久々の薪ストーブのセルフビルドでの更新ですが、これから薪ストーブのセルフビルドに挑戦する方のご参考になると思いますので、ウチの薪ストーブのセルフビルドで失敗してしまった点についてご紹介してみます。
その第一は、「外気導入をとらなかった」ことです!
外気導入とは、薪ストーブの中の燃焼の結果、燃焼ガスとして煙突から出ていく空気を補う形で薪ストーブ本体、もしくは部屋の中に空気を導入することを言います。
薪ストーブで外気導入をとらなかった場合、最悪部屋の中が負圧になってしまうために煙の逆流が起こってしまいます。
一般的にログハウスなどの薪ストーブと相性が良いとされる建物の場合、家に隙間があるためにそこから空気が入り外気導入は必要ないと言われています。
しかし、通常の家では密閉度が高いために、そのような家に薪ストーブを設置する場合、「外気導入」を考えないといけません。
薪ストーブメーカーの方もそのような対応がちゃんとできるように「外気導入オプション」が準備されているので、それを取り付けるのが完璧ですが、しかし、そこまでお金をかけなくても、薪ストーブのすぐ下あたり、理想的には薪ストーブの吸気口の真下あたりに下のような換気口をつけて外気を導入できるようにするだけでも十分だと言われています。
確かにこれならばお金がかかりませんね!
で、ウチの薪ストーブのセルフビルドでは、恥ずかしながらこのような知識がなかったため、
外気導入をとりませんでした!
その結果どのようなことになったかというと‥。
部屋の中で薪ストーブのある反対側の場所に外気が入ってきてしまい、その場所だけとても寒くなったのです‥。
この問題を解決するために、今は薪ストーブのすぐ近くの窓を数ミリだけあけて外気が入るようにしています。
上の写真の箇所です。
幸い薪ストーブのすぐ近くだったため、冷たい空気は部屋には回らずそのまま薪ストーブに吸い込まれているらしく、今では全く問題なく薪ストーブライフを楽しめています。
このような経験からも、現在の高気密住宅に薪ストーブを設置される方は、外気導入を考えることをお勧めいたします!