飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

このシーズンの薪作りが既に終わった?

2024-12-24 15:24:14 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

今夜も快調に燃える、我が家の薪ストーブ「アクレイム」。

薪ストーブを使うには、当然「薪」が必要なのは常識!

でも、普通はこの薪作りって「重労働」のイメージが強く…。

それがために、薪ストーブを敬遠する人も多いことも事実です。

しかし…。

長く薪ストーブを使っていると、当然この薪作りも要領がよくなっていくわけであり…。

その結果、私の薪作りも、今は相当早くなってしまいました!

…。

で、既にこのシーズンは年を越えずして、ほぼこのシーズンの薪作りが終了してしまったんです!

だいたい10立米の薪…。

重さにしたら5トン程度になると思います。

実はこの薪は、2週間ちょっと前に、我が家に運んできた原木から作ったもの。

別に、急いで薪を作ったつもりもなく…。

仕事の合間の、気分転換のつもりで作っていたのですが…。

なんだか予想以上に早く、全部が薪になってしまいました!

 

こんなに薪作りが早くなった一番の原因は…。

チェンソーが上手く使えるようになったのが、その要因だと思います!

斧で割るのが大変な「クセ玉」なんかでも、よく切れるチェンソーがあれば、なんなく薪に出来ます。

手強いものは、チェンソーでやっつけて、割りやすい玉のみ斧で楽しみながら割っていく…。

だから、苦痛を感じることもなく、あくまで楽しみながら薪作りが出来たので、これだけ早く片付いたのでしょうね!

 

…。そう聞くと、チェンソーに頼って、ガンガンに回しまくり、さぞやガソリンを使いまくっただろうと思われる方もい

ると思いますが…。

実は、この約5トンの木を薪にするまで使ったガソリンは、4リッターだけ…。

私のチェンソーの燃料タンクは、約500ccなので、8タンク分だけで全てを切り終えてしまいました!

もちろんそれなりにはチェンソーに頼って木は切っています。

つまり、これは…。

ものすごくチェンソーの切れ味が良くなったから、ガソリンも節約できた!

そう言っても良いと思います。

 

もともと機械いじりが私は好きという性分もありますが、チェンソーはかなりメンテナンスしていて、常にベストな状態

を維持するようにはしています。

(私のチェンソーのメンテナンス方法については、回を改めて公表させていただきます。)

 

今回の経験から、チェンソーを常にベストな状態に維持することって、苦痛なく楽しく薪作りをするには、一番大事なこ

とのような気がしました!

だからこそ、時間を余計にさいてでも、まずはチェンソーのメンテナンスに時間をかけることが、結果的に一番楽しく

薪を作ることにつながると思います!

 

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「灰」は宝物!

2024-12-20 19:40:24 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

いよいよ本格的な薪ストーブシーズンとなってきました!

さて、今回ご紹介するのは、薪ストーブを焚くと必ず出てくる「灰」です。

この灰って、薪ストーブを始めるまでは「廃棄物」と思い込んでいたのですが…。

実は、とても役に立つヤツなんです!

 

薪ストーブは木を燃やしますから、当然「灰」は発生します。

灰って、役に立たない不要なもの…。なんて、普通は考えがちだと思うのですが…。

実は結構役に立つ宝物なんです!

例えば…。

畑の土をアルカリ性に変えてくれる「中和剤」として…。

畑は作物を作るうちに「酸性」に傾いてきますが、これの中和剤として灰は使えます!

だから、私も最初の内は、薪ストーブの灰を、ご近所で家庭菜園をされている方に差し上げていたのですが…。

実は、家庭菜園をしていない我が家でも随分役に立つことに気がつきました!

それに気づいてからというもの、灰は我が家では宝物に変わったんです!

 

まず最初に、山菜のアク抜きに活用できることです。

春の山菜は、ワラビのようにアク抜きが必要なものがありますが、このアク抜きに灰は使えます!

お湯を煮立てて、ザルで灰を濾して不純物をとったものをそのお湯に入れます。

これの上澄み液に、山菜を付けて一昼夜…。

美味しいアク抜き済み山菜の一丁上がり!

 

また、我が家では、一切「生ごみ」を、家の敷地から外には出していません!

全部、庭の腐葉土で分解して処理しているんです!

この腐葉土は、もう20年以上育てて熟成されたものなのですが…。

この生ごみ処理用の腐葉土を、中和するのにも灰を使っています!

