まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

開幕戦逆転負けで監督の初陣飾れず

2023-03-31 23:08:13 | 埼玉西武ライオンズ

2016年以来の開幕戦チケットの完売、
ファンの期待の大きさを物語るものでした。

栗山選手が初球を一振りツーベース、
外崎選手がホームめがけて好走塁で先制点。
すぐに追いつかれたものの愛斗選手が
球団通算9500本塁打目となる
本塁打で放ち勝ち越し。

好投していた先発の高橋投手から交代、
9回の土壇場で同点に追いつかれて延長戦。
10回にはリードを許し、追いつくことができず、
開幕戦戦逆転負けとなり、心折れるまるみでした。

西2-3オ

ベルーナドーム


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ドキドキの開幕!

2023-03-30 00:23:14 | 埼玉西武ライオンズ

昨季のチーム防御率はリーグトップ。
今井投手や隅田投手もオープン戦で安定した
成績を残し、今季は期待ができそう、
投手陣は充実しているように思います。

捕手はどうなることやらですが、
柘植捕手も古賀捕手も正捕手を目指し、
切磋琢磨していくほかないでしょう。

「山賊打線」の復活を願うところですが、
チームスローガンが「走魂」ですから
とにかく塁に出て、塁に出たら次の塁を狙う
走って、走って、走って・・・。

それにしても開幕戦に源田選手が
出場できないのはあまりにも痛過ぎ。
あぁ、WBCが恨めしい。

相手オリックスは、WBC出場組を欠いても
オープン戦優勝、昨季の日本一、
手強いチームであることは間違いない。
あぁ、もうドキドキの開幕です。


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にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ 伊勢神宮参拝のお土産に

2023-03-29 00:23:16 | 2022 にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ



名前の通り「おかげ犬」と呼ばれる犬がモチーフの
「おかげ犬サブレ」をお土産に決めていました。

三重県産小麦「あやひかり」と2種類の国産バターを
ふんだんに使用し、サックリとした食感と
バターの風味を楽しめます。
日持ちがして誰にでも喜ばれる人気の商品。







江戸時代、伊勢に行けない家族の代わりに
おかげ参りをしたと伝わる「おかげ犬」
箱にその説明も記載されています。
10枚入が1,400円 、6枚入が840円 【税込】







生地に練り込んだ海老と玉ねぎが
互いの風味を引き立て合う旨味と甘みが
調和した上品な味わいの揚げせんべい。
サクサクの軽い食感は何枚でも食べられます。







「ゑび天せんべい」は、「ゑびや商店」の品。
10枚入が1,000円 【税込】なので、
何枚でも食べられるは訂正しなければなりません。







餡の模様は五十鈴川の清流を表している
伊勢を代表する赤福餅ですが、
黒は黒砂糖、白は白小豆の「白餅黒餅」、
バスガイドさんオススメでした。

8個入(白餅4個、黑餅4個)1,000円【税込】

他にもいろいろ購入しましたよ。
今回のクルーズは、港近くまでマイカー、
海産物からフルーツまで購入しました。


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にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ おはらい町

2023-03-28 11:45:04 | 2022 にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ



多くの土産物店や銘菓の老舗、
旅館が軒を連ね、内宮の鳥居前町として
発達した観光名所の「おはらい町」。
約800mの石畳の通りが宇治橋前へと続きます。







お伊勢参りのあとは「おはらい町」をそぞろ歩き。
必ず立ち寄る「赤福 内宮前支店」、
本店より混雑していないので、
この日も並ばずにゲットしました。







行列の絶えない「赤福 本店」です。
参拝者をもてなしてきた伊勢を代表する
出来立ての名物餅とお茶で一服。

「赤福 本店」の前が正面入口となる
お伊勢さんの「おかげ」という
感謝の気持ちを由来とする「おかげ横丁」。
暮らしの道具と食べ物が並び、ついつい買い過ぎ。







地域の景観に寄り添う佇まいで好感が持てる
観光地にあるスターバックス。
石畳の美しい歴史ある街並みに融合した
木造建築の店舗です。

伊勢独特の切妻屋根、入母屋屋根、
妻入り様式の木造家屋が多い「おはらい町」







美味しい香りがあちらこちらから漂うので、
ふらりと店に入ってしまうのです。







天照大御神が隠れ住まわれたと伝えられる
伝説の洞窟が志摩市にありますが、
「天の岩戸」と関係があるのかしら?
バスに乗る前に甘酒を一杯。







午前11時、参拝客も増えてきました。
今回は9時半頃の参拝でしたが、
私としては早い時間の参拝で、
清らかな空気の中での参拝は格別でした。







集合時間は、11時10分、にっぽん丸へ戻ります。

三重県伊勢市

2022.12.5


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にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ 伊勢神宮(内宮)

2023-03-27 17:26:19 | 2022 にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ



「伊勢神宮内宮行きバス」に乗車し、
約30分程の移動で到着しました。
車内で配布された地図を片手に自由行動です。

皇室のご祖神の天照大神をお祀りする
我が国で最も尊いお宮である皇大神宮(内宮)。

五十鈴川の川上に千古の森に囲まれて、
2000年の時を超えて古代のたたずまいを
今日に伝えています。(資料より)







五十鈴川に架けられた木造の宇治橋は、
神宮の表玄関になり、神苑へとつながります。

五十鈴川の清流で参拝する前に心身を清め、
身も心もリフレッシュしてからお参りを。

神苑の玉砂利を響かせながら参道を進みます。







御正宮

社殿の中心の正殿は五重の垣根に囲まれています。
石段より上は撮影禁止です。
何度か参拝しているものの写真がないので、
この先がどうなっていたのか忘れていました。







御正宮は、感謝をするのみになり、
個人的なお願いをするべく、
荒祭宮に向かいます。







御稲御倉(みしねのみくら)

内宮の所管社のひとつで、神宮神田で収穫し、
三節祭でお供えされる御稲が奉納されます。
建物の規模は小さいものの、
神明造の特徴をうかがうことができます。







別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)

天照大御神の「荒御魂」をお祀りする内宮第一の別宮。
「荒御魂」とは、神の特別な働きをする状態、
または神が現れた状態といわれています。
正宮に次ぐ大きさの殿舎です。







神楽殿

御祈祷のお神楽を行う御殿。
お札やお守りはここで受けられます。







「一生に一度は・・・」と
多くの人々がお参りされてきた伊勢神宮。

外宮から参拝するのが習わしですが、
今回は内宮のみですが、下宮と内宮、二見浦を
訪ねるオプショナルツアーがありました。

三重県伊勢市宇治館町1

2022.12.5


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にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ 鳥羽港沖より通船にて

2023-03-26 01:17:25 | 2022 にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ



寄港地に上陸するには船が港に着岸するか、
大きさなどの関係で着岸が難しい場合は、
近い沖合いに留まって小型ボートで
渡るという2つの方法があります。







この小型ボートが通船、にっぽん丸では
救命艇を普段はこの通船として利用しています。
通船に乗っている時間は10分程度です。
定員に達すると、次発以降の通船になります。







乗下船には必ず複数の乗り組み員が
サポートしてくださるので安心、
そして、手を振って見送ってくださいます。







ボートから見上げるにっぽん丸の姿に
うっとりとしてしまいます。
およそ1時間に1〜3本くらいで運航している通船、
自由行動の場合、帰りの便は決めておくのが吉。







通船発着岸壁は『ミキモト真珠島』でした。
出かける際には乗船証は必ず携帯するのですが、
再入場(帰船)する際に乗船証を提示すると
真珠島入場料はかかりません。

2022.12.5


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にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ 朝食

2023-03-25 00:42:28 | 2022 にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ



鳥羽港入港は、午前8時半。
早朝から通船運行準備のためにスタッフは、
大忙しであったと思いますが、
私はぐっすりと眠っておりました。







メインダイニング「瑞穂」では、
和食膳と洋食ビュッフェとなります。
毎回メニューは異なってはいるのですが、
煮物中心のパターンに飽きてもいます。







ビュッフェも利用できるので、
大好きなフルーツをいただいて
気分を上昇させています。







にっぽん丸で鳥羽港を利用するのは2度目です。
思い出深い出港シーン、今回も体験できるかしら?







