「カモメ」のM44Gについて噂は知っていたけれど、それほど興味はなかった。
先日、たまに寄るオーディオ・ショップへ。ショーケースの一番奥に無造作にビーニール袋に入った「カモメ」を発見。
顔馴染みの店長に「これってネットにUPされていないね」と問うと、店長も「なんで、これがあるんだろう?」と怪訝な表情を・・・・・・
どうやら、誰もがそのうちにと、忘れていたようです。
キズらしきものはなく、ルーペで確認したスタイラス・チップもパーフェクトに近い初期もの。プロテクト・カヴァまで付いているぞ。ラッキー!犬も歩けば棒に当たるってワケですね。
直ぐ持ち帰り、一旦、定石通り何でもないリード線で聴いたところ、確かに現行モデルと全く別物ですね。大らかで曇りがありません。現行モデルの「大人びさ」が隠れ、まぁ、10代後半~20代と30代~の若さの違いと言えばいいのだろうか。ただ、屈託のなさ、と同居する粗さも少々。そこが「カモメ」のキモと言えば、そうかもしれませんね。
邪道?ですが、テスト気分でこのリード線を。発売されたばかりの最新モデルとか。これは線が柔らかく取り付け作業が楽ですね。HSR-AGと大違いです(笑)。
やや一直線の元気さに強弱のメリハリが付き奥行き感も出て、キリッと締まりました。安価ですが、CPが高くGooですね。
愛聴盤の一枚。
STROZIERのasの音の細さがかなり改善されました。欲を言うと、もう少し太く潤いがあれば・・・・・・・ でも、イイ感じに。
'Nice & Easy’、'Blues’、サイコーです。
今年は晩秋からシェル・リード線で随分、遊ばせて貰いました。
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