腐葉土も生ごみを分解し続けると酸性に傾いていくものですが、これの中和剤として灰は使えるんです!

これ、今のところ上手くいっていて、我が家の腐葉土は悪臭も一切出さず、とても健康な状態を今も保ち続けています。

 

更に…。

我が家ではイシクラゲが庭に多量発生して、気持ちが悪かったのですが…。

このイシクラゲも灰で退治することが出来ました!

灰を庭にまくだけで、見事にあの気持ちの悪いイシクラゲの退治に成功しました!

…。我が家では雪がそれほど降らないので、この使用方法はしていないのですが…。

灰って融雪剤としも使えたり、雪上での車のタイヤの滑り止めとしても使えるようですね!

自然にも優しく、お金もかからない…。

とても便利なものと言えます。

 

他にも、どうやら江戸時代くらいまでは、「石鹸」の代わりとしても灰を使っていたようですね!

今ではこの使用方法は使われなくなりましたが、灰の持つ強いアルカリ性は、石鹸の代用としても有益なようです。

また、ケガをした時の消毒としても使われていたと聞いたことがあります。

こうして考えてみると、灰って廃棄物どころか、いろいろな使い道があるようですね!

 

私は思うのですが、こんな風にいろいろな使い道のある灰を見ているうちに、実は、自然の中には一切不要なものなど存

在しないのではないか…。

自然の中では、一見不要そうに見えるものでも、必ずそれには「役目」ある!

そんなことを思うようになりました。

 

人間の作ったものって、多くは一回使えばただの「ゴミ」になってしまいますが…。

自然の中には一切不要なものなんて、決して無いんです…。

 

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たまには東京出張!

2024-12-11 09:35:39 | 日記(diary)

私はいつもは茨城の田舎でばかり仕事をしていますが…。

実は、 年に数回くらいは東京出張があります。

そんな私の、慣れぬ都会での仕事の様子を、今回はご紹介してみたいと思います!

 

まずはせっかく東京に来たので、出張先に行く前に寄ったのは日暮里!

本業のハンググライダーハーネスを作るための、ちょっとした材料を仕入れます。

主な材料は茨城にて発注して取り寄せますが、細かなところは日暮里で仕入れる方が効率的!

 

ここからほど近い駒込が本日の出張先!

日本ハング・パラグライディング連盟の事務所になります。

私はこの連盟の役付きで、今回は過去40年間のハンググライダーの事故を調査し、まとめるお仕事を依頼されました!

それと、翌日にこの連盟での会議の仕事も含めています。

過去の事故報告書を閲覧し、現在使用されているフォームにまとめていきます。

40年前ともなると、手書きのフォームしか残っておらず…。

しかし、過去の事故といえども重要性の高いものもあるため、それらを今のフォームに直してすぐに閲覧できるようにし

ていきます…。が!

そもそも私、フォームとして使用されているエクセルも使い慣れておらず…。

四苦八苦する場面も…。

 

いろいろ周りの方に聞きながら作業を進めていきます…。

…。と、ここでハング・パラグライディング連盟(長いのでJHFに以下省略!)事務員嬢より相談が!

「新種のハンググライダーの型式登録に悩んでいるので相談したい!」とのこと!

忙しい仕事のさなかですが、これも重要な私の仕事です。

その新種のハンググライダーは、見た目はグライダーそのもの!

でも、ちゃんと足でテイクオフ、そして、ランディングできる機能を持っています。

この条件を満たしていれば、日本ではハンググライダーに分類でき、航空機とはみなされず、法的な拘束が随分と軽減さ

れます。

つまり、気軽に空を飛べる機体として、合法的に運用できるわけです!

しかし、問題なのは第三者損害賠償保険…。

この保険の適応に関し、保険会社がどうも嫌がっている様子…。

なんとか自由に空を飛べるものになるように…。

そこいら辺の対処方法を、事務員嬢にアドバイスします…。

 

おっと!本業の事故調査も進めなきゃ!

…。ということで、ひたすら過去の事故報告書を読みながら、現在のフォームにまとめていきます…。

重要な仕事なので、慎重に、慎重に…。

 

ここでちょっと本日の予定変更!

