せびらかすといいますかプレゼントをするために、今日改めて買いに行きました。
どうせですから、袋も凝ろうと、輸入雑貨の中を探して、象の手縫いのアプリケが付いた巾着袋を280円で買いました。どこか東南アジアの農村の女性が縫ったのではないでしょうか。彼女の生活が少しでも良くなればと思わざるを得ません。
なお、球の大きさは直径約16ミリ、重さは約40グラムです。小さな子にはちょっと危ない玩具です。

まだ3個は挑戦してません、どうなるのでしょうか。



強力な磁力があるので、メモリーカードなど磁性を帯びているものには要注意です。
ヘマタイトは赤鉄鉱といい、ギリシャ語では血の石といいます。研磨すると銀色の光沢を帯びます。反強磁性を帯びると書いてありましたがよくわかりません。
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「昭和の名人完結編 三代目三遊亭金馬」

2011-09-18 17:17:17 | 芸術鑑賞
先週発売のCDをやっと聴きました。どうも車で聞く癖がついてしまって、約1時間は乗っていないと聞けませんので、チャンスが中々有りません。

三遊亭金馬です。あの独特の口調、語り口、そして声です。昭和29年に大けがをしたそうで、知りませんでした。私が聴いていたのは復帰されてからの見当になります。
ラジオで聴いていたころは、特に男の子とか小僧さんとの会話が好きでした。ちょっと生意気な子供が大人をやっつけるシーンなど楽しんでいたものです。

しかしながら、50年が経ちますと。

演目】

①死神(誉の幇間)
縁起の悪いことばかり言ってお客ををしくじってしま幇間が、ついに師匠から破門をされてしまいます。死のうと橋の上に立っていると、死神に声をかけられます。縁起の悪いことを言う幇間は死神に好かれていて、死神を見分ける方法を伝授されて瀕死の病人の生死を診断する仕事を始めます。
死神の噺はいくつかありますが、この噺は暗いといいますか縁起の悪いことでお客を怒らせますが、聞いている私たちも不愉快になるようなふざけた幇間が主人公です。楽しい気持ちにならないのがつまらないです。

②茶の湯
隠居した大店の主人が、趣味がなく隠居所にあった茶道具を見て茶道を始めます。下地がゼロですから、小僧や招かれた長屋の店子たちはおお迷惑。

③勉強
金馬得意の父親と男の子の会話です。宿題をしている男の子とそこへ口を出す無学な職人の父親です。

五十年位ぶりに金馬を聴いてみることになったのですが、しばらく聴いているうちに何か詰まらないといいますか物足りない感じになってしまいました。歯切れのいい聴きやすい声なのですが、ワンパターンなのでしょうか、声優が自分の得意の声質を使い分けているような感じになります。
子供の声もそれこそアニメの声優のような感じがします。
どうもしっくりきません。金馬節を聴いているような気になってしまいます。昔の記憶との落差にこんなに驚いたのは初めてです。

次号は春団治と分団冶です。

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「旧伊藤博文金沢別邸」

2011-09-17 18:03:47 | ウオーキング
京急・金沢文庫下車、野島公園内にこの建物があります。たまたま公園内で話をした幼児連れのお母さんに紹介されたものです。
「旧伊藤博文金沢別邸」に詳細が紹介されています。案内写真も細かくありますので興味ある方は是非ご覧ください。

初代内閣総理大臣伊藤博文が明治31年に建てられた、茅葺寄棟屋根の田舎風海浜別荘建築です。現在に敷地は約1000坪、建設当時は9000坪、建坪は約100坪だそうです。9000坪あった当時はさぞ立派な別荘でしたでしょうが、もちろん当時は警備がされ近づけなかったと思います。

玄関左に現在は事務所がありますが、その部分は当時台所棟で、全体が廊下でつながった昔の書院造のような建物?の感じがしました。


現在の正面です。


左側はすぐに海です。


ふつうは掲示板で説明されているのですが、ないのでリーフレットから撮影しました。
左から台所棟(玄関・調理場・女中部屋)、客間(客間12畳と12.5畳・客用便所)、居間棟(8畳2・湯殿・便所)が廊下で繋がっています。



客間・帰帆の間(12.5畳)、左端に附書院がわずかに見えます。また右隣は晴嵐の間です。


帰帆の間から海を眺めますと目の前が海。博文は船で別宅に来たとどこかに書いてありました。


客間の便所、小用です。大小ともに漆塗りです。居間用は漆塗りではありません。


湯殿です。サワラ材の木製風呂です。

純和風の明治の別荘です。博文の趣味が感じられます。岩崎邸とか洋風建築が多い中、趣味のいい別荘としてほしくなります。
でも家の管理とかで、管理人、女中、庭師とかいろいろ人手がかかりますね。

