ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

2年目

2017年05月06日 | 音楽
あれから1年。

2年目ともなるとステージもコナレてきます。

ちょっと某女子を中心にベシャリの時間が多くなっているかなとか、ゲストと称して3名の弾く時間を巧み少なめに調整しているかなとか、昨年に比べると技巧的に意欲的な曲というよりもCD売りたいの思いが強いプログラムになっているかなとか、いろいろとケチをつけながらもそれぞれ確かな腕を持ったお三方ですから、通常のクラシックのコンサートととは似て非なるピックアップで増幅された音がスピーカーからこれでもかと降り注いできましたが、むしろ音程の確かさやお三方の音色の違いが際立って楽しむことができました。

客席の空気はミーハー感満載ながらも老若男女の揃う客席は決して演奏中に熱狂して立ち上がるわけでもなく、感動はあくまでも拍手をもって品行方正であります。
比較的お子様が多いかなと出演者たちも言っておりましたが、きっと未来の3人の誰かを目指すタマゴ達が連休中ということで集っているのでありましょう。

オヤジの周りも前半しきりに鼻を啜るオバハンと後半大分飽きがきたのか落ち着きのないガキンチョがおりました。
通常のクラシックのコンサートであればヒンシュクものですが、スピーカーからの大音響とプロ・ヴァイオリニストの素人ダンスに大分助けられました。

最後の曲は昨年曲の途中で無粋な拍手が入ってしまった「タイスの瞑想曲」。
今年はそういったハプニングも無く、曲の最後の余韻まで楽しむことが出来ました。
アホなブラボー野郎が居なかったことに感謝!

とはいえ、フェスティバルホールで普通にクラシックコンサートを聴きたいと改めて感じた一夜でした。(笑)

コメント
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