飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

チェンソーチャップスの改良

2017-11-24 20:02:31 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)
先日、新しくチェンソーチャップスを購入しました。

チェンソーチャップスとは、チェンソー作業から足を守る保護具のことです。

早速これを使ってみたのですが…。

どうも腰ベルトのバックルが気に入らない。

Y○K製と思えるプラスチックバックルが使われているのですが、ちょっとゴツ過ぎて作業中体に当たるし、しかも、激しい動きをすると、少しずつ緩んでくるようなのです。

そういうことで、買ったばかりのチャップスですが、早速改良してみました!


実はウチの本業は、スカイスポーツ用品の製造業…。

この手の作業は、材料も機械も全て持っているので、お手の物なんです。

実際、今まで使っていたのは、自作のチャップス。

生地や内部に入れるケブラー繊維などは、工場にいっぱいあるので、それを利用して作ったものなんです。

しかし、ありあわせの材料では、やはり、使い勝手の悪いものしか作れなかったので、今回ちゃんとしたメーカー品を購入することにしたんです。


さて、新しいチャップスで問題となっているのは、このバックル



50mmベルト用のプラスチックバックルですが、どうも大きすぎて調子が悪い…。

でも、これは仕方がないことだと思います。

一般的には、このような場所に使える様な都合の良いバックルって、そもそも世の中に出回っていないのです!

そのため、製造されているところも、仕方なくこれを使ったのでしょう。

しかし…。

しかし…。

世の中には、このような場所に使うにはうってつけのバックルが存在しているのです!

それがこれ!



写真上にある金属製のバックルです。

これ、実はスカイスポーツ専用に作られたバックルなのです。

耐荷重は約1.2トンもありますが、重さはプラスチックバックルとたいして変わらないくらい。

これ、ドイツのメーカーが製造しているものなんです。

ウチは仕事がら、このバックルを個人輸入して使っていますが、輸入と言ってもマイナースポーツでそれほど数が出ないので、数百個単位でしか入れていません。

おそらく輸入しているのは、日本でウチだけでしょう。

でも、結構軽くて使い勝手がよく、しかも、信頼性も高いことから、スカイスポーツ用品以外にも、障がい者用スポーツ用品のシートベルト部や、某有名リゾートで使用される保安具として納品したこともあります。

こいつを使えば調子がよさそうです!

ということで、早速作業に入ります。



ササッと縫製部分を切っていきます。

仕方ないのかもしれませんが、野外で使用する製品の割には、弱い糸で縫製しています。

このようなものは、この製品ばかり作っているわけではなく、他の商品もいろいろと作っているので、糸などは全て同じものが使用されているのでしょう。

糸をほどいて、目的のバックルを挿入。

再び縫製してほどなく完成!




早速体に装着してみると…。

こりゃ~調子いい!

つけ外しもずいぶん楽になったし、激しく動いてもずれてこないし、何といっても大きすぎて邪魔になるようなこともありません!



今回使ったこのバックル。

おそらく世の中の人がその存在を知らないため、使われていないのだと思います。

先にもお話しましたが、障がい者の方のスポーツ用品をはじめ、遊園地の遊具の保安具、その他、人間を空中に吊り下げる様な道具に使用するには最適なものです。

更に、現在は今回ご紹介したバックルよりも更に軽く、薄く、その重さが1/4ほどながらも、耐荷重は全く同じというものまで登場しています。


こんな便利な金具もあるよ!ということをご紹介したかったので、今回ちょっとこのブログを書いてみました!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地震と月の満ち欠けって関係あるんじゃない?

2017-11-17 19:58:07 | うんちく・小ネタ(absurd story)
また、突然とんでもないことを言い出してしまいましたが、以前より、私は「地震と月の満ち欠けって関係あるんじゃない?」と、考えていました。

なんでそんなこと考えるようになったのかって?

まあまあ。まずはアマチュア物理マニアの戯言を聞いてください!


まず、月の満ち欠けって、大潮と関係あるのは皆さんもご存知ですよね!

月の引力と太陽の引力の双方が合わさったとき、潮汐力が最大となって大潮を起こします。



月の方が満潮になるのは分ると思いますが、地球の反対側も満潮になるのは、正確に言うと、月だけが地球の周りをまわっているのではなく、地球も少しだけ月の周りを回っているからですね!

分りやすく言うと、もし宇宙に大きな「棒」があったとして、それに地球と月を吊り下げてヤジロベエにしたとしたら、丁度釣り合う場所を中心にして、お互いが回りっこしているからとも言えます。

この潮汐力ですが…。

地球内部のマントルも影響を受けているのではないか?と、私は考えているのです。

実際、木星の衛星に「イオ」という火山活動のある衛星がありますが…。

理論的にはイオは小さすぎて火山活動はないはずなのですが、木星の周りを長楕円軌道で回っていることにより、その引力差で、 まるで果物をモミモミした時のようになって、火山活動を伴うようになったと言われています。


私は、地球もイオと同じように、月や太陽の引力の影響を受けて、マントルも活動しているように思えてならないのです…。


これをもっと詳しくご説明すると…。



地震が発生する理由は、動き続けるマントルに、台地が引っ張られ、そのストレスに台地が耐え切れなくなった時、その「反動」が地震と言われていますが…。

このマントルの動きって、誰も「一定の速さ」で動いているところを見たことがないんです!

つまり、わたしの考えとは…。

実は地震の元となっているマントルの動きって、普段は止まっているけれども、月や太陽の引力の影響が出るのをきっかけとして、ある時、世界規模でいっぺんに動いているのではないか?

