このアルバム(1960年録音)に関するエピソードは目ダコ、耳ダコになりそうなので省くとして、簡単にお浚いを。
音源が初めて世に出たのは1985年にモザイク・レーベルからのLP四枚組BOXセットですが、オリジナル・カヴァで出たのは1990年が初めて、それもBNの国内LPを15枚購入の特典盤として。
レコード会社はうまい手を考えたものだ。一枚2,000円弱として約30,000円相当。
ただ、問題なのは、締切・配布から半年も経たないうちに、中古屋のエサ箱に10,000円前後でこのLPが投げ入れられていた。ムリして15枚買った人の眼にどう映ったのだろうか?
30,000円近く払った人が果たして直ぐ処分するだろうか? ま、凡そ見当は付くが・・・・・・・・・
それから、また半年後?辺り、今度は米国盤が初めて単独盤でリリースされた。4,280円。ま、納得できる範囲。
結果的かもしれないが、エピソードをエサにした見苦しい商魂(特典盤商法)が透けて見える。
米国盤と国内特典盤のカヴァの造りは、紙質、微妙な色合いの違いを除きほぼ同じ。
違いは、レコード№、84052の大きさ
上が米国盤、下が特典盤でレギュラー盤に比べてやや大きい。
もっとはっきりしているのは、この‵not for sale’、特典盤なのでやむを得ないかもしれないが、ちょっと無粋ですね。
それから、カヴァは僅かながら米国盤の方が厚い。レコード本体も米国盤のほうがかなり重い(厚い)。
ま、外見の違いはどうでも良いのですが、音も米国盤の方がイイ。
先日、中古屋のネットでこの米国盤が3,000円で売られていた。うぅ~ん、淋しいねぇ、悲しいねぇ。
A-2 ‵Street Singer’が大好き。曲想に沿ってストーリー性に富んだソロ展開が堪らない。
BLUE MITCHELL、零れんばかりの悲哀に満ちた一世一代の名ソロに・・・・・・ホロリ
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