・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

危険回避は侵略への対抗に効果があるか

2012年06月19日 | つぶやきの壺焼

官邸HPのリンクに「海上保安レポート」というのがある。

官邸HPの「国の政策」という検索窓で、「尖閣」を検索すると、こんな見出しが現われた。
「【国土交通省】 海上保安レポート 2007年版
/ 特集 1.これが現場第一線
- コラム1 尖閣諸島 危険な領有権主張活動! 」

これだけ見ると、領有権主張が危険な活動であるかのように読まれてしまう。

このリンクページが「海上保安レポート2007」である。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/books/report2007/tokushu/c017.html

「海上保安レポート 2012」というのも、すでに発行されているが、内容は東日本大震災特集のようで、領海問題にどの程度触れているか、概要の紹介ページからはわからない。
官邸のHPには2007しか載っていない。おそらくその後のものは領海問題を扱った内容ではないのだろうと想像できる。
買って読む気はしないから、霞ヶ関か大書店での立ち読みしかなさそう。

それでも図書館にないかと思って探す。
隣の市の図書館には2011まであるが、これも「事故災害対策編」となっているから、出かけていって見るまでもない。

2007の記事に戻る。
『平成18年10月27日午前3時、石垣島を出港した巡視船「ばんな」は尖閣諸島沖に到着、魚釣島の島陰で他の巡視船とともに出動の指示があるまで待機・・・午前5時過ぎ、活動家船舶発見の知らせが入り・・・午前7時過ぎには、遠方に活動家船舶を肉眼で確認でき・・・巡視船数隻により活動家船舶の周囲を取り囲み並走を開始・・・午前9時21分、活動家船舶が領海内に侵入・・・警告を実施するも、活動家船舶はこれをも無視・・・活動家がシュプレヒコールを起こしながら興奮して生タマゴを投げつけ・・・巡視船が連携をとりながら、活動家船舶の前方に立ち塞がるように接近したところ、ようやく停止・・・その後しばらくして反転、台湾方面へ向け航走・・・午前11時35分、領海外出域を確認』
活動家船舶と呼んでいる船がどこのものかは書かれていない。

6年も前、いやもっと前からこんなことを続けていたのか。
領土、領海の危機に、なぜ手を打とうとしないのか。
守りきる自信がないのか、ビジネスへの差しさわりを嫌ってのことか。

看板も、囲いの柵もない、見回りだけはしていた土地が、いつの日か」道路になってしまうこともある。
島は回りが海、足跡が残らないだけ、余計始末が悪い。


あの海の日
ピエ・ブックス,野寺 治孝
ピエ・ブックス

 

海物語―Message from Blue (Nature relaxation)
吉元 由美,吉野 雄輔
ベストセラーズ


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