jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

7th skyline 2door sports coupe

2008-08-31 | 

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家の近くの交差点でぼんやりと信号待ちをしていたら、記憶のどこかに残っている最近では珍しいシルエットの車が一台、悠然と目の前を通り過ぎた。「あれ!」と思ってその後ろ姿に目を遣ると何と、7th skylineではありませんか。まだ現役で走っているんだ、と感動すら覚えました。

実は20年ほどまえ、この7th skylineに乗っていたんです。ホント、懐かしかったです。

その車は300mほど先のGSに入って行きましたが、夕方、レノン(トイ・プードル)の散歩で、GSの前を通ったところ、その車があるではありませんか。恐らく、従業員の方が乗っているのでしょう。

モデルも色も全く同じ、2ドア・スポーツクーペ、GTS-Xツィンカム・ターボです。

この7th skylineは当初、4ドア・ハードトップモデルでデビューしましたが、そのハイソ・カー志向が、がちがちのスカイライン原理主義者達から「史上最悪のスカイライン」と酷評されのは有名な話です。

その評に慌てたのかどうかは定かでありませんが、暫くして発売されたモデルがこの2ドア・スポーツクーペ。直線を生かした楔形のスタイリングとやや大きなボディサイズと相俟って抜群のプローポーションを有していました。

市内を悠然と、ハイウェイをターボを利かして疾走する時、最高の気分を味わいましたね。ハイウェイでは必ずといってぐらい前が空きました。速度が70km以上になると下がるオート・スポイラーの威力でしょうか。

また、追い越し時とか、長い上りの坂道では、初期ターボ特有のドッカン・パワーでストレス・フリーで走行できました。

この7th skylineは生みの親、桜井真一郎氏が手掛けた最後のスカイラインと言われますが、彼はすでに20年先を見据えていたのでしょう。当時はそれほど高い評価を得られせんでしたが、少なくともこの2ドア・スポーツクーペの斬新さはいまだに色褪せていませんね。早すぎたのでしょう。

                                                              

             P71

                                                              

ウゥーン、最強ではないかもしれないが、そのフォルムは最高!だね。

悲運の名車といってもいいだろう。もう一度、乗ってみたい。

この車の隠れファンが多いと聞く。