実は私は童話が大好き!
こういうと、親しい仲間は意外な顔をするのであるが、私は見かけによらず、結構いろいろな童話を読んでいる。
なぜそんなに童話が好きかというと、実は、童話にこそ真実を分かりやすく語ったものが多いからだ。
今回は、私が是非みなさんに読んでいただきたい童話を3つ御紹介したい。
まずは「賢者の贈り物」
このお話のあらすじは、仲の良い夫婦がお互いのクリスマスの贈り物を買い求めようとするが、貧乏なのでお金がない…。
仕方なく、夫は妻の美しい髪にお似合いの櫛を買うために、自分の一番大事な懐中時計を売る…。
対する妻は、夫の自慢の懐中時計にお似合いの鎖を買うために、自分の美しい髪を切って売ってしまう…。
そしてクリスマスの夜…。
つけるはずの懐中時計を失った鎖。そして、妻の失った美しい髪を飾るはずだった櫛をお互いが見せあい、そして、抱きしめあう…。
最後に…。
作者は、この夫婦は最も賢明な贈り物をしたとしめくくる…。
そんな物語である。
この物語、最初に読んだ時の印象が、正直、読み手の人間性そのものを表しているような気がする。
お互いを思いあうということは一体どういうことなのか?
本当の意味での贈り物って何なんだ?
そんなことを改めて考えさせられてしまう物語だ。
なぜ作者は「最も賢明な贈り物をした」とわざわざ締めくくったのか…。
その答えはあなた自身で考えてみて欲しい。
次にご紹介したいのは、このブログの初回でもご紹介した「星の王子さま」だ。
実は、これはよく読むと「童話」ではない。
作者サンテグジュペリが彼の親友、「レオンウェルト」に送った手紙である。
これは、この物語の最初にはっきりと書かれている。
レオンウェルトはユダヤ人ジャーナリスト。
当時、勢いのあったナチス政権叩きをし、フランスの別荘で身を隠していたが、ナチスに捕られる。
そして、サンテグジュペリはレオンと会うことが出来なくなる…。
この物語。はっきり言って手強過ぎ!
私はもうこの物語を40年以上読み続け、結構な部分を暗唱でるが、はっきり言ってまだわからないところがたくさん!!
正直、この物語を理解するには、大人が童心に帰って純粋に物事を考えることがもちろん必要だが、それだけでなく、この物語が書かれた時代背景…。第2次大戦を理解することが重要である。
実は、一見この物語は純粋な心を持つ星の王子さまについて書かれているようだが、随所に第2次大戦に関係のあるキーワードが隠されている…。
例えば「バオバブの木」。
これは、最新の解釈では、ドイツ、日本、そして、イタリアを表していると言われている。
また、物語に出てくる実業家が数えた星の数は、上記の国々の人たちの合計と一致するとも言われている。
更に…。
これは私の解釈なのだが、星の王子さまが物語の中で仲良くなるキツネは、実は作者の親友レオンウェルトをあらわしていると思う。
その証拠として、キツネは星の王子さまに大切なことを教え、それを、星の王子さまが繰り返すというシーンがある。
有名な「本当に肝心なことは目には見えない…。」と言ったあのシーンだ。
更に…。
挿絵に描かれているキツネを狩る狩人の絵…。
これ、「ヒトラー」そのものじゃないか?と、私は勝手ながら思っている。
もし、あなたがこの物語を読む機会があるのならば、上記のことを踏まえて読んでいただきたい。
そして、大人の常識を捨てて、子供の様な純粋な心に立ち返って、この物語を読んでほしい。
そうすれば、もっとこの物語が理解しやすくなると思う。
この本に書いていることが、少しでも理解できたならば、きっと読み返すごとに、どんどん「真実」に気付けるようになると思う。
星の王子さまはサンテグジュペリの遺作となる。
彼はアメリカに亡命し、偵察機のパイロットとして戦争に参加。
彼が幼少時代過ごしたコルシカ島付近で、ドイツ軍機に撃墜されたとされている。
これについて、彼を撃墜したと証言するドイツ人パイロットが名乗りを上げるが…。
私は、これについては少々疑問を持っている。
それについては、折を見てこのブログでご紹介したい。
最後にご紹介するのは「大きな木」という物語だ。
この物語は短い物語なので、是非、読んでもらいたい。
短い物語ではあるが、その中にはとんでもなく深いものが隠されている。
※あらすじ
昔、大きなリンゴの木と少年は仲良しだった。
あるとき、少年に恋人ができ、少年はお金が必要だと言った。
大きなリンゴの木は、彼にリンゴの実を与えた。
次に少年は家が欲しいといった。
大きなリンゴの木は、彼に枝を与えた。
今度は、少年は遠くに行きたいと言った。
大きなリンゴの木は、彼にボートを作るために皮を与えた。
最後に…。
少年は、疲れたから休む場所が欲しいと言った。
大きなリンゴの木は、自分の切り株に腰をかければいいと言った…。
この物語りを初めて読んだとき、私は体が凍り付くような思いがした。
そして、自分自身が大人になる段階で、大切なものを無くしていなかったか、改めて考えさせられてしまった。
少年に何があったのか…。
なぜ、リンゴの木は、少年に対し無償の愛を注ぎ続けるのか…。
あまりに奥が深く、ある意味、読み手に挑戦してくるような、そんな恐ろしさすら感じる…。
以上が私が好きな童話3選である。
皆さんも、もし興味があれば、これらの物語を読んでみて欲しい。
こういうと、親しい仲間は意外な顔をするのであるが、私は見かけによらず、結構いろいろな童話を読んでいる。
なぜそんなに童話が好きかというと、実は、童話にこそ真実を分かりやすく語ったものが多いからだ。
今回は、私が是非みなさんに読んでいただきたい童話を3つ御紹介したい。
まずは「賢者の贈り物」
このお話のあらすじは、仲の良い夫婦がお互いのクリスマスの贈り物を買い求めようとするが、貧乏なのでお金がない…。
仕方なく、夫は妻の美しい髪にお似合いの櫛を買うために、自分の一番大事な懐中時計を売る…。
対する妻は、夫の自慢の懐中時計にお似合いの鎖を買うために、自分の美しい髪を切って売ってしまう…。
そしてクリスマスの夜…。
つけるはずの懐中時計を失った鎖。そして、妻の失った美しい髪を飾るはずだった櫛をお互いが見せあい、そして、抱きしめあう…。
最後に…。
作者は、この夫婦は最も賢明な贈り物をしたとしめくくる…。
そんな物語である。
この物語、最初に読んだ時の印象が、正直、読み手の人間性そのものを表しているような気がする。
お互いを思いあうということは一体どういうことなのか?
