Sony α7RII 試写 ~その10-4 河口湖ステラ・シアター編 最終回~
忍野八海の中央、中池からちょっと脇に<榛(はん)の木林資料館>があります。18世紀後半に建てられた現存する忍野(おしの)村最古の茅葺き民家 渡邉(わたなべ)家を開放した資料館です。館内には、当時そのままの家具や家財道具、蚕の養殖場徳川時代の 武具、重要書類などが展示されています。 また、敷地内には、忍野八海の1つ、【底抜池】があります。
この地図をみると実体がよくわかるのですが、忍野村観光協会の地図には中池は小さく中池という字がかいてあるだけで、これが人工池であることなぞ全く分からなかったのです(個人の作った池だから観光協会はちゃんと書いてないのです、 忍野八海で配っている忍野八海巡礼ガイドのパンフレットも同じ、ぽつんと小さく中池とかいてあるだけ)。ネットをあれやこれや探して、やっと実体が解ってきました。決して、観光協会の情報で実体が分かることは無いのです。これはどこの地域でも同じこと。ブログに書こうとおもうと、実体をしらべるのにとっても苦労するのです。
(どこかで、最近の世の中の<地図>に対するいい加減さを議論してみようと思います。 googleマップがあるからいい、冗談じゃない。)
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
<榛(はん)の木林資料館>園内の展望台(家の屋根上)からの全貌。この家がある方向に富士山が見えるはずである。
雪景色の撮影にこの場所が使われるようだ。ここは有料、300円だから、アジア系観光客の数が激減するところがいい。
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony/Zeiss FE 16-35mmでこれまでの頭の中にある超広角のイメージでなんとか撮影できるようだ。
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
<榛(はん)の木林資料館>を出て、湧池のほとりの池元茶屋でソバを食べます。
湧池のほとりにある池本茶屋、中池にある水車の石臼で挽いた、挽きたて打ちたてが身上の名水そばとあるが、本当にびっくりするほどおいしい。素のそばだけのノドこしがなんともいえないのである。 ところがである、<池本>というのはこの茶屋やお土産屋や旅館を経営している大きな企業で、もとテニスコートだったところを中池(お土産屋さんに隣接する大きな池)にして、水車小屋をつくり、湧池の水をくみ上げて水車を回して、中池にも水を流している。その結果湧池の水質が悪化したり、池の岸がくずれたりしたそうな。いまは、さらに、アジア系観光客の投げるコインが底にたまって、下の写真の様にキラキラと光る湧池になってしまった。湧池の運命やいかに!
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm 湧池
さて、忍野村の冬は訪ねる価値があるか? 夏の景色から想像するのはむずかしいですが、なにか当方の雪景色イメージと合っているようには思えない。当方は富士山に全然こだわりが無い。もっと広々とした雪景色がいい。またどこに雪景色を撮りに行ったらいいかわからなくなってしまいました。
写真に撮っていませんが、運ちゃんの話の通りに、ソバを食べているあいだに、中池を囲む広場とこの湧池の周りはアジア系観光客でいっぱいになっていったのです。夏の軽井沢か、竹下通りみたいなものです。そういえば、以前テレビで、湧池へのコイン投げと、周辺の民家の庭に入り込んでの撮影が問題になっていたのを思い出しました。当方が歩いているときも、アジア系観光客さんは民家に入り込んで撮影に余念がありませんでした。お土産屋さんでは、爆買が始まっていると家内がいっていました。たとえば和風キティ―ちゃんのハンカチ20枚購入とか。
ここから先は面白い話はありません。単なる時間つぶしでした。花の都公園ではまだコスモスが咲いていないし、山中湖では相変わらず富士山は見えず、撮るものがない。
一つだけ、中国人のオジサン2連れとバス停で一緒になり、おじさん達は、バスの時刻から、降りるところまで、色々教えてくれたのです。むろん身振り手振りで、ですが。そのオジサン達とはその後、計3回遭遇することになる。中国人にも親切な方がいるもんだ。
花の都公園
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
山中湖
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
河口湖→忍野八海→花の都公園→山中湖はその順番に並んでいて、アジア系の方も順繰りに訪ねるようでした。山中湖は河口湖よりずっと大きい。周囲に森や林があり、のっぺりした河口湖より味がある。河口湖は富士山がみえないとどうしようもないところで、富士山に完全におんぶしている。おそらく湖畔に林をともなった遊歩道路をつくろうとすると、湖畔の宿が富士山が見えなくなると言って文句をいうのだろう。おかげで、日がかんかん照っていて、散策しにくい湖なのである。さて、やることもないので、河口湖にもどって、予約していた高速バスを早めて、帰路につきました。帰りは渋滞で、ほんと自動車の旅はいやだ。やっぱり電車の旅が一番。
さて、試写の感想ですが、
紅葉撮りには
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro Gレンズ F2.8
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm F4.0
の2台体制、AF中心の撮影でなんとかなるのではないかと思うのです。Sony FE 90mm macro Gレンズ F2.8は近景から中景までは問題ない、遠景もまあ撮れる(後でも議論しますが、Zeiss 100mm macroは遠景が苦しいのです)。Sony/Zeiss FE 16-35mm F4.0は、その責務をまずまず果たしている。
しかし、なにかふっ切れないところがある。その原因は次の<Zeiss オールドスタイル・レンズでの試写>で明らかになりました。そのインプレッションは驚くべきものでした。