最近お宅拝見などでにわか成金の純和風の豪華な趣味の悪い邸宅や、新興IT長者の高級マンションがTVで紹介されますが、悔しかったらこんなしゃれた趣味のいい和風な別邸を建っててみろと言いたくなりました。平屋の日本建築っていいですね。

念のためですが、事務の女性に聞きましたが、解体調査修理と新築で約1億、土地はたぶん4億位といっていました。

忘れていました。室内に展示された「明治憲法草案(複製)」です。いろいろ関係写真もありました。
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PC開通の続き4

2011-09-16 17:52:45 | その他
7への移設問題についての記事は今日で一応最後にしましょう。

特にメインの事例でありました、アルバムソフトの移設が昨日何とか移設できました。もちろんソフトの移設ですが。
サムネイルの保存場所情報の変更が、平成11年ごろからの画像もありまして、鳥だけでなく万華鏡の製品画像など気の遠くなるデータです。ただファイルごとですから、機械的にコツコツするしかありません。

XPで7対応のバージョンアップソフトを購入したのですが、以前書きましたがセットアップファイルを削除してしまったらしくXPからのソフト移設は不可能でした。
先週土曜日に再度VUソフトを購入し、7にV11をダウンロードしました。従来のV9との兼ね合いにちょっと問題がありましたがこれもクリアしました。ただV11を起動しますと、アルバムのファイルの頭につくこのソフト独特のアイコンが出てきません。V5のころから慣れ親しんでいたアイコンですので大いに不満でした。

メーカーの技術者に電話をして、事情を話したところ親切に教えてくれました。ファイル頭のアイコンの出し方なんて言うのは、一般使用者には知らない世界ですから大変面白かったです。数日間の問い合わせなどのついて世話になったことなど謝辞を伝えたのでした。


実は本日明治時代の有名人の別邸の取材をしたのですが、写真が多くこのソフトで選択し終わりましたら後日報告いたします。
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鳥日照りの中の「メダイチドリ」

2011-09-15 18:02:22 | 水辺の鳥
先日の葛西臨海公園です。収穫なしで隣接の葛西海浜公園の西のなぎさに出かけてみました。
左側の突堤の先端まで出かけたのですが、いるのは「カワウ」ばかり。東のなぎさの中にはたくさんの鳥の姿が見えますが、遠すぎます。

しばらく休憩とした後突堤を浜のほうに戻りますと、その付け根で浜のほうをしきりにデジカメで撮影している人がいます。
何かいますかと尋ねてみると、「あちらのスコープの方から、メダイチドリがいると教えてもらいました」という返事です。
よくよく目を凝らしてみますとかなり遠くの砂浜に、五~六羽の「メダイチドリ」がいるではありませんか。保護色で教えられなければ分りませんでした。
とりあえず遠くですが撮影をしていると、やはり鳥を探していたカメラマンがだんだん集まってきました。
私はそこで離れましたが、集まったカメラで鳥たちはそこを飛び立ってしまったようです。

なぎさい沿いに歩いていると、さきほどの「メダイチドリ」が目の前の干潟に降りてきました。当然そこでたっぷり撮影させてもらいました。
なぎさに立っているのは私一人です。私が多少気になっているようですが、懸命に餌を探していました。


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江の島あれこれの続き「航空機」

2011-09-14 18:02:22 | 航空機
ものすごく晴れていた江の島でした。
真っ青な空にきれいな航空機が飛んでいました。いつもの撮影の場合と高度が全く違うので鮮明さに欠けますが。


C-130H   75-1078
航空自衛隊第1輸送航空隊401飛行隊(小牧基地) この空色の機体は、地上から見えにくくしたイラク派遣仕様です。


YS-11FC 航空自衛隊飛行点検隊 52-1151
荒天で計器飛行の場合、飛行援助施設を利用するのですが、その計器が正常に作動しているかを点検するための航空機です。

やはりあまりにも有名な江の島を、飛行目標にしているのでしょうか。
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江の島あれこれ