明日もここで仕事をしますが、一度茨城に帰るべきか…。

それともお金は少しかかるが、ホテルをとって、効率よく作業を進めていくべきか…。

私の今回の報酬は、主にパラグライダー、ハンググライダー愛好家の方たちからの徴収金で賄われています。

当然、無駄遣いは一切できません…。

しかし、今回の作業の重要性から考えてみると、やはり、ホテルをとってでも作業時間を増やす方が賢明と判断…。

先ほどの事務員嬢に、安ホテルで十分なので、ちょっと手配していただけるようお願いします…。

…。

…。

ひたすら事故報告書とコンピュータ画面を見ていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました!

 

すると、さきほどの事務員嬢が…。

このあと、一緒に飲みに行きませんか!

いい場所が近くにあるんです♡

 

断る理由もないので、言われるままにその飲み屋へ…。

一見パッとしないお店の印象でしたが、中に入ってみると…。

メニューも充実してるし、酒も料理もなかなか!

今どき、馬レバーの刺身があったことには驚きました!

更に、事務員嬢の話では、メニューにはないが、この店で出される日本酒が美味しいとのこと…。

…。と、彼女は適当に美味しい日本酒を注文!

で、出てきたのがなんと鳳凰美田!

この日本酒、そこそこ通でなければ知らない酒です!

 

おっと!おいらも鳳凰美田ちょうだい!

なんて、お店のにいちゃんにお願いします。

他にもお店のにいちゃんのお薦めをいただいてみますが…。

どれもとても美味しい酒です!

聞けばこのにいちゃん、美味しい日本酒を探すのが趣味のようで…。

道理でどれも美味しいはずです!

 

すっかり酔っぱらってしまって、お店を後にします。…が!!

ここで事務員嬢がすかさず、「私がホテルまで御案内します!」

お~!と、思わぬ展開!

期待するオヤジ!

 

千鳥足で二人でホテルまで行きますが、着いた場所が駒込駅併設の、どう見てもお高そうなホテル…。

「ありゃりゃ!一番安いホテルで十分だったのに…。」

…。ここですかさず事務員嬢が言います。

「今日はお世話になりました!おやすみなさい~♡」


と、とっとと帰ってしまいました!

 

帰るんですかい!

…。

…。

仕方がないので、酔っぱらいながらも、セルフのチェックインを何とか済ませて、カードキーを受け取り部屋へと行きま

す。

部屋はキレイで広い!結構お高いはずです…。

恐らく気を使ったんでしょう…。

これじゃ、明日の仕事も頑張らなければなりません!

酔った勢いですぐに寝てしまいます…zzz。

 

翌朝、早いうちからJHF事務所に出勤!

昨日の仕事の続きをひたすら続け、午後はそのままここで委員会に出席…。

慣れぬ仕事ではありましたが、それなりには効率よく進めることが出来ました。

 

こんな感じで、年に数回ではありますが、私も東京で仕事をすることがあります。

次はおそらく、鳥〇間の選考会でくるかな?

やっぱり飲みが入って一泊するでしょう!

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見事な大イチョウ

2024-12-05 08:35:54 | 日記(diary)

先日、茨城県は行方市(なめかたし)の西蓮寺にある大イチョウの紅葉を見に行ってきました。

樹高30メートルほどの大イチョウが2本生えています。

樹齢は1000年以上と言われていますが、詳しい年齢は分かっていないようですね。

でも、銀杏の木は人が植えていると思いますので、平安時代くらいに既にここにお寺があって、その時誰かが植えたので

しょう。

日本一の大イチョウは、青森県深浦にあるものだと思いますが、この銀杏の木もどうしてどうして…。

それに負けないくらい見事な大イチョウの木だと思います。

 

この日はちょうど紅葉の真っ盛り!

この日は多くの方が参拝に来られていました。

もう少ししたら、今度は落葉したイチョウの絨毯が楽しめるでしょう。

 

行方市は日本第二位の面積を持つ霞ケ浦の東側に位置する町。

霞ケ浦で採れるシロウオやワカサギ、それに、鯉やナマズの養殖なども盛んです。

農業も盛んに行われ、コメや苺の栽培などの産業があります。

芸能人では、確か永作博美などが出ていましたね。

 

わりと近くに住んでいながら、今までこの大イチョウを見に来たことがなく…。

今回ちょっとついでがあって見に来てみたのですが…。

いままで見に来なかったのを後悔するくらい、素晴らしい大イチョウの木でした!

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