加藤清正によって築城された熊本城。
「武者返し」と呼ばれる反りのある高石垣や
巧みな縄張といった独自の築城技術が特長。
その見事なつくりから日本三名城の
一つに数えられています。
2016年熊本地震では石垣の凋落や
建造物の倒壊など、甚大な被害を受けました。
2019年に特別公開がスタートしましたが、
復旧作業は現在も継続しています。
2021年に春に天守閣の復旧が完了、
久し振りに見学することにしましたが、
内部の展示も一新されていました。
天守閣の1階は、加藤時代の城づくりと町づくり
2階は、細川家の入城後、拡大する城下
3階は、軍施設として使われた近代の熊本城
4階には、熊本城の修理と復元
5階は最上階へと続くフロア
6階が展望フロアで熊本の市街地を一望。
かつて見た風景との違いに
地震の恐ろしさを再認識。
国指定重要文化財宇土櫓(五階櫓)解体保存工事。
続櫓は地震で倒壊、他城郭の天守に匹敵する
大きさである五階櫓は漆喰壁や床などが
破損しながらも威容を保っていたようです。
加藤時代の天守軸組模型(縮尺1/10)
復元した数寄屋丸二階御広間の石垣が
地震により一部崩落、石垣上面には
地割れが生じています。
別名:銀杏城
種別:平山城
築城者:加藤清正
築城年:1607年
主な城主:加藤氏、細川氏
熊本県熊本市中央区本丸1-1
2024.2.16
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