佐世保観光の目玉ともなるのが、
西海国立公園にも指定されている九十九島。
手つかずの自然がそのまま残された
貴重な環境となっています。
映画「ラストサムライ」の
冒頭シーンにも登場する九十九島。
エメラルドグリーンの海は、豊かな海の証。
島々や、海域を囲むように連なる山々の
森から流れ込む栄養が命を育み、
季節ごとの味わいをもたらしてくれます。
波静かでありながら干満の差が大きい海域、
養殖漁業にも適しているそうです。
なかでも「九十九島かき」は、
濃厚で旨みがたっぷり詰まっているとか。
2001年の市民ボランティアによる調査の結果、
208の島があると確認されました。
数え切れないほどたくさんの島々があり、
素晴らしいという意味で、九十九島。
江戸時代中期にはこの呼び名があり、
古くから景勝地であったことがうかがえます。
陸に近く島々が密集した九十九島は、
古くから人々の生活の場でもありました。
平家の落人伝説が残る松浦島など、
数々の言い伝えが残っています。
島のひとつひとつに名前がありますが、
殆どは小さな無人島や岩礁で、
人が住む有人島は黒島、高島、前島、
鼕泊(とうどまり)島の4つです。
上の写真は、ライオンが寝そべっている姿に
見えると言われる横島です。
長崎県佐世保市鹿子前町1008
2023.12.10
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