まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

4つのフェリーでつなぐ旅 「うの家」

2024-01-20 19:13:40 | お出かけ 近畿



2012年1月、守山宿・町家「うの家(け)」がオープン。
江戸時代末期から明治初期に建てられた主屋、
造り酒屋の趣を残す町家などを改修、
市民交流・活動の場を整備されています。







宇野宗佑氏と森口華弘氏の展示室、
会議や教室ギャラリー等の多目的で
利用できる貸室スペース、
イベントができる南庭などがあります。







第75代内閣総理大臣、宇野宗佑氏の生家です。
女性スキャンダルで短命に終わった内閣でしたが、
調べていくと宇野内閣が続いていれば、
もしかすると自民党が変わっていたかも

大化けするかもしれない内閣であったようです。







日本の染織家で友禅染めの森口華弘氏(1909-2008)
重要無形文化財保持者(人間国宝)、
蒔糊技法を用いた
友禅染め作品で知られています。







守山名誉市民である両者の生い立ちや功績を
年表や写真などで知ることが出来ます。
町家特有の美しく力強い梁組や当時の生活を
伝えるものが館内随所にあり堪能できます。







中庭を望める近江牛レストラン「咲蔵」と
町家の雰囲気がお洒落なこだわり
カフェ「cafe de Boku」も併設。

カフェに行く時間がなかったので、
次回は個人旅行で行きたいと思います。

滋賀県守山市守山1-10-2

2023.7.5


にほんブログ村 旅行ブログ 船旅へにほんブログ村
コメント

4つのフェリーでつなぐ旅 「うの家」咲蔵でのランチ

2024-01-19 23:32:52 | お出かけ 近畿



車窓から日本一の大きさを誇る琵琶湖の
眺望を楽しみ、昼食会場となる「うの家」へ。
雨が降り出したのでバスは店の前で停車し、
順次店の中へと入っていきます。







近江牛のすき焼きをいただきます。
1週間のツアーの中で一番豪華で
美味しい食事でした。







滋賀県を代表するブランド牛の近江牛は、
きめ細かい肉質で柔らかく美味しい牛肉です。







すき焼きには、近江八幡周辺の特産赤こんにゃく。
見た目はレバーのようではありますが、
辛めのこんにゃくで、「三二酸化鉄」で着色、
織田信長が関連する名産品です。







中山道守山宿・町家にあるうの家の中にあり、
落ち着いた雰囲気の部屋で同じテーブルになった
人生の先輩ご夫婦とご一緒に和やかに
楽しく食事を楽しみました。







デザートをいただいたら店の中も見学しましょう。
こちら「うの家」は、元内閣総理大臣
宇野宗佑氏が生まれ育った家でした。

滋賀県守山市守山1-10-2

2023.7.5


にほんブログ村 旅行ブログ 船旅へにほんブログ村
コメント

4つのフェリーでつなぐ旅 延命長寿・縁結び・厄除 お多賀さん

2024-01-18 23:43:56 | お出かけ 近畿



古くから「お多賀さん」の名で
親しまれる滋賀県第一の大社です。

ご祭神は、伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)、
伊勢神宮の神様・天照大神のご両親です。