そういう考えに至ったのです…。

昔から、どこかで地震があった時、それほど間をおかずに、地球のはるか離れた場所でも地震や火山の噴火が起こったりすることに、とても疑問を持っていたのです。

例えば、東日本大震災の少し前に、ニュージーランドで大きな地震があったりとか…。

しかし、上記の考えが、もし、正しければ、この現象は説明が出来ます。


じゃあ、実際どうなの?地震と月の満ち欠けと関係あった?

という声が聞こえてきそうなので、これも調べてみました。

その結果なのですが…。

なんとなく…。くらいなのですが、やはり、潮汐力が大きくなる満月と新月を中心として、地震が発生している例が結構あるのです。

例えば、阪神淡路大震災…。

この時はちょうど満月でした。

スマトラ沖地震。

この時は月齢14日で満月の前日です。

十勝沖地震。

ちょうど新月でした。

その他、チリで近年発生した地震と月齢を重ねてみると…。

おおむね新月か満月の前後に発生していました。

ただ…。

例外もあります。

例えば、東日本大震災。

この時は新月より6日も過ぎています。

また、最近起こった熊本地震では、新月より6日。まるっきりはずれています。

しかし、全体的な傾向を見ると、どうやら地震の発生は、新月か満月の前後に発生しているものが多いようなのです。


今回、アマチュア物理マニアの私が出したこの新説。

正直、地震の研究者である方たちが、「下ばかり」、つまり、地面ばかりを見ている気がしてならなかったので、今回このブログに書いてみました。

私の様な素人は、自由気ままにものを考えるので、「上の方」、つまり、宇宙を見ることできる「気ままさ」があるからこそ、こんな考えを持つに至りました。


物事、なに事もそうですが、狭い範囲ばかり見ていると、本当の真理に気づくことが出来ないのではないでしょうか?

そんなことが言いたかったので、今回こんな大それたブログを書いてしまいました…。








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥人間コンテスト プロジェクトチームが航空特別賞を受賞!

2017-11-12 08:38:30 | 自作飛行機(homebuild airplane )
40年以上も続く、鳥人間コンテストのプロジェクトチームが、去る9月20日に日本航空協会より、航空特別賞を授与されました。

これは、財団法人 日本航空協会が、毎年「空の日」にあたる9月20日に、航空に関する文化、事業、スポーツなどの各分野の発展に寄与した個人や団体に与えられる賞の一つです。

そして、特に社会的に航空の発展、思想の普及啓蒙に特に顕著な貢献をしたものやグループに贈られます。

今回、鳥人間コンテストのプロジェクトチームが、長年にわたり航空スポーツの魅力を広く社会に伝えるとともに、多くの参加者に航空宇宙関係の進路に進む契機を与えるなどして、航空思想の普及に大きく貢献した功績が評価され、上記に

当たるとして、航空特別賞を受賞しました。


これは、私個人にとっても、とても喜ばしいことです。

私自身も、実は、鳥人間コンテストをきっかけとして、宇宙やスカイスポーツ関係の仕事についています。

まさに、上記に述べられている「鳥人間コンテストに育てられた」人間の一人なんです。

そして今、そうやって私を育ててくれた鳥人間コンテストの、番組制作に関われる様になりました。

毎年、今回航空特別賞を受賞された鳥人間コンテストのプロジェクトチームの方たちのお世話になりながら、私自身もこの番組に関われていることは、私はとても名誉なことだと思っています。

そして、もちろん私以外にも、多くの方たちが鳥人間コンテストをきっかけとして、世の中に貢献できる技術者などに成長され、活躍されています。

鳥人間コンテストは、実は、少なからず今の日本の技術レベルの向上に役立っていると考えてもよいと、私は思います。

そういった意味でも、今回の航空特別賞は当然と考えます。

これからも、末永くこの素晴らしい番組が続くことを祈らずにはいられません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなトリベットもアリ?

2017-11-02 20:27:13 | 薪ストーブってどんなもの?(what's woodstove)
今夜も快調に燃える我が家のアクレイム…。



先日のことです。ストーブ上で煮物をしていたのですが、適当なトリベットがなくて、ちょっと家の中を探してみると…。

これ、すごくいいじゃん!という逸品が、私の目に飛び込んできました!

ちなみに、トリベットとは、ストーブで調理するときに、火力を加減するための鍋敷きのことです。

通常はこんなおしゃれな形をしていますが…。



私が今回トリベットにいい!。と思った品は…。



そう。蹄鉄なのです!

形、大きさ、材質。 すべて文句なしです。

なんで今まで気が付かなかったのでしょう!

蹄鉄は、馬を飼っている場所ならば、結構頻繁に交換しているので、もしかするとタダでもらえるかもしれません。

ウチには女房が乗馬を楽しんでいる関係で、いくつかころがっていたのです。

これを…。

まずはきれいに洗って、ストーブの中で一度燃やしてしまいます。

これで、おおざっぱな錆や汚れはとれます。

次に、蹄鉄の前部に「爪」がありますので、これは邪魔になるので、グラインダーなどで削りとります。

その後ワイヤーブラシをかけて、金属の地肌を出し、オリーブオイルを表面になじませ、錆止めにして完成です!

形が良いので、その辺のフックなどにかけて置いておいておくと邪魔にもなりません。

そして、何よりも…。

いかにもカントリーライフっぽくて、薪ストーブにお似合いだと思いません?(笑)

まだウチには、いくつかの蹄鉄がころがっているので、ほしい方はコメント下されば差し上げますよ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする