世界文化遺産に登録された大船遺跡や
幕末の激動の時代を彷彿とさせる史跡など
函館市には歴史を感じさせる
スポットが点在しています。
「史跡 四稜郭」もその一つですが、
観光旅行で訪れる方は少ないでしょう。
バスガイドさんも案内することは、
ほとんどないと話されています。
今年発行された昭文社の「北海道旅事典」を
購入するまで「四稜郭」の存在を知りませんでした。
旅の最終案内が届いて、早速行けると喜んだものです。
この写真に写っている方は同じツアー客。
特別企画で愉しむ道南めぐり!
「函館・大沼とにっぽん丸の船旅」
航空券付きプランで羽田空港発、横浜港着、
にっぽん丸の商船三井客船の企画です。
4日間の行程でにっぽん丸への乗船は翌日。
2日間の函館観光に貸し切りコンサート。
初夏の北海道、ゆったりと道南の旅。
「四稜郭」は、五稜郭の北東3㎞にある
西洋式の土塁跡で、1869年に五稜郭の
後方攻撃に備えて急造した砦です。
その広さは約2,300㎡あります。
蝶が羽を広げたような四稜の土塁造りで、
土塁の四隅には砲座が配置されており、
郭内には建物は建設されなかったと
考えられているそうです。
建設を指揮したのは大鳥圭介あるいは
ブリュネ大尉といわれているとか。
建設には旧幕府兵卒200人
および近隣住民100人が徴用され、
昼夜兼行の突貫工事で造り上げたそうです。
堡塁としては脆弱であり、
立て篭もるには手狭で井戸等の
設備も存在しなかったとか。
春は桜が美しいそうです。
北海道函館市陣川町
2023.6.12
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