多賀大社には摂末社がたくさんあり、
全て参拝するには時間が必要になります。







風格ある豪華な檜皮葺造りの社殿です。
延命長寿・縁結び・厄除の神様として有名で、
武田信玄、豊臣秀吉など
数々のご社伝が伝えられています。







寿命石

平安時代に東大寺の再建を命ぜられた
俊乗坊重源(当時61歳)は、多賀大社に参拝、
二十年の寿命を授かったとか。

寿命石はその由緒を伝える石として
延命を祈願する人が絶えないそうです。







多賀大社の神紋の一つ「虫くい折れ柏紋」には、
寿命石の伝承が由来であるとか。







中世から近世にかけて伊勢神宮・熊野三山と
ともに庶民の参詣で賑わったそうです。
「お伊勢参らばお多賀へ参れ
お伊勢お多賀の子でござる」との俗謡も。







太鼓橋の奥にもしゃもじが見えますが、
お守りとしてしゃもじを授ける
「お多賀杓子」という慣わしがあります。

これは「お玉杓子」や「オタマジャクシ」の
名の由来とされています。







太閤秀吉が米一万石を奉納、
母・大政所の病気平癒を祈りました。

境内正面の石造りの「太閤橋」の雅名でも
呼ばれる石の太鼓橋や奥書院庭園は、
その奉納によって造られたと伝えられています。







春の枝垂れ桜、秋の紅葉、
四季を彩る境内の自然も美しく、
年間170万人に近い参拝者を数えます。
滋賀県屈指のパワースポットだそうです。

滋賀県犬上郡多賀町多賀604

2023.7.5


にほんブログ村 旅行ブログ 船旅へにほんブログ村
コメント

京都のお土産

2023-03-05 01:23:39 | お出かけ 近畿



全観光、全食事付き、購入する時間もなく、
全国旅行支援のクーポンを利用するのも大変。

拝観したお寺に出ていたお店で、
八つ橋やちりめん山椒を購入しましたが、
紙クーポンが8000円分残っています。

ショッピングできる時間はおよそ30分。
京都駅にある伊勢丹で抹茶と茶筅、
クリスマスカードを購入し、
クーポンを使い切り、タイムオーバー。

久し振りにお茶を点てようと茶道具、
学生時代に購入した表千家の本、
断捨離の対象にならずに保管していたものが、
日の目を見ることとなりました。

それにしても京都のデパ地下のお茶屋さんの
抹茶の種類が豊富なのに驚きました。
コメント

紅葉の中を走る

2023-03-04 01:27:24 | お出かけ 近畿



紅葉に染まる山を抜けて走る京都の路線バス、 
個人旅行の強い味方になってくれます。
寺社の庭園や公園の紅葉にウットリしますが、
こうして自然の紅葉のトンネルも良いでしょう。

美しき紅葉の京都を効率的に楽しもうと
「担当者とっておきの9つの京都紅葉」という
ベテランのバスガイドさんの貴重なお話も聞き、
19人のツアーでの紅葉の名所を巡りました。

京都市内の寺社数は2000超もあるとか。
ライトアップなどにも力を入れ、
幻想的で雅な世界へと誘ってくれる寺社も多く、
どこへ行くのが良いのやらと迷うものです。

紅葉の見頃は気象状況により変動するので、
出発日の設定も迷いますが、今回のツアーは1日限り。
天候にも恵まれ、全国旅行支援の恩恵もあり、
ちょっと贅沢な京都への旅ができました。





コメント

額縁庭園を眺めながら一服 宝泉院

2023-03-02 17:10:44 | お出かけ 近畿



天台宗の寺院である宝泉院は、
大原寺勝林院の塔頭、本尊は阿弥陀如来。
天台宗の三門跡寺院の1つである
三千院の参道奥にあります。







鶴亀庭園

玄関の左側にある江戸時代中期に作られた庭園。
池と蓬萊山を象った亀石が配置されており、
樹齢300年の沙羅双樹が植えてあります。







盤桓園(ばんかんえん)

「立ち去りがたい」という意味を持ち、
書院の柱や鴨居を額に見立てて鑑賞することから
「額縁庭園」という名でも親しまれています。

樹齢約700年の「五葉の松」は庭園の南側に生息。
樹高は11m、枝張りは南北11.5m、東西14m、
樹冠はほぼ扇形、京都市の天然記念物。







拝観客は、盤桓園・五葉の松の見える座敷に通され、
境内入口で渡されたお抹茶券と交換に一服の
抹茶と茶菓子を供されるという贅沢なひと時を。







抹茶・菓子付きで拝観料は800円。
毎年4月下旬 〜 5月上旬と11月 〜 12月上旬の
紅葉シーズンにライトアップを実施されますが、
ライトアップ時は拝観のみだとか。







四季折々、晴雨、時刻によっても自然は
様々な表情をあらわしますが、
秋は、色鮮やかな紅葉が楽しめます。







囲炉裏の部屋

周りに珍しい陶板をあしらった炉のある部屋。
静かな語らいの場として親しまれています。
自然の山を活かした庭を背景に、
滝の流れる水音に癒される空間です。







宝楽園

2005年3月に南側の低地に新しく誕生した庭。
心の内なる広大な仏、神の世界を岩組、
樹花、白砂等をもって表わし、
美しく宝の如くそのままそこにある
楽園の境を創作したものです。







