飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

我が家の地名が、日本酒についた!

2024-11-28 08:46:24 | うんちく・小ネタ(absurd story)

先日、よく我が家に遊びに来る友人が、手土産に面白い酒を持ってきました!

渡船 テロワール太田の谷!

渡船とは、茨城県石岡市の府中誉という会社がつくる日本酒で、いろいろとこだわりぬいた美味しい酒です。

この会社、原料のコメ作りにも妥協せず、その栽培場所も我が家の住所地、石岡市太田地区に決めています。

この土地が、山から流れてくる水に恵まれ、土壌も日当たりも良く、酒米作りには向いているようです。

酒の名前に付けられた「太田の谷」とは、まさにこの太田地区の谷を意味しています。

 

コメの栽培方法にもこだわりがあるようで、他の田んぼよりも遅めに植え付けし、収穫はじっくりと熟成させるため、1

1月の後半まで待っています。

 

ちょいとお高めの酒ではありますが、味はバッチリ!

この府中誉の日本酒はいろいろと飲んだことはありますが、以前のような個性的な味から、より飲みやすい味に最近移行

しているようです。

このテロワール太田の谷も、その例にもれず、とても飲みやすく仕上がっていますね!

以前から注目していた酒蔵ですが、私がすむ土地の名前がその酒につけられていたので、とても嬉しく思い、今回このブ

ログでご紹介させていただきました

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非常に悩む仕事…。

2024-11-21 08:30:41 | ハング(hangglider)

私の仕事は、スカイスポーツ系のギア、つまり、機材のデザインや製造などです。

修理なんかも行っており、特にハンググライダーのセールの修理は、ほぼほぼ日本でウチだけしか行っていません。

…。で、今回ちょっと困った仕事が来ました…。

 

その困っている仕事というのが、コイツ↓のセールの修理です。

ドイツのA.I.R社が作る、固定翼ハンググライダーATOS VRです。

ハンググライダーは、主に使用されている機体は2クラスあり、一つは今までのアルミパイプのフレームを使用した物。

もう一つは、この固定翼と言われる、カーボンファイバーを使用した飛行機と同じ構造を持つものです。

で、困っている内容がコレ↓

前側の上面が、横方向に結構広く裂けてしまっているんです。

「そんなのあて布をあてて、縫ってしまえばいいじゃん!」

そんな声が聞こえてきそうですが…。

実はそのように、横方向に長くあて布をあてると、必ず飛行特性がおかしくなるんです!

 

下の図を見てください。

その理由を分かりやすく書いたものですが…。

上図のように、前側の上面って、翼にとって非常にデリケートな場所になるんです!

あて布となるセールクロスの厚みは0.2ミリほど

それを縫う糸の径もだいたい同じ0.2ミリほどです。

わずかな厚みと思われるかもしれませんが、このわずかな厚みが、この部分では空気の流れを確実に乱してしまうんで

す!

随分神経質だな!と思われる方もいるかもしれませんが、これ、決して神経質な話じゃないんです!

以前同様な破れ方をしたセールを、横長にセールクロスをあてて修理したところ、明らかに飛行特性が変わり、特に失速

が間違いなく早く変化してしまったんです!

その経験をしてからは、なるべく空気の乱れが少なくなる形に修理を行ってきたのですが…。

 

今回のは、かなり広い範囲で横方向に長く破れており、しかも、修理がかなり困難な場所でもあります。

 

いろいろと考えて、今回出した妥協案は…。

リペアテープ(補修用の粘着剤付きセールクロス)を併用した修理です。

 

強度の必要な個所は、縫いで補修し、その面積も出来るだけ少なくなるように工夫する。

そして、強度的に大丈夫なところはリペアテープで補修する。

そういうものです。

 

場合によっては、縫いで補修したところも、出来るだけ凸が無くなるように、その上から薄い粘着テープを張る必要があ

るかもしれません。

 

航空力学の教科書では、やはり今回の破損個所にあたる場所の凹凸は、確かに繊細であるとちゃんと書いてあるのです

が…。

いざ実際に自分がそれを経験してみると、「これほど違うの!」と驚いてしまうんですね!

 

大昔の飛行機は、主翼の表面に丸い頭をしたリベットを打ち付けていたそうですが…。

これだと理論どうりの効率にならないということが分かり、沈頭鋲というでっぱりのないものが使われるようになりまし

た。

何も知らなかった昔は、「随分こだわるんだな…。」そう思ったのですが…。

いろいろ経験した今では…。

確かにそれじゃ飛ばないわ!

