飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

ハーネス部品の大量生産!

2019-02-27 21:28:19 | ハーネス(HG harness)
この寒い中では、皆さんあまり空を飛ぶことは考えられないのか、この季節は仕事が少なくなる…。

余裕ができるこの時期だから、只今、ハングハーネスの部品を大量に作っています!

そんなハングハーネスの部品の中でも、今回、X-SPORTのフレームに使われているブラケットの製造工程をご紹介致します!



弊社の一番の売れ筋ハーネスX-SPORT には、アルミフレームが入っていますが、このアルミフレームに使われている

ブラケットは、結構面白い作り方をしているんです。

この部品ですね!


コレ、どうやって作っていると思います?

まずはその材料からご紹介!


アルミの丸棒。材質は7N01というもので、レース用のオートバイのフレームに使われているものです。

加工しやすく、粘りのある材質で、強度と信頼性が高いので使用しています。

ちなみにコレ、東京は大田区で仕入れています。

この丸棒をまずは定尺にカット。


この部品の真ん中に、ボール盤で穴を明けます。


次に旋盤にかけて、必要な場所を削ります。


で、できた部品がこれです。


この部品を、再びボール盤にかけますが、今度は直径20ミリのホールソーを使います。


すると、こんな部品が出来上がります。


これを二つに分けて、グラインダーで成形。


再び旋盤にセットして、雌ねじを切ります。


最後にオイルを塗布し、汚れをふき取って完成です!


少々オーバークオリティーな部品なのですが、10年以上安心して使えるハーネスを考えると、やはり、このくらいの手間はかけなければな

りません。



ちなみに…。

ブラケットを作る時間は、一個当たり8分ほど…。

X-SPORTにはこのブラケットが8個使われています。



で…。

作りに作って、只今300個余りになりました。


40着分ほどの量になりますが、一年ちょっとでおそらく使ってしまうでしょう!


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車中泊車に暖炉はつけられるか?実践編3

2019-02-22 18:09:30 | 旅(freedom person)
今回は、とうとう実際の車中泊にて、バイオエタノール暖炉を使ってみた、その感想をレポートします!

ハイエースの断熱化も終り、バイオエタノール暖炉も購入し、とりあえず、一度このバイ

オエタノール暖炉を使ってみないと、様子がわからないので、今回実際の車中泊で使ってみたのですが…。



正直、ほぼ思ったとおりの効果はありました!

真冬の車中泊が、とても快適になりました!

車内では、上着が必要ないくらい、温かくなりました。

下は、そのリアル暖炉付き車中泊の様子です。




今回このバイオエタノール暖炉を実際の車中泊で使ってみて、その長所や短所が新しく見えてきました。

これからもっと、このバイオエタノール暖炉を使った車中泊の回数を増やして、更に様子を見ていきたいと思います。

ただ、今のところ言えるのは…。

絶対に、安易にはマネしないでくださいね!

はっきり言って、危険性があります!

私は、冬の車中泊は何度も経験していますが、注意していたにもかかわらず、軽い一酸化炭素中毒を二回経験しまし

た!


やはり、車中で裸火を扱うのは危険が伴います。

ですから、皆さんは、一通りいろいろと私が試した後で、参考程度に今回の方法を考えた方が良いと思います。



しかしながら…。

奇麗な炎を眺め、そして、静かに酒を飲みながら、快適に過ごす車中泊の時間は、かなり豊かなものを感じることはできました。

いつも、薪ストーブの炎を眺めながら夜を過ごしている私が、快適!と感じられたのですから、これはどなたでも快適と感じられるはずです。


コメント (2)
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車中泊車に暖炉はつけられるか?実践編2

2019-02-15 19:51:32 | 旅(freedom person)
ハイエースの断熱化が終わり、いよいよ購入してしまった?バイオエタノール暖炉

今回は、この新しく購入したバイオエタノール暖炉に、どのような改良を加えて、より、暖かな車中泊を送れる

ようにしていくのか?その具体的なプランをご紹介致します!



まず、車中泊の車内で、バイオエタノール暖炉を焚くには、煙突が必要です。

これについては、以前、このブログでも…。



車体に穴をあけて煙突を出すのではなく、運転席に排気を出してしまうアイデアをご紹介しました。

運転席側は、窓を少しだけ開けておきます。

運転席と、後ろの居住空間は仕切られていますから、これで、とりあえずは汚れた空気が居住空間を満たすようなことは避けられると思います。

さて、それでは、バイオエタノール暖炉にはどのような改良を施すのか?

それは…。




赤線で書いたような形で、鋼板で薪ストーブのような「枠」を作ってしまうことを考えています。

緑の線で書いた部分は炎返し「バッフル」と言われるパーツで、これにより、熱効率を上げることが

出来ます。

全部鋼板で覆ってしまうと、バイオエタノール暖炉の燃焼部まで高温になって異常燃焼してしまうので、下は開けておくような形になりますね!

そして、上部に金属のダクトをつなげて、運転席に排気を出してしまう計画です。


更に…。

バイオエタノール暖炉を、調理にも使う計画も持っています。



赤線のような「五徳」をつけるだけで、お湯を沸かしたり、あるいはご飯が炊けるのでは?なんてことも考えています。


車中泊って、一般の方のイメージでは、おそらく、「貧しくて、寒くて、つらい思いをするもの」というイメージがあると思います。

我が家は「ウチの車中泊仕様車紹介します!」でご紹介したように、上のうちの「寒くて」以外はす

べて克服することが出来ました。

後は、このバイオエタノール暖炉を使いこなせば、暖かくて、しかも、美しい炎が見られる、豊かな車中泊に変えられ

るかもしれません!