本日はオプショナルツアーに参加、
ゆったりと過ごしている時間はありません。
さて、出かけることにしましょう。

2022.12.5


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にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ ディナーの後は・・・

2023-03-24 00:45:02 | 2022 にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ



ディナーの後は、ショータイムですが、
時間があるので船内を散策しておきましょう。
入港歓迎セレモニーでいただいた
プレートにも童謡証城寺の狸囃子です。

人口減少時代でありながら木更津市は人口増加、
地価上昇率も高くなっているようです。
アクアラインの利用料の値下げ、
テレワークの増加なども後押ししています。







明日は鳥羽港に入港します。
鳥羽といえば、美味しい魚介類。







伊勢海老に鮑、鯛、食べたいですね。







オプショナルツアーは3本、事前申し込みで
空きがあれば乗船後でも申し込みは可能ですが、
今回は2本が満席になっていました。

団体ツアーの「和田金」のすき焼きも
興味がありましたが、再興中止。







ハウスバンドのショーは、70年代を中心とした
日本の歌謡曲やニューミュージックの60分。
ボーカルの声、好きです。
そして、ナイトスナックの会場へ。







鮭茶漬けをいただきます。
出汁が
満腹なのにサラサラと胃の中へ。

健康診断が終わっていて良かったぁ。







お茶漬け以外は、ビュッフェ式。
こちらはツレの分です。

2022.12.4


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WBC侍ジャパン世界一!

2023-03-23 01:56:20 | 埼玉西武ライオンズ

劇的勝利の2連戦、全勝での世界一、
侍ジャパンの勝利に日本中が歓喜していますが、
アマノジャクである私、どこか冷めています。
選手の満面の笑みは、嬉しいのですが・・・。

イースタンリーグは開幕していますし、
シーズン開幕ももうすぐ、
WBCのようなプレーは見られなくても
野球は面白い、まるで人生の縮図のようです。

日本野球の素晴らしさを海外にアピールもでき、
侍ジャパンの貢献度ははかり知れない、
これからの成長も楽しみにしたいと思います。


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にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ 初日のディナー

2023-03-22 00:41:25 | 2022 にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズ



19時半、ディナータイムとなり、
2階のメインダイニング『瑞穂』へ。
水分摂取は充分したのに
何をいただこうかしらと思うのです。







船中八策 純米酒 880円

明治新政府のあり方について、
坂本龍馬が船中にて考えた策に由来する
最も土佐酒らしい辛口とか。
これからいただく和食にピッタリ。







前菜

バイ貝角煮 よだれ鶏 里芋田楽
紅ずわい蟹の蟹味噌豆腐

地味目な食材もキンギョソウが添えられて
華やかな雰囲気になりましたね。







あらごしみかん 990円

フルーティでおいしい温州みかんを使ったお酒、
奈良県の蔵元が造るデザート感覚でも
楽しめる果実酒で、プールサイドで飲みたいです。







蕪の鶏肉鋳込み

蕪に鶏肉を詰めて煮る鋳込み料理。
三つ葉や柚子をアクセントに
肉の旨味がぎっしりとつまって、
蕪の良さが倍増するようです。







かんぱち 本鮪のお造り

とろけます。







太刀魚利休焼き

安土桃山時代の千利休が胡麻を使った料理を
好んでいたことから名づけられたという利休焼き。
太刀魚ではないものが良かったですが、
焼き魚にアプリコットを添える、マネします。