平安末期に僧坊として建てられたのが始まりの
宝泉院は、額縁庭園と格子越しに鑑賞する
鶴亀庭園は名庭として知られており、
宝楽園の散策と3つの庭園を愉しめます。







庭園のほか、伏見城の遺構である血天井も。

関ヶ原の戦いの前哨戦となった伏見城の戦いの際に
徳川氏家臣鳥居元忠以下数百名が自刃した
伏見城の床板であり、その霊を供養するため
天井板としているものですが、
現在の大河ドラマで描かれるのでしょうか

京都府京都市左京区大原勝林院町187

2022.11.19

コメント

名刹が点在する大原

2023-03-01 08:55:14 | お出かけ 近畿



平安時代、極楽浄土に憧れ、
都を離れて安息の地を求めたという山里。
平家物語詩歌にも詠まれた
清浄さが今も残るような大原。







フリータイムを有効に利用するべく
速足で歩くも時折足を止めては
シャッターを切ります。







茶店や土産物にも目をくれず、
見頃を迎えた趣も深い紅葉にも気もそぞろ、
時間は限られています。







一度は行きたい大原の名所である三千院。
重要文化財の往生極楽院、本殿の宸殿など
見どころは豊富ですが、今日はパス。







西海に沈んだ平家一門の菩提を弔いながら
侘住まいをした平清盛の娘・建礼門院の
秘話で名高い寂光院は離れているので
諦めもつくというものです。







実光院、勝林院などもありますが、
宝泉院一本に絞ります。
(この記事は明日)







今回の紅葉ツアーで一番色づいていたのが大原。
京都駅からはバスで1時間以上はかかりますが、
のどかな田園風景に心も和み、
まったりと1日を過ごしたいところです。







深い木立に包まれて高い石垣の上に建つ三千院。
新緑の頃に訪れたことがありますが、
紅葉も見ごろであるようなのに残念でした。
さあ、駐車場まで急ぎましょう。

京都市左京区大原来迎院町

2022.11.19

コメント

世界遺産 比叡山延暦寺 西塔

2023-02-23 01:30:31 | お出かけ 近畿



標高848mの比叡山上に788年開創の古刹、
最澄が開いた天台宗の総本社である延暦寺。
山内は東塔、西塔、横川の三塔十六谷からなり、
数百の堂や伽藍が点在しています。







聖徳太子ゆかりの「椿堂」
太子の千四百年御遠忌を期に、初めて
堂内とご本尊・千手観世音菩薩像を特別公開。







その存在感はあまりにも大きいものでしたが、
本尊の千手観世音菩薩像の高さは約85センチとか。

堂の近くには椿の木があります。







聖徳太子が比叡山に登られた時に使った
椿の杖が地に挿されたまま残され、
やがて芽を出し大きく育ったという
伝説に由来する椿堂。







椿堂は太子の命日とされる2月22日に営む法要、
僧侶が90日間、堂内に籠もって座禅に
集中する修行「常坐三昧」の場として使われ、
これまで非公開であった椿堂。
貴重な機会を得ることができました。







比叡山は日本仏教の母山とも称され、
法然上人、親鸞聖人、良忍上人、一遍上人、
真盛上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮聖人など
日本仏教の各宗の祖師がここで学び、
あるいはこちらで出家得度しています。







釈迦堂

転法輪堂とも呼ばれる西塔の中心となる
山内最古の建立である建物。
三井寺の園城寺の金堂でしたが、秀吉が1595年に
西塔に移築、 国重要文化財に指定されています。







比叡山の山内にある1700ヘクタールの延暦寺。
一日かけて見学し、清澄な空気にふれた
思い出もありますが、
今回のツアーでは西塔地域のみです。







同じ形をしたお堂が廊下によって繋がるにない堂。
修行のお堂で、内部は非公開です。
弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担ったとの
言い伝えから、にない堂とも呼ばれています。
国重要文化財に指定されています。