そう納得させられてしまいます…。

 

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福島へ紅葉狩りの旅 その4

2024-11-14 19:10:19 | 旅(freedom person)

相馬の道の駅で目覚めた朝…。

まだ暗いですが、既に8時間寝ています…。

年をとると、どうしても寝るのが早くなってしまい…。

更に、車中泊の旅になると、夜やることもないので、直ぐに寝てしまいます。

夏場は早くから日が出るのでそれでいいのですが…。

冬場の車中泊の旅では、どうしても調子がくるってしまいます…。

なんかいい手はないでしょうかね!

 

身支度を道の駅で済ませて、6号線をゆっくりと、ゆったりと南下していきます。

途中、福島第一原発のために帰宅困難地域に指定された、大熊町なども通りますが、何件かの方たちは、再びこの地に帰

られているようでした。

でも、まだまだ「死んだ町」です…。

 

日立市へと差し掛かり、海沿いの道を走ります。

今日も晴れて気持ちの良い日になりそうです!

 

ちょっと常陸那珂の大きなホームセンターによって、少し買い出しした後…。

やってきたのは、常陸那珂の魚市場!

私、美味い魚には目がないんです!

寺泊の魚市場もなかなかなものですが、ここ常陸那珂もなかなかなもの!

お買い得な魚を買っていきます。

 

ここから私の家までは30キロほど…。

この後、ゆったりと家路につきました。

 

今回も私の車中泊の旅にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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福島へ紅葉狩りの旅 その3

2024-11-13 19:51:37 | 旅(freedom person)

昨夜は、天然炭酸泉で割ったハイボールと、寺泊の海の幸の肴で酔っぱらってしまった私…。

新潟県弥彦村の国上の道の駅で、早朝に目覚めます…。

さて、今日はどこに行こうか…。

適当にしか考えていない車中泊の旅…。

なんとなく、山形県の置賜盆地に行って、南陽市の龍上海でラーメンを食って、名物のラ・フランスでも買ってい

こうかと思っていたのですが…。

スマホで調べると、今日は龍上海はお休み…。

え!と、驚きながらも、確か龍上海は米沢市にもあったはず!と、調べると、ここも本日お休み…。

適当でしか動いていない車中泊旅よくあるある話…。

ならば、ちょっと近いところで、喜多方市でラーメンが旨い「一平」を思い出して調べてみると…。

なんと、ここも本日お休み…。

 

なんでここまでお休み?

そう思いながら、諦めないで喜多方市で旨いラーメン屋を調べてみると…。

「喜一」というラーメン屋を発見!

なかなか評判が良いようです!

 

本日は予定変更!

喜多方の旨いラーメン屋、「喜一」を目指して、途中の紅葉を楽しみながら移動することに決めました!

 

新潟県の弥彦から、49号線を走って喜多方市を目指します。

途中の紅葉もなかなかなもの…。

天気も良いし、楽しい気持ちで進んでいきます。

 

人気のラーメン屋って、昼には行列が出来るのは当たり前なので、早めに「喜一」に着けるように考えて進んでいきま

す!

 

だいたい予定通り、ちょっと早めの11時に、目的の喜多方市の喜一に到着しました!

…。

…。

相当な人気店だったようです…。

…。

これは是非ともリベンジしたいところですね!

 

まだまだ!確か喜多方には「長谷川」とい旨いラーメン屋もあったはず!と思いだし、行って見ます!

もうどうしようもありません…。

長いこと旅を続けていれば、こういうこともあるでしょう!

 

旨いラーメンは諦めて、そのまま本州を横断する形で、裏磐梯、吾妻山の紅葉を楽しみながら、太平洋側へと進むことに

します。

途中、景色がキレイな吾妻山へ立ち寄ろうとしますが…。

冷え込みがあったため、本日通行禁止!!!

もう空振りだらけです!

 

気を取り直して、福島市あたりで適当にサウナのあるスーパー銭湯でくつろいで行こうかと、またまたスマホで

調べてみますが…。

適当なお風呂が見つからない?

こんな大きな町で、なんで普通にあるスーパー銭湯がない?

でも、本日の目的地の「相馬市」で、だいたい希望するサウナ付きのお風呂をみつけました!

 

今日は空振りだらけでしたが、裏磐梯と吾妻山の途中まで紅葉が楽しめたんで良しとしましょ!

 

相馬市で、ゆっくるとサウナ付きの銭湯でくつろぎます…。

 

そして、本日のお宿と思って来た相馬の道の駅…。

今日は空振りだらけで疲れているし、この道の駅は、夜中トラックのエンジン音がうるさいのは知っているけど…。

もういいや!

