２級の祝日

先輩格の「海の日」が７月の第３月曜日として毎年日が変わるのに対し、今年からの新参者である「山の日」が何故８月１１日で固定なのでしょうか。

「山の日」が加わって年間１６日になった国民の祝日ですが、「成人の日」、「海の日」、「敬老の日」、「体育の日」が日にちでなく、当該月の第何月曜日という決め方になって連休づくりのための祝日への意図がありありです。

この固定の日にちでなく第何月曜日と定められた祝日を政治屋さんは「２級の祝日」と呼んでいると、とある全国紙のコラムに書いてありました。
とかく差をつけて自己満足に浸りたがる「２級の政治屋」の発想でしょうが、働き過ぎの日本人を強制的に休ませるための便法が、結果的に何を祝う日なのかを稀薄にしたのは事実です。

いっそのこと全部の祝日を「年間祝日第何号」とした方がスッキリするのかもしれません。

オヤジにとって「２級の祝日」のうち２日はそもそも「２級」になる前の固定された祝日の頃から関わりの深い日でした。
祝日は年によって移動しても、関わりの深い日が年によって移動するわけではありません。
折角、毎年祝日で休みなので良かったと思っていたのですが、今や平日のことが多い日となりました。

そんな引っかかりが固定の祝日として「山の日」が誕生したことを素直に喜べない一因となってます。
でも、しっかり休んでますけど。。。