Sony α7RII 試写 ~その11-1 Zeissオールドスタイル・レンズ編~
月曜は自然教育園はお休み、月曜に開いている公園といえば、浜離宮庭園と昭和記念公園くらいしか思い当たらない。どうしてもZeissオールドスタイル・レンズでの試写をしないと落ち着かない。浜離宮庭園に向かいました。
コスモスが咲いています。これまでの試写で、Sony α7RIIでMFをやるには三脚がないと無理というのが結論でした。ところが今日は風が強い。三脚を立てて、ライブビューで5倍にしてピントを合わせようとしても、風で大きく揺れて、まったく無理。あきらめて、手持ちMFの再トライに方針を切り替えました。
これまでの、当方のスタンダードな撮り方は、Zeiss Planar 100mm macro とZeiss Distagon 18mmを2台のフルサイズミラーレス・Sonyα7Rは無論、APS-Cミラーレス(富士フィルムX-E1 とか、リコーGXRとかです)に付ける、その前はAPS-Cペンタックス一眼レフ(ペンタックスK20D, K7, K5, ニコンD800Eとかです)に付けるという撮り方で通してきました。今日は、Sony α7RIIでZeiss Planar 100mm macro とZeiss Distagon18mmを試写です。原点に帰って、なにかとってもほっとしています。 Zeiss Planar 100mm macro とZeiss Distagon18mmは当然MFでしか撮れません。さて、手持ちMFで撮れるでしょうか?
今日の絵は全て、Sony α7RII+Zeiss Planar 100mm macro F2です。
いちいち最大限まで拡大しませんが、驚くべき解像であることがわかります。もっと重要なことは、拡大しない元の絵です。その解像と色とバックのボケのつくる世界が抜群ではありませんか。
みんな手持ちMFで撮っているのです。ライブビュー5倍拡大で、風で揺れる中、体を前後させて、ピントをとり、合った瞬間にシャッターを押すという離れ業。昔はいつもこうしていたのです。AF撮影より数倍の時間がかかりますが、結果はちゃんと撮れているではありませんか。
もう一度いいますが、拡大写真がどうこうというのではなくて、元の絵がすばらしいのです。
なんにも言うことありません。やっぱり、Zeiss単焦点MFは鳥肌ものです。このZeissのMF撮影が脳裏に刻みついているので、その後のZeissだろうが、Nikonだろうが、SonyだろうがAFレンズやズームレンズの絵に満足が得られないのは当然の気がするのです。
しかしながら、Zeiss Planar 100mm macroはこのような遠景では、パープルフリンジ(高輝度部分に隣り合った低輝度部分に紫色やマゼンタ色の偽色が出る現象)がでるのです(当方のレンズの個体特性かもしれませんが)。また、遠景でのボケはZeiss Planarではうるさい場合がある。デジタルカメラではZeiss Planar 100mm macroはマクロ近景撮影でのみベストなレンズなのです。 Zeiss Planar 100mm macroは660gと重たいので、遠出の時に、さらに遠景撮影用の望遠レンズを持つというのは厳しい。そこで、Sony FE 90mm macroなどで、近景マクロから遠景撮影までを受け持つレンズを探さざるをえなくなるのです。
さて、明日はZeiss Distagon 18mmと総括です。
月曜は自然教育園はお休み、月曜に開いている公園といえば、浜離宮庭園と昭和記念公園くらいしか思い当たらない。どうしてもZeissオールドスタイル・レンズでの試写をしないと落ち着かない。浜離宮庭園に向かいました。
コスモスが咲いています。これまでの試写で、Sony α7RIIでMFをやるには三脚がないと無理というのが結論でした。ところが今日は風が強い。三脚を立てて、ライブビューで5倍にしてピントを合わせようとしても、風で大きく揺れて、まったく無理。あきらめて、手持ちMFの再トライに方針を切り替えました。
これまでの、当方のスタンダードな撮り方は、Zeiss Planar 100mm macro とZeiss Distagon 18mmを2台のフルサイズミラーレス・Sonyα7Rは無論、APS-Cミラーレス(富士フィルムX-E1 とか、リコーGXRとかです)に付ける、その前はAPS-Cペンタックス一眼レフ(ペンタックスK20D, K7, K5, ニコンD800Eとかです)に付けるという撮り方で通してきました。今日は、Sony α7RIIでZeiss Planar 100mm macro とZeiss Distagon18mmを試写です。原点に帰って、なにかとってもほっとしています。 Zeiss Planar 100mm macro とZeiss Distagon18mmは当然MFでしか撮れません。さて、手持ちMFで撮れるでしょうか?
今日の絵は全て、Sony α7RII+Zeiss Planar 100mm macro F2です。
いちいち最大限まで拡大しませんが、驚くべき解像であることがわかります。もっと重要なことは、拡大しない元の絵です。その解像と色とバックのボケのつくる世界が抜群ではありませんか。
みんな手持ちMFで撮っているのです。ライブビュー5倍拡大で、風で揺れる中、体を前後させて、ピントをとり、合った瞬間にシャッターを押すという離れ業。昔はいつもこうしていたのです。AF撮影より数倍の時間がかかりますが、結果はちゃんと撮れているではありませんか。
もう一度いいますが、拡大写真がどうこうというのではなくて、元の絵がすばらしいのです。
なんにも言うことありません。やっぱり、Zeiss単焦点MFは鳥肌ものです。このZeissのMF撮影が脳裏に刻みついているので、その後のZeissだろうが、Nikonだろうが、SonyだろうがAFレンズやズームレンズの絵に満足が得られないのは当然の気がするのです。
しかしながら、Zeiss Planar 100mm macroはこのような遠景では、パープルフリンジ(高輝度部分に隣り合った低輝度部分に紫色やマゼンタ色の偽色が出る現象)がでるのです(当方のレンズの個体特性かもしれませんが)。また、遠景でのボケはZeiss Planarではうるさい場合がある。デジタルカメラではZeiss Planar 100mm macroはマクロ近景撮影でのみベストなレンズなのです。 Zeiss Planar 100mm macroは660gと重たいので、遠出の時に、さらに遠景撮影用の望遠レンズを持つというのは厳しい。そこで、Sony FE 90mm macroなどで、近景マクロから遠景撮影までを受け持つレンズを探さざるをえなくなるのです。
さて、明日はZeiss Distagon 18mmと総括です。