小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

Newアート考察 陶芸家と言われたくない陶作品を作る人が出展できる展示会はあるか? その3

2022-07-12 14:01:58 | 写真日記
Newアート考察 陶芸家と言われたくない陶作品を作る人が出展できる展示会はあるか? その3
2022-6-4 国立新美術館 現展

現代美術家協会「現展」とは

権力におもねることなく、
平和と自由を愛し、
時代と共に歩みながら、
互いに個性を尊重し合い、
常に研鑽を怠らず、
新しい美術の創造をとおして、
真の人間精神を探求する、
現展は、
そういう作家たちの集団です。

現代的表現の充溢する、他公募展未発表作品
抽象・具象は不問
(1)平面:絵画・版画・デザイン・CG等
(2)立体:彫刻・立体造形等
(3)工芸
(4)写真

この展示会は、今回の放浪の旅で最も違和感の無い展示会でした。以下、賞には関係なく当方の目にとまった作品だけをのせます。膨大な展示作品があります。ここの載せた作品が全体を代表するというわけではないことをご了解ください。




























このあたりからどうも写真部門らしい。 タイトルには絵画だの写真だの書いてないから、どういう手法で作られたか本当はよくわからない。  ここではCGと写真は異なるジャンルとしているようですが、かなりCGと写真が大きな存在感をしめしていることがこの展示会の特徴と思われます。







これなんかいい写真だと思います。



こういう典型的、写真らしい写真もいっぱい展示されていました。





自然教育園の連中が撮りそうな写真もありました。



これはいかにも当方が出展しそうな作品です。



この辺は、どういう手法で作品を作ったかわかりません。





壁にかかっている作品に比べて、立体部門、工芸部門の作品数は1/10程度のようですが、しょぼいというわけではありません。それなりの存在感を有しています。









古典的作品もあるなと思ったら、審査委員の作品でした。





当方がもっとも注目した、この展示会の<核心>は次の文章にあります。
展示会の一角に、ジャヤンルを問わずにこの文章の趣旨で集められた作品が並んでいます。






























作品の内容がいいか悪いかというより、このような趣旨で選別した作品を別枠として示しているという点に注目したいのです。

<美術という表現に、わずかでも新しい価値を付け加えようとする意志>
これこそ当方が願っていることなのです。それが出来ているかいないかは分かりませんが、そうしたいという思いが、当方の毎日を動かしているのです。
この団体がそれをもっとも大事にしていることがわかりました。
新しい価値を付け加える、それだけを純粋にシンプルに表明している団体にはじめて会いました。来年は、ここに出展したいと思いました。受け入れてもらえるかはわかりません。うけいれてもらえそうな作品ができあがるかどうかもわかりません。とにかくやってみます。


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