飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

やっぱり私は馬鹿です…。

2024-02-29 20:16:56 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

このシーズンの薪作りは、敢えて大変な「梅の木」に挑戦!

そんなことを、昨シーズンも言っていたと思いますが…。

同じことを、今年もやってしまい…。

しかも、今年は、更に薪にするのが困難な「根元」の部分も…。

その量は、根本だけで約3立方メートル。重さにして1.5トン以上…。

梅の木は、薪にしたら、火持ちも良いし香りも良いし、最高の薪になるのですが…。

いかんせん、固くて割りにくくて…。

薪するには、普通の薪木のナラやクヌギの倍以上の手間がかかってしまいます…。

そんな、やたら手間がかかってしまう「梅の木の根元」ですが…。

結局、気がついたら、3日で全部薪にしてしまいました…。

実はコレ、半分ほどが、斧では割れず、チェンソーによる「ブッタギリ」によって作った薪です…。

半端なくカタイ薪…。

…。

なんで、こんな大変な作業を、好き好んで私はするのか…。

変態です…。

改めて、自分が変態だと認識しました。

どう考えても…。

やっぱり私は馬鹿です…。

 

これだけの作業。

相当チェンソーも酷使してしまったらしく…。

ガイドバーが摩耗してしまって、ソーチェンが既にグラグラ状態…。

もう、いい加減、新しいガイドバーにしなければいけませんね!

 

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30年ぶりのバイク購入!

2024-02-22 19:44:45 | 日記(diary)

先日、30年ぶりにバイクを購入してしまいました!

SUZUKI GSX-R125…。

実は私、若いころはバイクに大いにハマり、四畳半の部屋の中にバイクを入れて、毎夜いじっていました…。

だから、バイクについてはそれなりに詳しかったはずですが…。

30年の月日が、そんな私を「浦島太郎」に変えてしまいました!

このバイクについては、ネットを見ればそれなりにレビューを見ることが出来ますが…。

それをそのまま書いても面白くないので…。

30年バイクに乗らなかったオヤジが、久々にこんなバイクを購入するとどういうことになるか…。

そんなところを、今夜はお話ししてみたいと思います!

 

なんだか昨年くらいから、バイクに乗りたくて仕方なくなり…。

ずっといいバイクがないか探していたのですが…。

直ぐ近くで「出物」を見つけてしまい、実際にそれを見に行って、「これは買わないと後悔する!」と、迷わずその

場で購入決定!

一週間後に一通りの手続きも終わって、ドキドキしながらこのバイクに乗ってみたところ…。

 

・え!ヘッドライトが消えないの?(LEDライトなんだから、消す必要がない。)

・メットホルダーがない!(そんなの、あとでどうにでもなる。)

・ガソリンコックがない!(そもそも燃料噴射なんだから、そんなのは不要。)

・じゃ、リザーブコックはどうなるの?(燃料表示があるんだから、それを見りゃいい。)

・バッテリーってどこにあるの?(シート下の、六角ボルト二本を緩めれば、アクセス可!)

・プラグはどうやって外すの?(そもそもプラグ掃除がいらなくなってきたので、そうそう外さない…。)

などなど…。

30年ぶりにバイクを購入したオヤジは、現在のバイクに、カルチャーショックを受けてしまいました!

でも、これは考えてみれば当たり前!

時代が進んでいるのですから、当然、道具も変わっていきますね!

 

ドキドキしながら、初乗車です!

まず、気がついたのは、サスペンションがすごく進化している!でした。

道路からの衝撃も、サッと受け止めて、瞬時に揺れが収まってしまう…。

特に、リアサスが非常によくできている! 

GSX-R125のリアサスは、リンク式です。

この形式のサスペンションは30年前に既にありましたが…。

昔より、更に完成度が高くなっていますね!

車体のブレもなく、気持ちよくタイヤが路面をとらえてくれます!

走っていて、非常に気持ちが良いです。

 

そして、エンジンをぶん回して、本気走行モード…。

8000rpmを超えると、一気に威勢が良くなります!

…。と、いうか、もうそれは怖いほど…。

容赦なく、私を異次元の世界へと連れて行ってくれます。

一切油断が出来ない世界…。

ハッキリ言って、一般道では、この125㏄のパワーで十分と感じてしまいます。

私にとっては、もう、このパワーで十分です…。

 

私はこのバイクに、軽快な走りを求めて、購入を決めました。

その「軽快な走り」に、このGSX-R125は十分答えてくれました。

これ以上の排気量のバイクは、パワーは当然ありますが、そのパワーは、もはや高速道路くらいでしか、実際には生

かすことが出来ません。

つまり…。

大型、大馬力のバイクは、「長距離を走るときに、その余裕のパワーがいきてくるもの。」だと思います。

 

私の場合、長距離を走るときは「ハイエース」があるわけですから、日ごろの足は、軽快な乗り物の方が向いていま

す。

そんなわけで、今回このSUZUKI GSX-R125を選択したのですが、この選択は、大正解であったと思います!

 

還暦を迎えた私ですが、これから、また新しいバイクライフが始まってしまいました!

 

 

 

 

 

 

 

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ハンググライダーの運搬…。ファスナーは上か下か?

2024-02-15 08:29:37 | ハング(hangglider)

私の本業は、ハンググライダー関係のギアの製造。

もう30年ほど、この仕事をやっていますが…。

最近、困ったことが起こっています。

それは…。

ハンググライダーを車に乗せるとき、ファスナーを上にするか下にするか!なんです!!

もうこれ、面倒くさくて…。

ハンググライダーの構造など分かっていなくクセに、全く「その人の気分」で決まっています。

いちいち一人一人に、「ファスナー上?下?」なんて聞いたりして…。

あ~。俺チャック(チャックじゃない!正式名はファスナーだ!!)は下!

間違っていたら、その人の気分を損ねてしまう…。

もう、面倒くさくて仕方がありません!

 

ここで、私がこの問題に結論を出します。

そんなのどっちでも構わないよ!

でも、強いて言えば、今のハンググライダーの構造を考えると、ファスナーは上の方が良いかも…。

なんです!

 

じゃ、なんでこんなややこしいことになったのか…。

そのいきさつを、今夜はお話しします!

 

もともとこの問題が起こったのは、キングポストレス機という機体が、約25年前ほど前に出来たことが発端です。

このキングポストレス機とは、性能を良くするため、ハンググライダーの上部の構造材をすべて無くし、空気抵抗を

少なくした機体の事を言います。

この図の上の部分がまったくない機体ですね!

このキングポストレス機は、クロスバーと言われる構造材に、強度の高いカーボンを使用することにより、上部の構

造材を一掃することが出来ました。

しかし…。

この種の機体が出来た当時、まだカーボンの信頼性が未知数だったのです。

そのため、危険を冒さぬよう、敢えて、いままで禁止だったファスナーを下にする積み方を奨励したのです。

ファスナーを下にすれば、カーボンのクロスバーが直接車のキャリアにぶつかることがありません!

実際、初期のころのキングポストレス機の中には、クロスバーをカーボンとハニカム材やケブラーなどとの複合素材

にしたものが登場しており、確かに、それらが直接キャリアにぶつかるような積み方は、やめた方がよさそうと言え

るものでした。

でも…。

時代が進むにつれ、あらゆることを考えると、クロスバーは少々重くなっても厚肉の信頼性の高いものの方が良い!

ということになり、その形も、あらゆる方向に対して強い、円形に近いものヘと進化を遂げてきました。

この時点にて…。

車のキャリアの強度よりも、クロスバーの強度の方が、はるかに高くなっていたのです。

こうなってくると、もう、クロスバーの強度を気にして、ハンググライダーを車に積むこと自体が、無意味になって

しまいました。

だって、あんなに分厚い肉厚をしたカーボンのクロスバーが、わずか、0.9ミリの肉厚のアルミ材に、強度で負ける

はずはありません…。

 

でも、昔から続いた習慣と言いますか…。

ハードウェアの進化を無視した、浅はかさと言いますか…。

ハンググライダーの上下を、意味もなく気にして車に積むという習慣だけが残ってしまったのです!