豚バラ肉の焼酎蒸し 黒酢餡

豚バラと白菜の相性抜群と改めて思います。
野菜の一つ一つも丁寧に下ごしらえ、
きちんといただかなくてはと思います。







菊芋とひじきの炊き込みご飯 香の物
なめこと豆腐の赤出汁仕立て

多くの効果・効能があるという菊芋、
話題のスーパーフードを
炊き込みご飯にするとは流石。
腸内環境を整えて元気になりましょう。







苺大福 柿と蜜柑のデザート

今宵も堪能させていただきました。

2022.12.4


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世界遺産 石見銀山遺跡とその文化的景観

2023-03-21 00:39:17 | 訪問した世界遺産



自然との共生で栄えたアジア初の産業遺産として
ユネスコの世界遺産に認定された石見銀山は、
島根県のほぼ中央にあり、
その面積は529.17 ha。

石見銀山の開発は、1527年に本格的に始められ、
日本のシルバーラッシュが実現。
フランシスコ・ザビエルは、日本を「銀の島」と紹介。
世界も認める産銀国に成長していきました。







鉱山を地中深く掘るには、高度な知識と技術が不可欠で、
多岐にわたる学問と優れた技術が開発を支え、
17世紀には、世界の算出銀の3分の1を占めましたが、
17世紀後半には産出量が激減、1923年に閉山。







かつて鉱山町は、柵で囲まれて、
出入りする人や物質を管理していました。

銀の生産活動、生活や流通、信仰にまつわる
遺跡や遺物が、完全な形で残されており、
「間歩」と呼ばれる坑道もその一つ。







羅漢寺五百羅漢は、
銀山で亡くなった人を供養するため、
岩盤斜面の3つの石窟に
羅漢像を安置しています。







石見銀山に隣接する大森地区、川沿いの谷間に連なる
全長2.8㎞の街並みは、代官所、武家屋敷、町家、
社寺が混在、重要伝統的建造物群保存地区でもあり、
江戸の名残をとどめています。

世界文化遺産 2007年登録

日本

訪問日 2009.5.3
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日本100名城 根城

2023-03-20 00:12:30 | 日本100名城



甲斐から陸奥に移り住んだ八戸南部氏が、
南北朝時代から戦国末期まで本拠とした根城。

写真は接客や儀式の場として使用されていた
復元された主殿です。

石垣や櫓、天守閣が発達する前の城の形を再現、
戦国前期の城の様子がよく分かります。







南部家の当主やその家族が住んでいた
根城の中で最も重要な本丸跡です。







大河ドラマのセットの中にでも紛れ込んでしまったような…

この日は正月十一日、年男が任命される日です。
南部家中の重臣の居並ぶ中、年男が当主から
お茶をいただくところが再現されています。

鎧武者が年男、お茶を差し向けているのが
八戸南部氏の18代当主 南部政栄公。







祈祷之間は、合戦前に加持祈祷を行った場所です。
築城から一度も落城しなかった根城。







東北地方や北海道南部の城館では
竪穴式の建物跡がよく見られるとか、
寒冷地ならではしょう。
食糧庫などに使われていたようです。







発掘調査の結果、南部氏により築かれた建物跡が
約400棟発見され、このうちの安土桃山時代に
相当する建物跡に基づき復元されました。
こちらは、鍛冶工房の復元です。







これらの調度品を目にして、
城を見学している実感が湧いてきました。







主な遺構は、本丸・中館・捨て廓などの曲輪、
堀、土塁などです。

別名:ー
種別:平城
築城年:1334年
天守構造:ー
築城者:南部師行

青森県八戸市大字根城字根城47

2016.5.6
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世界遺産 ヴィリニュス歴史地区<リトアニア>

2023-03-19 19:57:04 | 訪問した世界遺産



13世紀に成立したリトアニア大公国は、
14世紀末にポーランドと連合国を樹立して
国力を高めていきました。

1323年、ヴィリニュスが首都と定められ、
16世紀には繁栄の頂点を迎えましたが、
18世紀にロシアに併合されて以降、
ナチス・ドイツからも侵略されたり、
1990年に独立するまで大国に翻弄され続けました。







