今年、初めてのDays
行く前から、自分のイメージでは「古民家風モダン・ジャズ」のイメージが強いSAVOYのレコードでも聴こうと出掛けた。
もちろん、SAVOYはダンモ以外のジャズレコードも沢山ありますが。
コッテリとコーティングされた「RED、DG」のオリちゃんを何枚か、出して頂き、その中で気に入ったカヴァが「12100」。
取り立てて美人でも、グラマーでもなく、何の計算もされないありきたりのポーズなのに、‘SyoVOY’らしいとことが妙にイイ!
光が当ったのが真に残念(腕が下手です)。
で、このレコードは聴かず、針を降ろして貰ったレコードは、「12112」
昔からよく見るブツですが、タイトルとカヴァがSyoVOY過ぎて・・・・・・・・・・・
S・シハブとH・マンの初リーダー・セッションを記録したものとして価値はあります。
聴きものはA面、シハブのセッションの‘The Things We Did Last Summer’
今では「幻のas奏者」の一人、J・ジェンキンスのマクリーンほどの毒気はないものの、飾りっ気のないナイーブなプレイは、曲想にピッタリで聴き惚れます。
コレは「隠れ名演」ですよ。
ゲルダーの「音」もいいなぁ。H・ジョーンズのpの「音」、BNと全く違う。
SAVOYはややラフな所がありますが、その中にキラリと光る演奏が・・・・・・・・
侮れませんね。
この一枚もGooですね。
Daysですね。オーディオ、レコードがあれだけ充実しているジャズ喫茶はそうそうなく、また訪れてみたいです。
「The Jazz We Heard Last Summer」は日本盤のレコードでもっていますが、オリジナルは別物の音質だろうと思います。dodge(bs)さんが書かれているように、このアルバムは出来がかなりいいですね。
ジャズ喫茶はマスターのキャラがもろに反映されますね。
Daysのレコード枚数、5,000超の内、自分が聴いた事が有るレコードは、多分、その内の1/10以下と思います。
他のジャズ喫茶のコレクションと方向性がかなり異なっているので、有るはずの一枚がなく、有るはずがない一枚がある、と言っていいかも。
「The Jazz We Heard Last Summer」、初めて聴きましたが、とても好内容でした。
カヴァ等に騙されてはいけませんね(汗)。
そこがSAVOYの魅力の一つなのでしょう。