滋賀県大津市坂本本町4220

2022.11.19

コメント

北野天満宮史跡 御土居のもみじ苑公開

2023-02-16 00:30:04 | お出かけ 近畿



御土居(おどい)とは、豊臣秀吉公が1591年に
京都の周囲に境界と水防の為に築いた土塁。
この歴史的遺構と紅葉が織り成す絶景を
10月29日~12月4日まで公開していました。







入苑料(茶菓子付き)
 大人 1,000円・小人 500円







お菓子とお茶を味わいながら紅葉も
楽しむという至福の時を味わいました。







中には樹齢が300年から400年という
名木もあるそうです。







秋には真っ赤に染まるもみじ苑、
初夏の青もみじの清々しい美しさも格別とか。







紅葉ライトアップ人気が年々高まり、
趣向を凝らしているようですが、
ここもみじ苑もライトアップをしています。
ライトアップも見てみたいですね。







かつて紙漉き場であった紙屋川の
水面は鮮やかな紅葉を映します。
青々とした新緑の頃も生命力にあふれ、
水面を青く染めることでしょう。







秀吉公が築いた御土居に沿った小路には
約350本の紅葉が色づきます。
中でも紙屋川に架かる鶯橋付近が絶景。
一番人気のフォトスポット。







冴えわたる緑の竹林と紅葉のコラボレーション、
シャッターポイントがここかしこに。

京都府京都市上京区馬喰町

2022.11.18

コメント

学問の神様・菅原道真を祀る豪壮な古社 北野天満宮

2023-02-15 00:11:22 | お出かけ 近畿



学問の神様である菅原道真公を祀り
「天神さん」と親しまれている北野天満宮は、
全国天満宮・天神社約12,000社の総本社。







中門をくぐると、桃山建築の檜皮葺の
重厚な本殿・拝殿があります。

菅原道真公ゆかりの梅が1500本植えられており、
見頃を迎える2月中旬~3月下旬には、
境内一円に梅の香りに包まれることでしょう。







国宝の御本殿は、いくつもの屋根が重なり合う
八棟造という特色ある建築様式。
拝殿欄間には境内で唯一
立った牛の姿が刻まれています。







梅だけではなく、紅葉の名所としても名高く、
梅苑・もみじ苑は、料金が必要になります。
毎月25日の天神市は、骨董品やアンティークの着物、
京都らしいお菓子なども並び、賑わうそうです。







北野天満宮の花手水も美しいです。

古くより頭や体(胴)を撫でると
ご利益を授かるという「撫で牛信仰」も伝わります。

京都府京都市上京区馬喰町

2022.11.18

コメント

国宝の石水院から眺める紅葉は格別 高山寺

2023-02-14 00:42:55 | お出かけ 近畿



鎌倉初期の優美な建築で知られる
国宝の石水院をとりまくように色づく
高山寺の紅葉に皆、うっとりと
時を止めてしまいたくなるでしょう。







明恵上人の唯一の遺構である石水院。
上人が後鳥羽上皇より学問所として賜った建物。
鎌倉初期の寝殿造の面影を残す建造物、
国宝に指定されています。







明恵上人が敬愛した善財童子像が置かれています。
ご覧になったかたも多いのでは?







境内が国の史跡に指定、「古都京都の文化財」として
世界遺産に登録されている古刹である
高山寺の創建は奈良時代の774年と伝えられます。







京都市街北西の山中に位置する栂尾は、
高雄・槇尾とともに三尾と呼ばれ、
ともに紅葉の名所として知られますが、
三尾のうち一番上流に位置するのが高山寺です。







高山寺中興開祖である明恵上人は、
華厳宗興隆を実践し、その徳行は
皇族・公卿・武士の要人及び民衆など
多くの人々の信仰を集めたのです。

動物を擬人化した有名な
「鳥獣人物戯画絵巻」の模写を展示しています。







開山堂

明恵上人は禅堂院で晩年を過ごし、入寂。
明恵上人坐像が安置され、御影堂信仰が成立。
建物は室町時代末に焼失しましたが、
江戸時代にこの開山堂が再建されました。







日本最古の茶園としても知られる高山寺。
明恵上人は、栄西禅師から中国より持ち帰った
茶種を贈られ、栂尾の山内で栽培。
この茶が宇治へと移植されたのが宇治茶の起こり。