そう思って、買って来た夕食を食べながら、エタノール暖炉の炎で癒されながら酒を飲み始めますが…。

しまった!このすぐ近くに「北泉海浜公園」という静かで車中泊うってつけの公園があった!

そんなことを思い出してしまいました!

でも、後の祭り…。

酒を一口でも飲んだ以上、もう、この道の駅からは動けません…。

 

この夜は、うるさいトラックのエンジン音から常に逃れるように、一晩中夜中に駐車場を動き回る羽目になりました…。

 

長い車中泊旅、思うようにならない、こんなこともあるでしょう!

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福島へ紅葉狩りの旅 その2

2024-11-12 19:11:42 | 旅(freedom person)

天栄の道の駅で、4時に目覚めてしまいます…。

昨夜は8時に寝てしまったので、もうこれ以上寝るのは無理!

車中泊旅はどうしても寝るのが早くなってしまうので、冬場は暗いうちからの活動になってしまいます…。

寒い時期の車中泊旅の悩みどころでもあります。

夏だったら朝日と共に活動出来て、ちょうどいいんですけどね!

 

とりあえず北を目指して走り始めます。

私の好きな会津坂下の道の駅まで進んで、そこで朝食にする魂胆…。

走っていると、徐々に夜が明け始めます。

着いたのが、会津坂下の道の駅…の隣の河川敷公園。

ここ、静かで穴場なんです!こちらの方も良くここを使っていますね→青の風に吹かれて

ここで朝食をとって身支度を整えて、更に進んでいきます。

 

昨年、ちょうど今どきに、今回と同じように紅葉を愛でる旅に出たのですが、その時国道252号線が、隠れた紅葉の名

所であることを知りました。

今回の旅は、その252号線の紅葉を再び楽しむ予定です。

福島県唯一のカルデラ湖である沼沢湖の近くで、ちょっと写真を撮影…。

いい具合に紅葉が進んでいますね!

沼沢湖にも足を運びます。

ここ、昨年来て大好きな場所になりました。

静かできれいで…。魅力的なところです。

 

ここから新潟県方向に20キロほど進むと、大塩炭酸泉という面白い場所があります。

ここ、結構しっかりした炭酸泉が出ているという情報を得たので、今回来てみました。

炭酸泉をくみ取ってみます。

確かにしっかりした炭酸泉ですね!

ここでくみ取った炭酸泉は、今夜の晩酌にて、ウイスキーと割ってハイボールで楽しみたいと思います!

 

更に進んで、新潟県との県境付近…。

バッチリいい時期に来ましたね!

一面が紅葉していました。

 

ここは2000メートルに迫る山々が重なる場所。

曲がりくねった道を進みながら、終わりを迎えようとしている紅葉を楽しみながら進んでいきます。

 

新潟県まで降りてきて、時間があったので、長岡市の山本五十六記念館に寄ってみます。

ここは以前にも来ていますが、再び来たくなりました。

 

山本五十六…。第二次大戦で、真珠湾攻撃を成功させた方ですね!

この方、意外に思われるかもしれませんが、実はずっと一貫して戦争反対を唱えていました。

日独伊三国同盟も断固反対していましたが、能力がありすぎたため、真珠湾攻撃を任されてしまっています。

自ら望んで太平洋戦争の最前線に赴きますが、日本軍が不用意に打った無線をアメリカ軍が傍受。

あまりにストレートな内容だったので、半信半疑でP-38ライトニング機を16機待機させてみたところ、本当に五十六をの

せた一式陸攻が現れてしまいました。

一式陸攻の護衛は、零戦32型と22型が6機だけ…。

10000メートルの高高度から急降下してくる16機のP-38戦闘機を、6機の零戦が守れるわけはありません…。

こうして、山本五十六はブーゲンビル島で戦死することになります。

 

長岡市から20キロほど進んで、やってきたのは寺泊の魚市場!

日本海の旨い魚が安く買えるところですね!

ここで今夜の夕食をゲットします。

 

今夜の泊りは寺泊のすぐ近く国上の道の駅!

温泉併設で利用しやすい道の駅です。

寺泊でゲットした夕食です。

烏賊と赤魚の串焼き、それと、半額でゲットした寿司です。

何気に、寿司のネタがなかなかなもの。

ホタテは肉厚で、マグロはしっかり本マグロでした。

さすがは寺泊!

昼間に大塩炭酸泉で組んだ炭酸で、ハイボールを作っています。

自然の味がして、なかなかなものでした!

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