松本清張生誕100年記念作品として上映されたのは2009年。
「砂の器」「点と線」に並び称される
不朽の名作「ゼロの焦点」の映画化でした。
<犯人当て><動機の推理><衝撃の結末>…
推理小説の醍醐味がすべて詰め込まれたミステリィ。
あなたは愛する人のすべてを知っていますか?
お見合い結婚をして7日後、夫(西島秀俊)が失跡。
夫の足跡をたどって北陸・金沢へと旅立つ妻(広末涼子)が、
出会った2人の女性(中谷美紀、木村多江)と3人の女性の運命が、
事件がもとで複雑に絡み合っていきます。
夫の失跡と時を同じくして起こった連続殺人事件。
その被害者はすべて夫に関わりのある人間だったのです。
すべての謎が明らかになるとき、衝撃の真相が待ち受けていました。
生まれ変わるための嘘と生き残るための秘密。
物語の舞台は昭和30年代、戦後から新時代への転換期。
女性が一人で生きていくには厳しい時代だったはずです。
サスペンスか人間ドラマか社会派ドラマか、
この映画の焦点がボヤケてしまっているのが残念でしたが、
中谷美紀、木村多江の演技は印象に残るものでした。
そして、日本海の風景も。
T・ジョイ大泉
2009.11.26
「砂の器」「点と線」に並び称される
不朽の名作「ゼロの焦点」の映画化でした。
<犯人当て><動機の推理><衝撃の結末>…
推理小説の醍醐味がすべて詰め込まれたミステリィ。
あなたは愛する人のすべてを知っていますか?
お見合い結婚をして7日後、夫(西島秀俊)が失跡。
夫の足跡をたどって北陸・金沢へと旅立つ妻(広末涼子)が、
出会った2人の女性(中谷美紀、木村多江)と3人の女性の運命が、
事件がもとで複雑に絡み合っていきます。
夫の失跡と時を同じくして起こった連続殺人事件。
その被害者はすべて夫に関わりのある人間だったのです。
すべての謎が明らかになるとき、衝撃の真相が待ち受けていました。
生まれ変わるための嘘と生き残るための秘密。
物語の舞台は昭和30年代、戦後から新時代への転換期。
女性が一人で生きていくには厳しい時代だったはずです。
サスペンスか人間ドラマか社会派ドラマか、
この映画の焦点がボヤケてしまっているのが残念でしたが、
中谷美紀、木村多江の演技は印象に残るものでした。
そして、日本海の風景も。
T・ジョイ大泉
2009.11.26