金堂

室町時代に焼失した金堂を1634年に
仁和寺古御堂を移築したものと伝わります。
釈迦如来像を本尊としています。







閑静な佇まいの山寺がにわかに華やぐ
紅葉の季節に訪れることができ、
貴重な時間を過ごすことができました。

京都府京都市右京区梅ケ畑町2

2022.11.18

コメント

紅葉を横目に川床料理の昼食 高雄・もみぢ家

2023-02-13 00:15:29 | お出かけ 近畿



納涼床・川床

京都や大阪の夏の風物詩の一つである。
料理店や茶屋が川の上や、屋外で川のよく見える
位置に座敷を作り、料理を提供する。

Wikipediaより







清滝川に架かる専用の吊り橋を渡たり、
「もみぢ家」の川床へと向かいます。

5月ごろから9月ごろまで、京都の鴨川、貴船、
高雄、鷹峯などで楽しむことができるそうですが、
京都市内より気温が3~5度低い高雄、
紅葉も進んでいるのに大丈夫なのか心配でした。







冷え性で超がつくほど寒がりなまるみは、
防寒対策をして川床での食事に臨みました。

高尾の川床は、清滝川に張り出すように一段高い
位置にたてられた床で屋根が有るのが特徴とか。
期間は昼 5月初旬から11月末まで、
夜 6月1日~9月末頃まで利用できるそうです。







紅葉を横目に風情にあふれた専用の川床で
京料理の昼食をいただきます。







色とりどりに飾られ、盛り付けられた
旬の味覚を目でも楽しみながら味わいます。

う~ん、寒い







何が美味しかったかといえば、この湯豆腐。
なめらかでとろける豆腐が身に沁みて、
心もカラダも温まっていくのでした。
やはり、京都のお豆腐は美味しいです。







100年近く続く旅館の「もみぢ家」は、
高雄の観光の宿に良さそうです。







京都・高雄の紅葉狩りは古くは江戸時代より
始まっていたと伝えられているとか。

高雄のもみじは、イロハ楓、別名「高雄もみじ」
特徴は葉が小さく7つに分かれており、
秋になると色鮮やかに紅葉します。







京都鴨川では「ゆか」、貴船、高雄では
「かわどこ」と読むのが一般的だそうです。
紅葉を見ながら川床料理をいただいた
貴重な体験は記憶に刻まれそうです。

京都府京都市右京区梅ケ畑西ノ畑町2

2022.11.18

コメント

紅葉の隠れた名所 柳谷観音 立願山楊谷寺

2023-02-12 00:20:36 | お出かけ 近畿



柳谷観音は、眼病平癒の祈願所として、
平安時代より天皇家公家を初めとする眼病に
悩む人々に信仰されてきました。







開創は平安時代の806年、清水寺を開山された
延鎮僧都が十一面千手千眼観音菩薩を発見、
堂宇を建て観音様をお祀りしたそうです。







江戸時代中期作庭の京都府指定名勝庭園の浄土苑。
三層に分かれた景色は日本でも類まれなる眺望とされ、
重森三玲氏の「古都百庭」にも選ばれています。







書院と上書院からでは全く違う景色となり、
上書院からの美しい景色は、
かつては限られた方のみの特権でした。







上書院から眺める名勝庭園<特別公開>

明治時代後期の建物で、特別な方をお通しする茶室。
ここからの眺めはとても素晴らしく、
近年では映画撮影などにも使用されています。







境内のお堂のそばに鎮守社があり、
古来からの神仏習合の名残りが残る
全国でも数少ない寺院のひとつでもあります。







1200年続く信仰と伝統は、山深い自然に守られ、
時代を超えても今もここに息づいています。







奥之院(中御門天皇ゆかりの子宝寺)

