少し前にオヤイデのIECインレット・C-004の程度の良い正規品をネットで入手し、手持ちのP-046と6Nのケーブルと組合せて電源コードを作りました。Cー004は実売価格はやや下がっても、定価は諭吉が一枚近くするので、なかなか・・・(笑)
評判が良いR1コンセント同様にブレードにベリリウム銅、メッキにプラチナ+パラジウムを採用している。
丁度、玄関周りの柱を塗装補修した際、使用した水性塗料が少し余ったので、自作の木製電源BOXを塗ってみた。画像では光の加減で薄く見えますがグランという茶系の濃色です。今まで木そのままの明るい色でしたがルックスが良くなりました。ついでにネジ等々の緩みもチェックをしました。
コンセントはフルテックのFPX(Cu メッキ無し)で、アルミのプレートで取付けを強化している。
左の二連BOXはプリとフォノイコライザーへ、右の濃色が今回塗ったBOXで、Cー004を使った新コードは壁コンからの繋ぎに当て、そこからは以前、自作した電源コードでCDプレイヤーに接続している。
音質チェックに使用したCDは、24bit K2マスタリングされたロリンズの”THE BRIDGE”。実は、音の良し悪しではなくオリジナルLPよりこのCDの音の方が好きなんです。この新コードを使うと更によくなりましたね。
ザラっとした筋肉質のロリンズのts、弾力に富んだホールのg、音に厚みが増すものの音像が膨らむわけでもなく、フォーカスが緩まない。
中でも2曲目”Where Are You”と5曲目”God Bless The Child”が素晴らしい。ロリンズとホール、ジャズというカテゴリーを超え、心の交流まで聴かせる。同曲の間違いなくベスト・ヴァージョンでしょう。
昔、あるオーディオ店のホール大好き店長が「ホールのベスト・プレイはこのアルバムだ」と力説していたことを思い出しました。確かに。
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