飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

悲しいです…。知床観光船事故。

2022-04-27 20:37:02 | 日記(diary)

ただいま毎日のように報道されている知床観光船事故。

正直、つらいです…。

知床は私にとっては大好きな土地です。

ほぼ毎年のように、夏になったら決まっていっている場所でもあります。

当然ですが…。

ウトロの町も毎年のようにいっており、観光船関係のお仕事に従事されている方とお話したこともあるのですが…。

正直、ウトロの観光船関係のお仕事をされている方って、大半は「慎重派」の方なんです…。

当然ながら、お客様を乗せる船で無謀なことなどするはずがありません…。

天候が怪しくなりそうなときは、決まって大事をとって出港を中止しているんです…。

それなのに、なぜ?

…。

ウトロの町って、実は、観光が大きな産業になっている町なんです。

町の大きさに対し、ホテルや旅館、食堂などが多く、道の駅「シリエトク」なども、観光客を意識して、大変きれいで立

派なものが建てられています。

それだけ、ウトロの町にとって、知床半島の観光は、大事な産業として扱われているんです。

 

今回の事故は、個人的にも大変ショックだったことは当然ですが、何よりも、観光を大きな産業としているウトロの町に

とって、大変な打撃だと思います。

正直、今回の事故が原因で、ウトロの観光客が減り、町の産業に打撃を与えるのではないかと心配なんです…。

 

本来、当然ですが、知床観光船は安全に運行されています。

これは、その運行状況を見ていてもわかります。

「こんないい天気の日になぜ?」と、思うような日にも、観光船運航会社は、船の出向を見合わせていました。

これは、この知床の自然を熟知している「船乗り」の判断を重んじているからだと思います。

 

今回の事故が原因で、ウトロの町に対し、悪いイメージが一般的に広まってしまい、ウトロの町の産業に打撃を与えるの

ではないか…。

それを心配しています。

 

今年は、大好きなウトロの町に少しでも貢献出来るように、知床観光船を利用したいと私は考えています…  。

 

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ハンググライダーリジッド日本選手権

2022-04-21 20:31:31 | ハング(hangglider)

先日、茨城県の足尾エリアにて、ハンググライダーリジット機の日本選手権が開催されました。

ハンググライダーというと、一般的には…。

こんなのですが、実は、ハンググライダーにも種類があって、リジッド、言い換えれば「固定翼」と言われている部門が

あります。

その固定翼の代表的なものがこんな感じ…。

普通のハンググライダーは、アルミパイプで主な構造を作っていますが、リジッド、つまり、固定翼機は、アルミパイプ

はほとんど使用されておらず、主に「カーボン」でその骨組みが構成されています。

その構造も、飛行機と同じで、動翼といわれる「舵」により、その飛行が制御されます。

上の写真にある、白い箇所を動かすことにより、方向を変えたりするわけですね!

性能も、一般的なハンググライダーよりも優れているため、一機250万以上!という値段の割には、愛好者が多くいま

す。

このリジッド機も、厳密にいうと、さらにクラスが分かれ…。

上の写真のものは、純粋に人間の脚力だけで、テイクオフとランディングができる「クラスⅤ」というものですが、他に

もテイクオフだけ脚力でできるものの、着陸は無理!という下の写真のようなものもあります。

先日行われた日本選手権は、この中のクラスⅤ、人の脚力だけで離着陸ができるクラスなんです。

このクラスⅤ、現在はドイツのA.I.Rというメーカーのものだけになってしまいました。

以前は何社か作っていたのですが…。

このA.I.Rの社長「フェリックス ルエール」が、いわゆる「天才」だったため、このメーカーのものが秀でてしまったん

ですね!

従いまして、今回の日本選手権も、このA.I.Rの機体一色になってしまいました。

 

大会は4日間開かれ、すべての日で競技を行うことができました。

今回の優勝は、古坂氏。

もう、30年以上ハンググライダーで飛んでいます。

 

このハンググライダーリジッド機の日本選手権は毎年行われており、世界選手権も、2年ごとに開催されています。

しかし、ここ近年はコロナ騒ぎでこの世界選手権も中止となっています。

でも…。

世界選手権の方も、次回は開催されることを祈ります。

 

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今年もクロカン!

2022-04-13 20:00:13 | ハング(hangglider)

やってきました!今年もハンググライダーのベストシーズン!

この時期は、ハンググライダーやパラグライダーの愛好家たちが、どれだけ距離を飛べるかに挑戦するクロスカントリ

ー、略して「クロカン」に熱を上げるのです!

もう、第一線の競技からは退いた私ですが…。

せめて、「クロカン」に熱を上げる方たちのサポートが出来たらと、毎年これらの方々の回収をやらせてもらっていま

す。

そして…。

今年も私は、日本記録を狙う選手たちを追っかけたのでした!

 

この日は正直、昨年ほどの大記録は出ないだろうと?考えていた私は、ちょっと遅めに出発…。

途中…。

茂木町手前にある和菓子屋さん「いいむら」によって、まずは名物の「羽二重苺」をゲット!

このお菓子、旨いんです!

更に…。

茂木の道の駅によって…。

「ゆずアイス」をゲット!

これもうまいんです!

…。

仕事を忘れて、好き勝手やってます…。

 

でも、ここから私は本気を出した!

北へ突っ走ります!

まずはテイクオフから40キロほどに降りた「アキ」を回収!

今回のクロカンチャレンジの中の紅一点です。

アキと二人でデートしながら、K氏を回収。

K氏は、ハンググライディング教本をまとめ上げるという、偉業を成し遂げた人物です!

更に走って…。

パラグライダーのM氏を回収!

M氏は昔、パラハンググライダー雑誌の編集員をしていましたが、私もその雑誌の原稿を書いていたので、その時か

らのお付き合いになります。

まだまだ回収は続く…。

お次はN氏。

N氏は、日本を代表する気象予報士で、昨年はNHKの朝ドラで、西島秀俊さんに気象予報士のイロハを伝えた人物。

また、東京オリンピックの気象予報をまとめたりと、とても頑張っている方です。

…。と、

そこに、パラグライダーが降りてきました!

回収車を見つけて、要領よくそこに降りてきました。

こんな機転も、結構大事なんです…。

 

この時点で私の車は満杯!

帰路へとつきました。

 

結局この日は、須賀川まで飛んだのが最高で、距離は130キロほどとあまり伸びませんでした…。

 

でも…。

ゴールデンウィークくらいまでは、まだまだチャンスがあるので、条件が良ければ再び日本記録にチャレンジするでしょ

うね!

 

 

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