『子授け・安産の観音様』と言われています。







空のハートを見つけました。







西の清水とも謳われ、
天皇家ゆかりの歴史ある品も多く、
境内諸堂を巡ってたくさんのご利益を
いただくことができる珍しいお寺。







紅葉の花手水に心惹かれます。
境内に「恋手水」「琴手水」「庭手水」など
インスタ映えすることでしょう。







長岡京市の西の端、大阪府との県境に建ち、
京洛よりひと足早く色づき始めます。
12のご利益巡りをしながら心を癒せます。
五感で感じる柳谷観音でした。

京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2

2022.11.18

コメント

粟生の里に佇む紅葉の名所 光明寺

2023-02-11 00:30:03 | お出かけ 近畿



古の都、長岡京を見下ろす鳥ヶ峰の山腹に建つ
光明寺は、京都の南西、美しい竹林や杉、
松の森に囲まれた粟生の里にあり、
法然上人が初めてお念仏を説かれたところです。







西山のふもとに広がる光明寺の境内は、
秋になると鮮やかな紅に染まる
楓の木がたくさんある紅葉の名所。







御影堂(みえどう)

1753年に再建された光明寺の中心となるお堂。
御本尊は法然上人ご自作の「張り子の御影」です。







紅葉の花手水にも心惹かれることでしょう。







新型コロナウイルスの影響で手水舎の利用を
休止する社寺が増加しましたが、その代わりに、
美しい生花を水面に浮かべる花手水が流行、
SNSをにぎわすようになりました。







西山浄土宗の総本山で、報国山光明寺として
法然上人の教えを受け継いできました。
1198年の創建に力をつくしたのが
「平家物語」や「敦盛」に登場の熊谷直実。

武士として戦乱に生きた直実は、
法然上人のお言葉にその場で出家し、
熊谷蓮生法師として念仏一筋に暮らしたとか。







釈迦堂前の白洲に大小18個の石を配した
信楽庭(しんぎょうてい)です。
阿弥陀様の慈悲に包まれながら生死の
大海を渡る念仏行者の姿を現しているそうです。







約1万8千坪の広大な境内に諸堂が立ち並び、
総門を抜けるともみじのトンネルが美しい
「もみじ参道」、「女人坂」の2つの参道が続き、
秋の紅葉名所として名高い光明寺。







お堂も参道も真っ赤な紅葉に包まれるのは、
もう少し先のようです。







紅葉期以外は入山無料。
紅葉期のみ高校生以上1000円、秘仏公開あり。
紅葉期の一般の駐車場はありません。

京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1

2022.11.18

コメント

仁和寺・御室会館 和食処「梵」(京料理の夕食)

2023-02-09 00:22:36 | お出かけ 近畿



それぞれに「仁和寺」の
紅葉のライトアップを楽しんだ後、
集合場所の御室会館前に集まりました。

宿坊のみならず、レストランやカフェ、
各種イベントなどに利用されます。







世界遺産仁和寺で京料理の夕食をいただきます。
鮪、カンパチ、鯛昆布締めのお刺身に
鰻かば焼きもついた豪華版ではないですか







前菜炊合八寸盛には、ローストビーフ巻も。
蛸も柔らかく、小蕪も出汁が染みて美味。
貝柱の酢味噌も良い味加減。
器も盛り付けも目を楽しませてくれます。







揚げ物には、鮟鱇や鱧の梅しそ巻、
雲子までありますが、揚げてあるので
揚げ物は苦手ですが、鮟鱇も雲子も
揚げるのが一番良いと思ったりします。

新幹線の車内で軽い昼食の後は、
何もいただいていないこともありますが、
お箸がススム、ススム。







白子クリームチーズ豆腐 紅葉吹き寄せは、
白子とチーズが口の中に広がる幸せにウットリ。

茶碗蒸しの中は甘鯛、御飯は松茸の炊き込み、
香物には京野菜の壬生菜、隣のひの菜は、
滋賀県発祥の野菜の中では全国に広まった
最も有名な 野菜なのだそうですよ。

水物は蓮台寺柿、マスカット、リンゴです。







止椀は、蟹湯葉真蒸に松茸入り。
良い香りが鼻をくすぐり、喉を潤します。
満腹になり、眠気も感じ始め、
こちらの宿坊に宿泊したいところです。







御室会館の宿坊は、評判も上々。
世界遺産のお寺に宿泊、美味しいお食事、
しかも、リーズナブルだそうですよ。







美しき紅葉にナイトミュージアムにて
国宝の仏像の見学に京料理、お土産も購入、
充実した時を過ごし、仁和寺を後に。

府京都市右京区御室大内33

2022.11.17

コメント