本当の意味での贈り物って何なんだ?
そんなことを改めて考えさせられてしまう物語だ。
なぜ作者は「最も賢明な贈り物をした」とわざわざ締めくくったのか…。
その答えはあなた自身で考えてみて欲しい。
次にご紹介したいのは、このブログの初回でもご紹介した「星の王子さま」だ。
実は、これはよく読むと「童話」ではない。
作者サンテグジュペリが彼の親友、「レオンウェルト」に送った手紙である。
これは、この物語の最初にはっきりと書かれている。
レオンウェルトはユダヤ人ジャーナリスト。
当時、勢いのあったナチス政権叩きをし、フランスの別荘で身を隠していたが、ナチスに捕られる。
そして、サンテグジュペリはレオンと会うことが出来なくなる…。
この物語。はっきり言って手強過ぎ!
私はもうこの物語を40年以上読み続け、結構な部分を暗唱でるが、はっきり言ってまだわからないところがたくさん!!
正直、この物語を理解するには、大人が童心に帰って純粋に物事を考えることがもちろん必要だが、それだけでなく、この物語が書かれた時代背景…。第2次大戦を理解することが重要である。
実は、一見この物語は純粋な心を持つ星の王子さまについて書かれているようだが、随所に第2次大戦に関係のあるキーワードが隠されている…。
例えば「バオバブの木」。
これは、最新の解釈では、ドイツ、日本、そして、イタリアを表していると言われている。
また、物語に出てくる実業家が数えた星の数は、上記の国々の人たちの合計と一致するとも言われている。
更に…。
これは私の解釈なのだが、星の王子さまが物語の中で仲良くなるキツネは、実は作者の親友レオンウェルトをあらわしていると思う。
その証拠として、キツネは星の王子さまに大切なことを教え、それを、星の王子さまが繰り返すというシーンがある。
有名な「本当に肝心なことは目には見えない…。」と言ったあのシーンだ。
更に…。
挿絵に描かれているキツネを狩る狩人の絵…。
これ、「ヒトラー」そのものじゃないか?と、私は勝手ながら思っている。
もし、あなたがこの物語を読む機会があるのならば、上記のことを踏まえて読んでいただきたい。
そして、大人の常識を捨てて、子供の様な純粋な心に立ち返って、この物語を読んでほしい。
そうすれば、もっとこの物語が理解しやすくなると思う。
この本に書いていることが、少しでも理解できたならば、きっと読み返すごとに、どんどん「真実」に気付けるようになると思う。
星の王子さまはサンテグジュペリの遺作となる。
彼はアメリカに亡命し、偵察機のパイロットとして戦争に参加。
彼が幼少時代過ごしたコルシカ島付近で、ドイツ軍機に撃墜されたとされている。
これについて、彼を撃墜したと証言するドイツ人パイロットが名乗りを上げるが…。
私は、これについては少々疑問を持っている。
それについては、折を見てこのブログでご紹介したい。
最後にご紹介するのは「大きな木」という物語だ。
この物語は短い物語なので、是非、読んでもらいたい。
短い物語ではあるが、その中にはとんでもなく深いものが隠されている。
※あらすじ
昔、大きなリンゴの木と少年は仲良しだった。
あるとき、少年に恋人ができ、少年はお金が必要だと言った。
大きなリンゴの木は、彼にリンゴの実を与えた。
次に少年は家が欲しいといった。
大きなリンゴの木は、彼に枝を与えた。
今度は、少年は遠くに行きたいと言った。
大きなリンゴの木は、彼にボートを作るために皮を与えた。
最後に…。
少年は、疲れたから休む場所が欲しいと言った。
大きなリンゴの木は、自分の切り株に腰をかければいいと言った…。
この物語りを初めて読んだとき、私は体が凍り付くような思いがした。
そして、自分自身が大人になる段階で、大切なものを無くしていなかったか、改めて考えさせられてしまった。
少年に何があったのか…。
なぜ、リンゴの木は、少年に対し無償の愛を注ぎ続けるのか…。
あまりに奥が深く、ある意味、読み手に挑戦してくるような、そんな恐ろしさすら感じる…。
以上が私が好きな童話3選である。
皆さんも、もし興味があれば、これらの物語を読んでみて欲しい。