おそらくですが…。

やたらめったら、ハンググライダーの上下を気にして車に積んでいる人は、ハンググライダーのハードウェア―を、

真には理解していないからでしょう。

だから、無意味なことなので、こんなこと、もうやめましょうよ!

…。

 

最初の方で、結局は、全部のグライダーについて、ファスナーを上にした方が良いのでは!と、お話ししましたが、

この理由についてご説明します。

まず、ファスナーを下にした積み方の場合、コントロールバー周りにトラブルが起こる可能性があります。

また、このコントロールバーに干渉して、セールを傷める可能性もあります。

更に、カーボン材は熱に対して弱い特性があります。

つまり、カーボン製のクロスバーを上にする、つまり、ファスナーを下にする積み方をした場合、炎天下でクロスバ

ーの強度が低下してしまう可能性があるのです。

このような理由で、私は、すべてのハンググライダーは、ファスナーを上にして車に積んだ方が良いと考えていま

す。

 

今回お話しした、ハンググライダー運搬で、ファスナーは上か下か問題…。

確かに面倒臭く意味のないものだったのですが…。

実は、一つだけ「利点」もありました!

それは…。

やれ自分はファスナーが下だ!とかやたらこだわる人は、上達が遅い傾向がある!このことを知ることが出来ること

す。

これは、私のようなハングフライヤーを指導する立場の人間にとっては大事なことです。

これ、考えてみれば当然のことで…。

意味も理解しないまま、やたら一つのことにこだわるということは、柔軟さがない、臨機応変さがない!

そういうことです。

この二つは、ハンググライダーの上達に、なくてはならないものであり、その方の適性を前もって知ることが出来

る…。

そんな利点はあります!  

 

皮肉に聞こえますか?

 

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しくじりました!

2024-02-09 19:44:26 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

先日、ご近所さんから「大きなケヤキの木を伐採して!」と、頼まれて…。

かなり手強いケヤキの木を伐採したのですが…。

…。

しくじりました!

ケガをしてしまったのです…。

 

 

直径60センチほどのケヤキ…。

かなり手強そうです…。

前日に現地を視察…。

いろいろと考えて、最も安全に伐採できる方法を考えます。

 

当日…。

いちばん安全なのは、とにかく、余計な枝を全部切り落として…。

なるべく安全な形になったところで伐採に入るというものです。

もちろん、時間はいくらかかっても、安全最優先で考えて作業を進めたつもりでした。

まずは下の余計な枝からと、チェンソーを入れていったのですが…。

 

一番下の低い枝を切り落とした時のことです。

てっきり、切った枝は下に落ちるものだと思い込んでいたところ…。

切った枝が、思いもよらず、自分の方向に飛びかかってきたのです!

なんだこれ!と、驚いたのもつかの間…。

その枝は、私のこめかみを直撃!

私はその枝に弾き飛ばされて、3メートル弱の高さから落ちてしまいました!

 

何が起こったのかさっぱり分かりません…。

落ちながら、「骨の一本くらいやったかな?」なんて思いましたが…。

体をチェックしてみると、擦り傷はあるものの、大きな痛みもなく、特に異常はありません。

「よくこれだけの傷で済んだな?」なんて、自分で不思議に思いました。

ハッキリ言って、運が良かっただけです。

あれだけの事故ならば、救急車を呼んでも不思議ではなかったくらいです。

 

気持ちが落ち着いたところで、なんであのようなことになったか、じっくり調べてみました。

だって、枝を切ったら、下に落ちるのが当たり前だと思いません?

なんで、横に切った枝が飛んできたの?

 

私を直撃した枝をじっくりと調べてみて、ようやくその原因を知ることが出来ました!