18世紀に新古典主義で再建された大聖堂が建つ
カテドゥロス広場を中心に広がったヴィリニュス。

複雑な歴史を物語る街には、カトリック、ロシア正教、
プロテスタント、ユダヤ教、イスラム教など
多彩な宗教施設が残る街です。







多くの聖堂はバロック様式で
「バロックの街」の印象の強い街です。

世界文化遺産 1994年登録 

リトアニア

訪問日 2016.9.21

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世界遺産 日光の社寺

2023-03-18 01:34:54 | 訪問した世界遺産



日光は古くから神仏習合の聖地で霊場、
開山は奈良時代後期の766年、
勝道上人によります。

江戸時代には初代将軍徳川家康を祀る
東照宮が建てられ、代々の将軍や全国の藩主による
参拝など江戸幕府の幕藩体制を支える
重要な役割を果たしました。







世界遺産における「日光の社寺」とは、
日光山内にある東照宮、二荒山神社、輪王寺の
二社一寺の建造物群および、これらの建造物群を
取り巻く自然環境をいい、面積は約51万㎡。







東日本最大の木造建造物である輪王寺本堂の三仏堂は、
東照宮の威光を妨げないようにと家光の意向で、
簡素に建てられた三代将軍家光の霊廟ですが、
目立たない部分に技巧が凝らされています。







日光山内最古の建造物である二荒山神社の本堂は、
八棟造りと呼ばれる建築様式です。
朱塗りの神橋をはじめ23棟の建造物が
世界遺産に登録されています。

栃木県日光市山内

世界文化遺産 1999年登録 

日本

訪問日 2018.11.17他

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世界遺産 アウシュヴィッツとビルケナウナチス ドイツの強制絶滅収容所<ポーランド>

2023-03-17 23:52:40 | 訪問した世界遺産



アウシュヴィッツとビルケナウの両強制収容所は、
人類の狂気と悲劇の象徴として
永久に伝えられるべき負の遺産です。







第二次世界大戦中、ナチス・ドイツが国家を挙げて推進した
人種差別による絶滅政策(ホロコースト)および強制労働により、
最大級の犠牲者を出した強制収容所が建設されました。

高さ4mの有刺鉄線が2重に張り巡らされ、
6000ボルトの高圧電流が流されていた収容所には、
収容棟、銃殺場、絞首台、ガス室、
焼却場などがありました。







収容されたのは、ユダヤ人、政治犯、ロマ・シンティ、
精神障害者、身体障害者、同性愛者など出身国は28に及び、
90%がユダヤ人であったといわれます。

ドイツ統治下の各地より貨車などで運ばれてきた
被収容者は、貨車駅で降ろされ、
「収容理由」などの情報をもとに「労働者」
「人体実験の検体」「価値なし」などに分けられたのです。







労働力確保の一方で、労働に適さない女性・子ども・老人など
価値なしと判断された被収容者はガス室などで処分。

「労働者」も劣悪な食料事情や蔓延する伝染病などにより
命を脅かされ、絶望のあまり自ら高圧電流が流れる
鉄条網に触れて自殺する人もいたそうです。







多くの被収容者がこの壁の前で銃殺刑に処された「死の壁」、
90cm×90cmの狭いスペースに人を押し込む「立ち牢」、
一切の水・食料を与えない「飢餓牢」があります。

その場に立つと吐き気に襲われた
気が狂いそうになる施設が残されています。







訪問した当時は、登録名称は「アウシュヴィッツ強制収容所」、
「ポーランド人が作ったかのような印象を与える」として
ポーランド政府は登録名称の変更を要請し、
ユネスコ世界遺産委員会は2007年6月27日に変更しています。







広大な敷地に300余りの施設が建設されています。
1993年の映画『シンドラーのリスト』には、
ユダヤ人を虐殺するシーンが克明に描かれています。

内部での撮影が許可されたものの、犠牲者の敬意から
門の外側にセットを組んで撮影が行われたとか。
そのシーンがまざまざと蘇り、
最後まで涙で目が曇ったままでした。

世界文化遺産 1979年登録

ポーランド

訪問日 2002.9.23

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