これからこのバイオエタノール暖炉がどのように進化していくのか?楽しみにしていてください!
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車中泊車に暖炉はつけられるか?実践編1

2019-02-08 20:12:12 | 旅(freedom person)
以前、このブログでご紹介した車中泊車に暖炉はつけられるか?について、本当に実践してみることにしました!

まずはネットで、車中泊に向いていそうなバイオエタノール暖炉ということで、できるだけ小さいものを探してみます。

そして、ガレージゼロ(現在はヒロバゼロ)というところで扱っているGZIT10という機種を見つけました。

価格は消費税込みで5400円。

躊躇なく「ポチっと」してしまいました!

早速届きました!



思った通り、いい感じの大きさです。

構造もとてもカンタン!

バイオエタノールを単純に燃焼部に入れて、その貯めた分を燃やすだけです!

カンタンに分解出来て、ほとんどかさばりません。

箱に入れるとご覧の通りのコンパクトさです。



これならば車中泊でもそれほど邪魔にならないでしょう!

で、我慢できずに実際につけちゃいました!



見てくださいこの炎…。薪ストーブに負けないくらい美しいものです!

本来はこのバイオエタノール暖炉は「インテリア」的に使う目的のものなのですが、実際につけてみると、狭い車の中を温めるのには十分な熱量があり

そうです。

これは期待できそうです!



しかし、注意しなければいけないことも分かってきました。

まず…。

倒したりすると非常にヤバいことになる!ことです。

中に入れたエタノールがこぼれて、それに一気に火がついてしまいます!

したがって、これは絶対に倒れないようにする工夫が必要です。

また、つけたり消したりが不得意で、一度消すと十分冷めるまで待ってやらないと、再着火が危険になります。

そして、一度つけたら、入れた燃料を全部使いきらないと、しまうときにアルコールが漏れてしまいます。

取扱説明書を読んでみて、以上のことが分かりました。

(もちろん、この取扱説明書の中では、狭い部屋での使用は禁止していました。従いまして、車中泊での使用などはもっ

てのほかだということです!)




でも、バイオエタノール暖炉の炎を見ながら思いついたのですが…。

コレ、少し手を加えれば、お湯を沸かしたりなどもできるのではないでしょうか?

さらに…。

うまくすれば、ご飯が炊けたりもできるんじゃないだろうか…。なんてことも思っています。

水の量や、最初に入れるアルコールの量さえわかれば、安定しておいしいご飯が車中泊で炊けてしまう可能性も考えられます。

これは面白そうです!

と、いうことで、これからいろいろとバイオエタノール暖炉を実際に使ってみて、その可能性を探ってみたい

と思います!




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太陽光パネルの清掃!

2019-02-02 15:23:21 | 日記(diary)
設置してから早6年…。

我が家の太陽光発電は、現在調子よく電気を作ってくれ、そして、毎月ちょっとした売電金をもたらせてくれています。

しかし、ちょっと気になることが…。

それは…。

今まで一度も太陽光パネルを洗ったことがないんです!

太陽光パネルの汚れは、そのまま発電量につながってしまいます。

単純に、太陽光パネルを洗えば問題は解決するのですが…。

それが問題なんです!

なぜかというと、



太陽光パネルは上の写真の屋根の上…。

こんな場所にある太陽光パネルを洗うことは、とても危険を伴いそうなのです。

しかも…。

何を隠そう。私は高所恐怖症なんです!

ハンググライダーを30年以上やっていながら、実は、私は高所恐怖症だったんです…。

人には不思議がられるのですが、空を飛んでいるときって、不思議とその高さを感じないんですよね!

そんなことで、今回は、そんな高所恐怖症の私が、太陽光パネルの洗浄にトライするという冒険レポートをご紹介致します。



いつも薪ストーブの煙突掃除をやっているので、その要領で、梯子を使って太陽光パネルの清掃をしようと考えましたが…。



上半分にあるパネルは、何とか屋根に上って上側から掃除できそうですが、下半分のパネルは怖くて掃除できそうにあり

ません…。


そこで…。

下側のパネルは、家の前から梯子をかけて清掃することにしました。



極力、瓦で滑らないようにするために、裸足で屋根に上ります。

そして、屋根の頂上から、窓ふき棒を使って清掃…。

怖くてとても写真を撮るどころではありませんでした!

なんとか撮った写真がこれです↓



パネルの上半分を何とか掃除し終え、今度は下半分の掃除です。



こちらの方が、いくらか安心して掃除できました。

やはり、掃除してみると、かなりな汚れが出てきます。やはり、6年分の汚れはそれなりにあります。

全部掃除し終えてすっきりした太陽光パネル。



結局二時間ほどかかってしまいました。


今回自分で太陽光パネルを掃除してみましたが、正直言って素人は手を出さないようにした方が良いです!

やはり、かなりな危険が伴いますので、やるのであれば十分な安全対策をした方が良いです。


相当怖い思いをしながらやった今回の太陽光パネルの清掃…。

冷や汗をかきながらの作業ではありましたが…。

我が家の屋根の上から見た景色は、なかなかの絶景でした!

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