私が切った枝の一部が、上の枝に引っ掛かって、私の方へブランコになって飛んできたのです!

 

全くの不覚でした…。

本体の大きなケヤキの伐採に気をとられてしまい、細い枝の伐採にまで、注意が行き届いていなかったのです…。

 

木の伐採というものは、倒れる、あるいは、落ちる木に、ぶつかるような木があってはなりません。

それが原因で、思わぬ方向に、伐採した木がはじかれてしまうからです。

これは、細い枝であっても例外ではありません!

この注意を、私は怠ってしまったのです…。

 

しかも…。

私は、高所作業用の安全帯を身に着けていながらも、そのフックを所定の場所にかけていなかったのです!

「低い枝だから大丈夫だろう」と、この時に、安全帯のフックをかけていなかったのです…。

 

すべて、自分の不覚…。

私の責任です…。

 

伐採を依頼した方は、真っ青になって、私の体を気遣ってくれましたが…。

逆に、あれほどご心配をかけたことが、申し訳なくて…。

これは、明らかに私の責任です…。

 

ケガも大したことがなかったため、そのまま作業を続行し、ケヤキの木を伐採を、この後済ませました。

 

今回の事故は、本当に私にとって、良い勉強になりました。

たとえ細い枝でも、木ならばそれなりの重さはあります。

私を直撃した枝は、私の体重とほぼ同じ…。

当然、こんなのが飛んで来たら、私は簡単に弾き飛ばされてしまいます!

 

私もそれなりに木の伐採を続けてきて、正直「慣れ」はあったと思います。

今回、これだけのケガで済んだのは、とてもラッキーだったと思います。

自分では、十分に注意していたつもりになっていましたが、まだまだ私は未熟者…。

たとえそれが細い枝であるにしろ、細心の注意をしなければいけないことを、私は学びました!

 

 

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薪作りが楽しいんです!

2024-02-02 20:16:40 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)

最近、薪をとらせていただいている梅畑…。

昨年もそうでしたが、今年も敢えて薪にするには大変な「梅」に取り組んでいます。

梅の木は、固いし割るのは大変だし、薪にするには手間のかかる木なのですが…。

火持ちも良く香りも良い、最高の薪になるんです!

 

さて、今夜お話ししたいのは…。

薪ストーブって、薪を作ることこそが楽しい!ということなんです。

薪ストーブを導入したいが、薪を作るのが大変そう…。

そんなネガティブな思考を持っている方も、当然多いと思いますが…。

もちろん、薪を作るのって、重労働!ではあるのですが…。

自然の中で…。

季節の移ろいを感じながら…。

鳥の鳴き声、山の風を感じて…。

薪を作る行為って、とても気分がリフレッシュできることでもあるんですよ!

 

薪を作ることは、太古の昔より、本来人間が営んできた、生きることに必要なことです。

そんな、本来人間が生きるに必要であった行為だからこそ…。

実際にそれをやってみると、心がリセットされるような気持にさせてくれるんです…。

本当、私は今、そう感じています。

 

こちらは、そんな「薪作り」に魅せられた方々が集まって、共に薪作りを楽しんでいるブログです↓

デファイアンとえー

これを読んでみると、いかに皆さん薪作りを楽しんでおられるかが分かると思います。

皆さん、本当遠方から、わざわざ木を伐採するために集まって、みんなで楽しみながら薪を作られています。

 

もちろん、薪作りはいわゆる3K…。危険。キツイ。汚い…。の作業なんですが…。

そんな作業だからこそ、現代人が化石燃料に頼り切ってしまった挙句、不自然な生活に慣れてしまっていることに気

付かせてくれ…。

そんな間違えた生き方に、疑問を持つきっかけを作ってくれる…。

薪作りって、そんな不思議な魅力を持っている…。

私はそう思ってしまうんです…。

 

とにかく…。

今の私は、薪を作ることを、心から楽しんでいます…。

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