久し振りに大須のアメ横にあるオーディオ・ショップに出掛けた。別に狙いがあった訳ではないけれど、ブラブラするのもいい。帰りにコンパルのコーヒーも楽しめるし、以前、UpしたSHURE44Gの対応交換針(中電)をストック用としてもう一本でもいい。
すると、別のナガオカの対応交換針も置いてあった。ただ、DJ、つまりディスク・ジョッキー用の表示が気になったが、逆にDJ針だと、違いはどう出るのか、興味が湧いた。
針圧は前の中電ものと同じ2~4gとなっている。と、すると中電モデルもDJ用か、と疑問が生まれたけど、結果はGooだったのでOKですね。。中電モデルが中低域にポイントを置いているけれど、ナガオカはさすがDJと名乗るだけに中高域が張り出すポジティヴな音造りがされている。ただ、DJはDJなのか、短期決戦、一発勝負には強いけれど、長期戦になると ・・・・・かな(笑)。でも、割り切れば、戦力として充分、使えます。
針がDJ用なら、レコードはジャズDJの人気者、シンフォニー・シッドのドスの利いたMCで始まる”monday night at birdland"(1集と2集)に決まりです。
時は1958年4月21日、場所はNYのブロードウェイ52丁目、ジャズ・クラブ「バードランド」。シッドのダミ声が響く中、「ジャズが一番、幸せだった夜」がライヴ録音されている。まだ、20歳に満たないモーガンのペットが冴え渡る。中でも第二集”another monday night"の”Jamph”での天真なソロには鳥肌が立ちます。二日間、軟禁され、飴玉をしゃぶらされたアルバムを代表作とジャズ・マスコミや世間は盛んに持ち上げるけれど、如何なものだろう。それじゃ、モーガンがあまりにも気の毒に思える。
それはそれとして、この2枚をDJ針で聴くと、国内盤がオリジナル盤と錯覚するほど変わりますよ(笑)。ライブものをDJ針で聴くのも満更でもないですね。そういう使い方、裏技の新発見です。
年の瀬も押し詰まりました。今年一年、立ち寄って頂きありがとうございます。
皆さん、よいお年をお迎えください。
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