先日北海道の滝川スカイパークにて、グライダーの体験飛行をしてみようと行ってみたら、偶然にも八谷氏のオープンスカイプロジェクトで企画されているメ―ヴェの飛行を見ることが出来、とてもラッキーな思いをしました!
この企画は簡単に言うと、映画「風の谷のナウシカ」に感動したメディアアーティストの八谷氏が、劇中で主人公が愛用していたパーソナルジェット機の「メ―ヴェ」を本当に作って飛ばしてしまおうという企画です。
既に10年以上に渡り八谷氏はこの企画を続けており、いくつかの試作機を経てようやく本当にジェットエンジンによる動力飛行が出来るところまでこぎつけることが出来ました。
さて、実際のメ―ヴェの飛行ですが‥。
スゴイです!本当に飛んでいます!!
スピードは60Km/hくらいでしょうか?
速度が遅い割にはだいたいビジネスジェット機くらいの轟音をたてながら飛行していきます。
操縦はおそらくですが、エルロン(ラダロン?)の動翼と、ピッチは体重移動によるものだと思いますが、かなり姿勢の制御は自由に出来るようです。
この日は微風の好条件のなか、滝川スカイパークの舗装された滑走路にて5回のテストフライトを実施しましたが、すべて安定したフライトを行うことが出来ました。
同行していたかわいい娘さんとのツーショット。
ちなみに娘さんは立派なスタッフで、この日は記録係を務めていました。
この企画、既に皆さんがお考えのように大変危険性のあるものだと思います。
しかし、八谷氏の情熱がその障害をこえて本当に動力飛行までこぎつけられたのは、賞賛すべきことだと思います。
日本という国は、世界的にも飛行機を飛ばすに際し法律的に厳しいものがあります。
その問題を一つ一つ解決してここまでプロジェクトを進めてこられた八谷氏は、やっぱりすごい人だと、このフライトを見ながら感じました。