飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

ピラミッドは、こうすれば作れるんじゃないかな?

2019-04-25 20:46:38 | うんちく・小ネタ(absurd story)
人類史上最大の建築物ともいわれているエジプトのピラミッド。

しかし、その大きな建築物が、どのようにつくられたかは、今はなぞに包まれています。

そもそも、重機を使い、現在の技術でそれを作ったとしても、数十年はかかるといわれているピラミッド。

重機もなかった古代エジプト文明で、ピラミッドをどのように作ったのか…。

この謎を解き明かすことができないことに、なんだか、古代エジプト人にあざ笑われているような感じがして…。

以前よりとてもクヤシイような気持ちに私はなっていました!


しかし、ずっと考え続けた結果、当時の技術で「これなら出来る!」という考えが、ようやく私の中でまとまりまし

た!


エジプト考古学などみじんも知らない私ですが、アマチュア物理マニアの見地で、今回は私の考えたピラミッドの作り方をご紹介させていた

だきます!



まず、ピラミッドの建築といえば、「大勢の人が巨石を押して…。」というような絵が紹介されていますが、はっきり言って…。

これはどう考えてもあり得ません!

あんなふうに人が巨石をおしたりしていたら、何かアクシデントがあった場合、とても危険です!

更に、人力や家畜の力だけで巨石を動かすなんて、非効率的…。

私には、工事の安全を保つためにも、動いている巨石の前後には、人は配置させない工法を取っていたとしか思えません。

それでは、どうやって巨石を動かしていたのか…。

その答えを最初に行ってしまうと、

逆サイフォンの原理なんです!



これはどのようなものかというと、「パイプの中に水を入れ、それをUの字に曲げると、どんなに距離が離れていても、 左右の水面は同じ高さにそろ

う。」というものです。

この原理を使うと…。


例えば、川の上流で水を管のなかにいれたとしたら、下流の方では地面より高い場所で水を噴出させることが可能

となります。




私は、この逆サイフォンを使って、地面より高い場所で水を噴出させる技術を基本として、巨石を動かしたのでは?

と考えたのです!



具体的に言うと…。

建築物の上から噴き出す水を、トロッコのような車に入れ続ければ、瞬く間に相当な重量になります。

その重いトロッコを、ピラミッドの斜面を走らせれば、かなりな力になるはず…。

その力で巨石を動かしたんじゃないのか?と、私は思ったのです!



この方法なら、基本的に人間は巨石を押す必要がなく、工事のほとんどは「水の重さ」で進めることができます。

ピラミッドを作るために使われたものは、木材、滑車、砂であることが現在わかっているようですが、私はそれにプラスを使ったのではないか?という考えに至ったのです。

こんな風に、どうやってピラミッドを作ったのか?その工法を考えているうちにどんどん面白くなってしまい、よせばいいのに、更に詳細な部分までい

ろいろと想像を巡らせて考えてしまいました!

それらについては、また次回ご紹介するとして…。

実は…。

今回考えた工法を取った場合、ピラミッドを建てるだけでなく、砂漠で文明を築くうえでとても重要となるものが隠されているのでは?という可能性に

も気づいたのです。

更にそのことは、ファラオ(王)がエジプトを統治するうえで、とても都合がよいことになった可能性もあるのでは?と、思ったのです。

これからのこのシリーズの連載をお楽しみに~!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国内史上最高。130キロタスク達成!

2019-04-14 09:36:50 | ハング(hangglider)
昨日、4月14日。ハンググライダークラスV(固定翼クラス)日本選手権の中で、国内史上最長距離となる130キロ

のタスクが、見事に達成されました!


これだけ長距離のタスクで、本当にゴールを決めてしまった選手に、心から祝福を送りたいと思います。


今回のクラスVの日本選手権が開かれているのは、茨城県は石岡市近くにある足尾エリア

筑波山のすぐ裏手に位置する場所です。

昨日組まれた日本史上最長のタスク(飛行コース)は、まずはこの山からテイクオフし、ほぼ北方向80キロくらいに位置する八溝山

まで北上。

そこから30キロほど南下し、鬼怒川をかすめて益子にゴールするというもの。

イメージ的には長辺の三角形の飛行コースになります。



この日は北方向にコンバージェンス(風がぶつかり上昇風が発生する条件)が、予想されていたため、それを利用し今回の最長タ

スクが組まれました。

そのコンバージェンス予想は見事に的中し、今回の偉業が達成されたというわけです。

国内でこれだけのことができた理由として…。

機体の性能が上がったこと

パイロットの飛行技術も上がったこと

そして…。

気象予報が正確になったこと

が、あげられると思います。

今の時代、ネット、更には現地でスマホなどを活用し、正確な気象情報がとれるようになったことは、今回のような偉業を成し遂げるうえで、とても大

切な要因だったと思います。

飛行距離が飛行距離なだけに、選手は5時間以上のフライトを強いられることになり、競技が終わったら選手はみな疲労困憊状態…。

それでも、みなとても良い顔を見せてくれました。

この日、この130キロの距離を飛びゴールへとたどり着いた選手は4名。

トップゴールのIガキ選手のガッツポーズです!



