最大の見どころともいうべき「ロケットパーク」に到着しました。
アメリカ初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」で
使用された「リトル・ジョー2 」と
「レッドストーン・ロケット」の実物のロケット。
アメリカ初の宇宙ステーション計画「スカイラブ計画」で、
3度のミッションを果たした「サターン・1・B型ロケット」の
エンジンに、直接触れることができます。
屋内には、アポロ計画で飛行した
「サターン5型ロケット」が展示されています。
「F1エンジン」と呼ばれる第一段ロケットの
エンジンは、約7トンが5基。
高度約25.6kmを2分30秒で飛び、
時速は約3750km。
このエンジンがあれば、北海道の宗谷岬から沖縄本島の南端まで、
日本列島を1時間で移動できるのです。
アポロ計画では当初20号まで打ち上げる予定だったため、
18号、19号、20号が製造されましたが、
のちにスカイラブ計画に転用され、
スカイラブ1号、2号、3号として打ち上げられています。
莫大な予算を組んでいるのですから
転用することはとても大事なことです。
こんなにも巨大な物体が地球を飛び出していくなんて
驚き意外のなにものでもありません。
一枚の写真に収めようとするもムリでした。
「2001年宇宙の旅」「ゼロ・グラビティ」「スター・ウォーズ」
宇宙が舞台の映画も好きなので、映画のセットの中にでも
いるような気持ちでもいたのですが、
こちらの見学は世代によっても感動の程が違うと思われます。
人類初の月への有人宇宙飛行計画であるアポロ計画は、
1961年から1972年にかけて実施され、
全6回の有人月面着陸に成功しています。
月へ降り立った人の数は全部で12人。
先日行った「宇宙ミュージアムTeNQ」の展示物にありました。
人類が初めてかつ現在のところ唯一、
有人宇宙船により地球以外の天体に到達した事業です。
誇らしげに映る宇宙飛行士達の写真も展示されていました。
犠牲になった人も多いのです。
アポロ17号以降、月には誰も行っていません。
NASAジョンソン宇宙センターの広さは、
東京ドーム約145個分もあるそうです。
やはり、トラムが必要です。
見学もあと1カ所になりました。
アメリカ・ヒューストン
2015.7.19
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