石段の山腹に旅館がひな壇上に並び、
独特の湯の街情緒を漂わせる伊香保温泉。
古来、文人墨客の訪れが多い街です。
伊香保温泉ゆかりの明治の文豪、
徳富蘆花の命日である蘆花祭(9月18日)と
石段の頂上に鎮座する伊香保神社の例大祭を総じて
『伊香保まつり』として親しまれてきました。
マンホールの蓋は、峠道において
自動車を高速で走行させることを目的とする
走り屋の若者たちを描いた『頭文字D』
伊香保温泉は西暦600年前後の榛名山二ツ岳の
噴火で温泉の湧出が始まったとされています。
伊香保温泉のシンボルが365段の石段街と
石段街を登りつめた場所に鎮座する伊香保神社。
群馬屈指のパワースポットといわれ、
子宝祈願や安産、縁結びのご利益でも
知られている伊香保神社に参拝。
伊香保神社の境内では、
祭の準備が整っているようです。
この樽みこしは、主に酒樽と4本の丸太棒を使い、
「若連」と呼ばれる町内の20~30代の男性を
中心とした組織により毎年手作りされるそうです。
ただ登るだけでも骨が折れそうな石段を
19日・20日は、伊香保まつりの特徴である
樽みこしが急な石段街をもみ合いながら登り、
時には石段を転げ落ちるなど迫力があるそうです。
初秋の伊香保温泉に色を添える3日間、
そうとは知らずに来てしまい、
驚いてしまったまるみです。
群馬県渋川市伊香保町伊香保
2023.9.18
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