山手線では1971年に開業した西日暮里駅以来の
新駅設置となった「高輪ゲートウェイ駅」が、
2020年3月14日に暫定開業しました。
ホーム床面には、木目のタイルが敷き詰められています。
駅舎全体で共通するデザインのテーマは「和」。
デザインを担当した建築家の隈研吾さんの
コンセプトに基づくものなのだそうです。
田町駅から約1.3 km、品川駅から約0.9 km付近の
位置に建設された高輪ゲートウェイ駅。
本開業は2024年が予定されており、
周辺も未だ工事が進んでいる状態です。
JR東日本は、新しい技術を導入する
ショールーム的存在としても位置付けています。
屋根は光は透過させつつ熱は遮断する
和紙のように見える膜材を使用しています。
折り紙をモチーフとした大屋根は、
昼は日射を取り込み、
夜は行燈のような光を映すとか。
木材や木目をふんだんに使ったデザインで、
日本らしいテイストが感じられる工夫が
随所に採り入れられています。
インフォメーションロボのようですね。
駅舎内では、2種類の2ロボットが導入されています。
自律移動タイプでは、警備ロボット、清掃ロボット、
移動案内ロボット、移動案内広告ロボット、
移動支援ロボットが活躍しています。
(稼働していない時もあるようです)
トイレの床も木目、今は利用者も多くはなく
とてもキレイですが・・・。
個室の数に対して手洗い器が少なく、
化粧直しをする場所などは今後増設するのかしら?
トイレの姿見には「サイネージミラー」が採用、
季節感の演出、多言語での案内などが
できる仕掛けになっているようです。
無人コンビニエンスストアも開設されています。
ICカードタッチ部が内向きに50度傾いた
新型のQRコードを使った自動改札機が2台設置、
実験を終える9月末に撤去される予定とか。
撮っておかないと
高輪ゲートウェイ駅の看板は「明朝体」、
JR東日本の駅看板の多くに使われるゴシック体と比べ、
見にくいと指摘する人も少なくないそうですよ。
東京都港区港南2-1-220
2020.9.26