忍野八海の中央、中池からちょっと脇に<榛(はん)の木林資料館>があります。18世紀後半に建てられた現存する忍野(おしの)村最古の茅葺き民家 渡邉(わたなべ)家を開放した資料館です。館内には、当時そのままの家具や家財道具、蚕の養殖場徳川時代の 武具、重要書類などが展示されています。 また、敷地内には、忍野八海の1つ、【底抜池】があります。
この地図をみると実体がよくわかるのですが、忍野村観光協会の地図には中池は小さく中池という字がかいてあるだけで、これが人工池であることなぞ全く分からなかったのです(個人の作った池だから観光協会はちゃんと書いてないのです、 忍野八海で配っている忍野八海巡礼ガイドのパンフレットも同じ、ぽつんと小さく中池とかいてあるだけ)。ネットをあれやこれや探して、やっと実体が解ってきました。決して、観光協会の情報で実体が分かることは無いのです。これはどこの地域でも同じこと。ブログに書こうとおもうと、実体をしらべるのにとっても苦労するのです。
(どこかで、最近の世の中の<地図>に対するいい加減さを議論してみようと思います。 googleマップがあるからいい、冗談じゃない。)
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
<榛(はん)の木林資料館>園内の展望台(家の屋根上)からの全貌。この家がある方向に富士山が見えるはずである。
雪景色の撮影にこの場所が使われるようだ。ここは有料、300円だから、アジア系観光客の数が激減するところがいい。
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony/Zeiss FE 16-35mmでこれまでの頭の中にある超広角のイメージでなんとか撮影できるようだ。
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
<榛(はん)の木林資料館>を出て、湧池のほとりの池元茶屋でソバを食べます。
湧池のほとりにある池本茶屋、中池にある水車の石臼で挽いた、挽きたて打ちたてが身上の名水そばとあるが、本当にびっくりするほどおいしい。素のそばだけのノドこしがなんともいえないのである。 ところがである、<池本>というのはこの茶屋やお土産屋や旅館を経営している大きな企業で、もとテニスコートだったところを中池(お土産屋さんに隣接する大きな池)にして、水車小屋をつくり、湧池の水をくみ上げて水車を回して、中池にも水を流している。その結果湧池の水質が悪化したり、池の岸がくずれたりしたそうな。いまは、さらに、アジア系観光客の投げるコインが底にたまって、下の写真の様にキラキラと光る湧池になってしまった。湧池の運命やいかに!
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm 湧池
さて、忍野村の冬は訪ねる価値があるか? 夏の景色から想像するのはむずかしいですが、なにか当方の雪景色イメージと合っているようには思えない。当方は富士山に全然こだわりが無い。もっと広々とした雪景色がいい。またどこに雪景色を撮りに行ったらいいかわからなくなってしまいました。
写真に撮っていませんが、運ちゃんの話の通りに、ソバを食べているあいだに、中池を囲む広場とこの湧池の周りはアジア系観光客でいっぱいになっていったのです。夏の軽井沢か、竹下通りみたいなものです。そういえば、以前テレビで、湧池へのコイン投げと、周辺の民家の庭に入り込んでの撮影が問題になっていたのを思い出しました。当方が歩いているときも、アジア系観光客さんは民家に入り込んで撮影に余念がありませんでした。お土産屋さんでは、爆買が始まっていると家内がいっていました。たとえば和風キティ―ちゃんのハンカチ20枚購入とか。
ここから先は面白い話はありません。単なる時間つぶしでした。花の都公園ではまだコスモスが咲いていないし、山中湖では相変わらず富士山は見えず、撮るものがない。
一つだけ、中国人のオジサン2連れとバス停で一緒になり、おじさん達は、バスの時刻から、降りるところまで、色々教えてくれたのです。むろん身振り手振りで、ですが。そのオジサン達とはその後、計3回遭遇することになる。中国人にも親切な方がいるもんだ。
花の都公園
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
山中湖
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro
河口湖→忍野八海→花の都公園→山中湖はその順番に並んでいて、アジア系の方も順繰りに訪ねるようでした。山中湖は河口湖よりずっと大きい。周囲に森や林があり、のっぺりした河口湖より味がある。河口湖は富士山がみえないとどうしようもないところで、富士山に完全におんぶしている。おそらく湖畔に林をともなった遊歩道路をつくろうとすると、湖畔の宿が富士山が見えなくなると言って文句をいうのだろう。おかげで、日がかんかん照っていて、散策しにくい湖なのである。さて、やることもないので、河口湖にもどって、予約していた高速バスを早めて、帰路につきました。帰りは渋滞で、ほんと自動車の旅はいやだ。やっぱり電車の旅が一番。
さて、試写の感想ですが、
紅葉撮りには
Sony α7RII + Sony FE 90mm macro Gレンズ F2.8
Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm F4.0
の2台体制、AF中心の撮影でなんとかなるのではないかと思うのです。Sony FE 90mm macro Gレンズ F2.8は近景から中景までは問題ない、遠景もまあ撮れる(後でも議論しますが、Zeiss 100mm macroは遠景が苦しいのです)。Sony/Zeiss FE 16-35mm F4.0は、その責務をまずまず果たしている。
しかし、なにかふっ切れないところがある。その原因は次の<Zeiss オールドスタイル・レンズでの試写>で明らかになりました。そのインプレッションは驚くべきものでした。