2011-09-13 18:02:22 | ウオーキング
先日江の島に出かけた時のお話をしましょう。


壱)
もちろん鳥撮に出かけたのですが、鳥の話は置いといて。
朝の8時過ぎの江の島に到着です。到着した時にはまだ島の店々は起きてはいませんでした。
ヨットハーバーから東側の突堤に出て、テトラの間などをチェックしながら歩いてみました。突き当りの左の磯に降りるところまで来たのですが、まだ潮が満ちていてカメラを持って降りるのは躊躇されました。
で右の会館裏に降りて民家のほうへ向かいました。民家から家の間を通って上に上る狭い道があります。すべて階段ですからちょっときついですが、一気に江の島神社の前に上れます。ここから江の島岩屋の磯までの道中、左右にお土産屋や食堂が点在しています。

9時もすぎますと、店の戸も開きだし店の前を掃いたり看板を出したりして開店準備を始めています。
でもまだこの時間帯、周遊道路を歩いている人は少ないです。カメラを持った私は当然よそから来た人とわかるはずです。
でもでも♪♪、十数人の店の人とすれ違いましたが誰も「おはようございます」と声をかけてくれる人はいません。観光地の朝とは思えない寂しい情景でした。

弐)
この時間に、一人で歩いている若い女性に何人かすれ違いました。ひょっとすると江の島のパワースポットめぐりをしているのでしょうか。気になりました。私は江の島に来ますと、江の島神社をはじめいくつかの神社に挨拶をするのですが、江の島神社(奥の宮)のとなりの竜宮で熱心に祈っている女性がいました。待っているのもなんでしたので、竜宮のお参りはやめにしたのです。

とても暑く晴れてはいましたが、めぼしい鳥はいませんでした。    



真っ青な海に白い手漕ぎのボートです。
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写真展に来ています

2011-09-12 18:04:44 | その他
知人の山岳写真家S氏が指導されている写真同好会展に来ています。先日の日本山岳写真協会展と違い色々なレベルの方々の作品で、面白かったです。
知人とは年一度のこの展示会で会えるだけですので、遅くなりますので、今日はこれで。

山荘管理人
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「マガモ」のエクリプス

2011-09-11 17:48:34 | 水辺の鳥
何の変哲もない「マガモ」のエクリプスです。先だっての濁った水路に1羽おりました。



この画像が新しいアルバム管理ソフト編集の記念すべき1枚目です。

結局XPからのV.11の移設が不可能と判明し、仕方なくヴァージョンアップの同製品を買いなおしたのです。V.5から使い続けているソフトですので、目をつむっても使える感があります。ですから別の新しいソフトの購入は考えませんでした。

一枚一枚サムネイルの情報をリンクするより、今のソフトのほうが楽ですから。数千枚の作業を考えてください。
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「昭和の名人完結編 八代目林家正蔵」

2011-09-10 18:15:16 | 芸術鑑賞
先週火曜日に購入したのですが、バタバタしておりましてく聴くのが遅れてしまいました。

独特の語り口で林家正蔵は昔から気にはなっていました。昔の噺家を知りませんのでよくわかりませんが、林家正三という人は古風な噺家のイメージを持っています。古風な芸人でしょうか。

演目
①五人廻し
遊女に振られムカついている五人の客が、店の若い衆に文句をつける。職人、田舎者、武士、通人、の四人がそれぞれのキャラで文句をつけます。では五人目は誰かということですが。

②ぞろぞろ
お稲荷様の門前の茶屋に信心深い老夫婦が住んでいました。信心のおかげで、雨の日草鞋が全部売り切れてしまいます。次の客が買いに来るとまたぞろりと草鞋が天井から出てきます。それが評判を得て店も繁盛、さびれていたお稲荷様も繁盛します。その評判にあやかろうと髪結い床の主人が神社に願をかけますが。
正蔵最晩年の口演です。一生懸命な語りがちょっと辛いです。

③累草紙~親不知
円朝が創作した古累という怨霊話。
郷士に養子に出されていた若侍が実父に会うため江戸に向かいます。途中の宿で地唄を歌う若い娘に惚れて、嫁にしてしまいます。翌日宿の亭主に仲人を頼み初めて日の光の中でその娘を見ます。娘は子供のころ疱瘡にかかり酷い顔。江戸への途中の、親不知で娘を殺して海に捨てます。その段です。

なんといってもひどい話です。聞くに堪えません。昔の人は金を出してこんな噺を聞きに行っていたのでしょうか。
解説によりますと、長い噺で親子二代にわたる因縁、因果の話らしいです。説教話のように聴いていたのでしょうか。当然娘の怨霊が祟ることになりますが、その前にこんな無残な殺しの噺にしなくてもと思ってしまいます。
正蔵の生真面目な語りが、いっそう凄みを出しています。

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