飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

煙突屋さんとの思い出…。

2015-02-23 21:25:58 | 薪ストーブのセルフビルド(for woodstave builder)
薪ストーブのセルフビルドを行うにあたり、問題となることの一つとして、いかにして性能の良い煙突を手に入れるか?

ということがあると思います。

以前にもこのブログでご紹介しましたが、性能の良い高級ストーブになると、一般的にはよりドラフト(煙の吸い上げ力)が安定した高性能

煙突を使わなければ、せっかくの高級薪ストーブの実力が出せなくなってしまいます。

しかし、そんな薪ストーブの性能を出してくれるような高性能煙突は、一般のストーブ屋さんでは煙突だけでは販売してもらえず、飽くまで薪

ストーブの設置工事一式を任せてもらえる形でしか販売していません。

これは薪ストーブ屋さんにとっては当然のことで、ややもすると火事の可能性もある薪ストーブ工事を、素人に任せるわけにはいかないわけ

で、それでなくても薪ストーブの煙突の設置は不具合が起こりやすいので、安全に、そして快適にお客様に薪ストーブをつかっていただきたいと

いう薪ストーブ屋さんの良心からくる行為であると言えます。

しかし、中には薪ストーブのセルフビルドを後押ししてくれる薪ストーブ屋さんも少数ですが存在し、高級薪ストーブのセルフビルドでは、この

ような煙突だけを販売してもらえる薪ストーブ屋さんから煙突を購入するしか手がありません。

そんな薪ストーブ屋さんは当然ですが、前述の薪ストーブの危険性があるために、工事の仕方などをしっかりと伝えた上での煙突の販売と

なるのですが、実は私自身の煙突の購入にあたり、煙突だけを売ってもらえる薪ストーブ屋さんと、とても素敵な出会いを経験してい

ます。

今回はそんな素敵な薪ストーブの煙突屋さんとの出会いをご紹介いたします!



あれは今から4年前、私は薪ストーブのセルフビルドによる設置をすべく、ネットでさんざん薪ストーブの勉強をし、いよいよ煙突を購入する

ところまで進めることが出来ました。

さて、そこで3箇所ほど煙突だけを売ってもらえる薪ストーブ屋さんをネットで見つけていたのですが…。

さて、どの業者さんから購入しようか…。と、悩んでいたのです。

そこで、ある薪ストーブのホームページに思わず目が釘付けになったのです。

その薪ストーブ屋さんとは、山梨の南アルプスの麓で御商売をされているRショップでした。

実は私の目が釘付けになったのは、薪ストーブのホームページにではなく、それにリンクしていた南アルプスの美しい写真だったのです。

実はこのRショップのオーナーのT氏は、薪ストーブの御商売の他にも写真家もされており、そして、南アルプスをこよなく愛されてる方でも

あったのです。

ホームページのリンクに紹介されていた南アルプスの写真は、もちろんT氏が撮影したものでした。

私はその写真を見て、どうしてもT氏に会いたくなってしまったのです。

女房にも事の成り行きを説明し、T氏の撮影した南アルプスの写真を見せたところ、やはり女房もT氏に会ってみたいと意見が一致し、ほどなく二人して

得意の車中泊で山梨まで煙突購入、そして、実際にT氏にお会いするために出かけたのです。

実際にT氏にお会いしてみると、やはりとても素敵な方でした。

T氏は私たちのために半日をさいてくださり、煙突の設置に関するレクチャーを事細かく教えてくださりました。

私たちがT氏の南アルプスの写真に惚れ込んできたことをお話しすると、恥かしがりながらもとても喜んで頂けました。

そして、聞けばT氏はとても動物好きとのこと…。

私たちも愛犬のパグを引き連れて行っていたこともあり、そこでもT氏とは心が通ったお話をさせてもらうことができました。

その時の様子は、女房のブログ「車中パグ」をご覧ください。

そのようにして購入した我家の煙突は、現在快調にその役目を果たしてくれています。



薪ストーブをセルフビルドで設置するのは、それなりに骨が折れることです。

しかし、そんな骨が折れる仕事をしていなければ、決してT氏のような素敵な薪ストーブ屋さんとの出会いもなかったわけであり…。

今の人たちは、問題を避けてとかく楽な方へと回避しがちですが、敢えて困難な道を選んでみると、案外そこには素敵な人との出会いや、或い

は自分自身勉強出来ることもあったりと、自分の人生にとってプラスとなることも結構あるように私には思えます。










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買っちゃいました!

2015-02-01 19:05:28 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)
ヤフオクをずっと見てて、掘り出し物だったのでとうとう買っちゃいました!



ハスクバーナ346XP‥。

プロ仕様チェンソーで排気量も50ccあり、そこそこのパワーはあります。


既に私も薪ストーブの薪作りは5年目を迎え、今まで20トン以上の薪を作ったことになります。

その間ホームセンターで購入した30cc軽量チェンソーばかりを使ってきて、2本目となるソーチェンもそろそろ目立てですり減って交換時期となってきました。

今までこのチェンソーで薪を作り続けて、私の感想を言わせていただきますと‥。

「チェンソーのメンテナンスがそれなりに出来るならば、30ccクラスでも薪ストーブの薪作りはなんとかなる‥。」

という感じですが、やはり大径の木を切るときは苦労はしていました。

しかし、この先の薪ストーブライフを考えると、やはり非力なチェンソー一台では心細い感はあります‥。

更に、仲の良い地元のご近所さんから、「ウチの雑木林の木を切ってもいいよ」という有難いお言葉をいただきました。

立木の伐採となると、30ccクラスではさすがに力不足で、更に、チェンソーが伐採中に木に噛んでしまうこともあるので、その救出用にもう一台のチェンソーはどうしても必要になります。

そういう理由もあり、2台目としてプロ用の本格的なチェンソーを購入することにしました。


届いて早々ウレしくて、さっそく346XPを手に取ってみましたが、マニュアルはついていなかったものの、幸い直ぐにその取扱いは理解することが出来ました。

早速燃料、チェーンオイルを入れてエンジンをかけてみたところ、憧れていたハスクバーナーサウンドを響かせてくれました。

直径40センチほどの木を切ってみますが、当たり前ですが切れ味が今までのチェンソーとは比較になりません‥。

キャブの調整を私好みに再調整して今日の試運転を終えました。


これからこのハスクバーナ346xpで、立木の伐採という更にステージの高い薪作りに挑戦していこうと思いますが、私の希望として、あくまで「里山保全」という形にこだわった伐採を心がけようと考えています。

私の住んでいる地域は、多くの里山が存在していますが、そのほとんどは荒れ放題‥。

本来の里山が保たれていない状態です‥。

これからは自分なりに勉強しながら、自然豊かな人も野生動物も住みやすい、豊かな里山を作る練習をしていきたいと思います!



コメント (6)
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