なんと私とタメ年…。

まだまだ若いものには負けていませんね!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第一段ロケットの回収って、オートジャイロが使えないかな?

2019-04-05 19:57:58 | 自作飛行機(homebuild airplane )
先日、アメリカのロケット会社のスペースX社が、第一段ロケットを、自らのロケットエンジンを用いて再び地球に降り立ち、その回収に成功

しました!





コレ、なんでこんなことをしているのかというと、できるだけ、その打ち上げコストを安くすることを目指している!

からなんです…。

かつてあったスペースシャトルも、これと同じように、できるだけコストを抑えるために開発されました。が…。

実際に運用を始めてみたところ…。

再利用を考えると、品質管理を厳重にしなければいけないため、かえってコストがかかってしまうという皮肉な結果に

なってしまったのです。


そのためスペースシャトルは退役…。

やはり、使い捨てロケットの方が安いね!。ということになったのですが…。

やっぱりできるだけコストを安くしたい!

ということで、打ち上げた後、地球に落ちてくる第一段ロケットだけでも再利用したい!ということ

で、スペースX社が実施したのです。

しかし…。

しかし…。

この方法にも大きな問題があります。

それは…。

第一段ロケットを無事に地球に返すには、大量の燃料を残すことが必要なんです。

この燃料の量は、船で回収するという最小に抑えられたものでも、なんと15パーセント

打ち上げ場まで帰還させた場合は、30パーセント以上 も燃料を残さなければなりません。


ちなみに、日本のH2ロケットの総重量は約260トン。

この重さをもってして、ようやく低軌道に10トンの衛星を軌道投入できます。

つまり…。

燃料の15パーセントも残さなければいけないのであれば、それだけペイロード…。つまり、人工衛星も小さくしなけれ

ばいけないのです!


これでは、たとえ第一段ロケットが回収できても、わりに合わなくなってしまいかねません!

つまり…。

もっと重量を食わない方法で、第一段ロケットを回収することが求められているのです。


重量を食わない回収方法…。

皆さんは、真っ先に「パラシュートを使ったら?」と思うかもしれません。

でも…。

パラシュートは風に流されるので、決まった場所に降ろすことができず、その回収が困難なんです。

だったらパラグライダーみたいなもので回収したら?パラグライダーなら軽そうだし、だいたい思い通りのところへ飛んでいけるのでは?

という意見もありそうなのですが…。

着陸の時、どうしても「衝撃」が加わってしまいます。

ロケットは大変デリケートなもの…。

とても衝撃が加わったロケットなど、再利用は考え難いのです!

「だったら、着陸の時だけロケットエンジンを使って下りれば?そうすれば、衝撃は加わらない…。」

でも、この考えも大きな問題があります。

それは…。

ロケットエンジンというものは、再点火が困難なんです。

一般的に、ロケットエンジンを始動するときは大きな電力を必要とします。

通常は、ロケットエンジンの始動時には、外部から電力を供給して、点火しています。

一度始動すれば、あとは外部からの電力は必要ないのですが…。

つまり、一度止めたロケットエンジンは、再点火するのは困難なんです。

例外的に、日本のH2ロケットのLE7エンジンは この再点火機能が持たされていますが、その分、ロケットエンジンが複雑になりコストがかかってし

まっています。


…。ということで、やはり、第一段ロケットを回収するには、打ち上げられるペイロードを少なくしてでも燃料を残さざるを得ないのでは?

そうなりそうなのですが…。

私にちょっとアイデアがあるのです。

そのアイデアとは…。

オートジャイロが使えるかもしれない…。

というものです。

図で書くとこんな感じ…。



第一段ロケットが降下し始めたら、収納していたローターを広げます。

そして、風車と同じ原理で回転させるのです。

回転するローターは揚力を発生させ、第一段ロケットをゆっくり降下させます。

回転するローターは、そのピッチ角の制御だけで、自由に降下する方向や速度を調整することができます。

着陸直前では、十分にローターの回転速度を上げておけば、衝撃も加わらずフワリと着陸することも可能なのです。



具体的には、上図のように第二段ロケットが分離した後、オートジャイロで滑空し、打ち上げ場へと戻ってきます。


都合の良いことに、第一段ロケットの下には重いエンジンがあるため、安定して降下することが容易と思われます。

ただ、頭の回転が速い方はもうお分かりと思いますが…。

このオートジャイロのシステム一式が重くなってしまっては話になりません。

はたして、どのくらいの重量で作ることができるのか…。

まだまじめに見積もってみたことはないのですが、少なくとも15パーセントも燃料を残すよりはマシになる可能性があるのでは?

そんなことを考えています…。


オートジャイロならば、当然動力が必要ありません。

また、回転し始めれば、その力を利用して発電をすることもできます。

回転部分のローターも、実はフラッター(高速回転時に振動してしまう現象)が起こらないように、「ねじれ剛性」は必要ですが、遠心力が発生するお

かげでそれ以外の強度があまり必要なく、全体を軽く作ることは十分できると思います。


私はロケットの方はあまり詳しく知らない素人なのですが、こんなアイデア使えないですかね?
















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする