自然教育園日記 その270 <Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mm>の運命は?
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mm をあきらめて下取りにだすか、まだこれで鳥撮影を続けるかを決心するために数か月ぶりに3日間この機材で鳥撮りをしてみました。
2023-11-18
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あいかわらずカワセミさんは人気で、多くの撮影者とそれをとりまくファンが集まっています。 初日から、とりあえずの飛び出し撮影が出来ました。これはプレ撮影システムがついていないとまず撮影出来ないシーンと思います。
2023-11-19
今日はカワセミさんに出会うことが出来ませんでした。仕方なくカモさんの撮影に集中します。以下の絵はカモさんが目的でなく、カモさんが起こす水面の波紋を狙っています。カモさんは背景です。
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こういう波紋が最高です。
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本当はカモなし波紋が撮りたいのです。陶芸の材料にするためです。そう簡単に気に入った波紋を見つけ出すことは出来ないのです。多くの画像から、その部分を切りだして、あれやこれや探し回るのですがなかなか見つからないのです。しかし、いらない何千枚の鳥や虫の連写画像からつかえる画像をさがすより、波紋探しの方が当方にははるかに楽しい。
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この絵は気に入っています。陶芸の材料にするのは難しいですが、こういう絵が撮れるとカワセミの飛び込みより何十倍もうれしい。写真展に出しても10人に1人も興味を持たないでしょう。 しかし、次回の写真展には<The Art in The Pond>というタイトルで見手のことは一切気にしないで、もっともっと抽象的写真を出す決心をしています。1回でなく<The Art in The Pond>を出し続けるつもりでいます。自然教育園で<カワセミ展>や<オオタカ展>をやっている隣にこんな写真をだしてもだれも見向きもしないでしょう。こうなったらすっぱりと見手をわすれます。かなりヤケッパチ感がありますが。
この日は水面が撮れれば機材の検証などどうでもよくなってしまいました。
2023-11-21
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmはたった2日でそれなりの存在意義を主張したので、まだ決心がつきません。もう一回だけ使ってみようと同じ機材を持ち出しました。しかし、この日のカワセミは茂みの奥に引っ込んで、ちっとも動いてくれません。
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カワセミ・オス
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空を飛ぶアオサギが撮れるかを試してみました。
収穫がほとんどない日、重たい機材2.43kgをかついで帰る時、本当にもうこんな重たい機材は勘弁願いたいと思うのです。鳥撮りの連中はもっと重たい機材を抱えて毎日やってくる。よほど鳥撮影が好きなのでしょう。当方にはダメです。鳥撮りの連中とはコスパ(楽しみ/ 労力)に見合わないのです。
この機材の評価は
1、 レンズ:Fujifilm XF150-600mmは決して悪くない。600mmでF8と暗いことが問題と指摘されますが、その通りでこれはいたしかたありません。暗い分カメラ性能に対する要求もシビヤーになります。
2、 カメラ:虫、小鳥の動きを撮るとなると、列車、飛行機、人、大型鳥に比べて画素数、AF性能、追尾性能は段違いにシビヤーになる。それぞれの掛け算で最終的画質が決まってくる。連射能力やローリングシャッター歪修正能力だけではどうしようもない。Fujifilm X-H2Sは画素数、AF性能、追尾性能が不十分で<Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmまたはXF80mm macro>では小鳥、虫のハイスピード撮影をするには無理だという結論になります。
2023-11-22
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmのコスパ(楽しみ/労力)が割に合わないでコスパが上げられないなら労力を減らそうと、レンズを望遠鏡レンズ、miniBorg55FL(250mm F4.5)に換えてみました。以前はFujifilm X-T3に付けてよくカワセミ撮りをしたものです。これで469mm F4.5まで行きます(250x1.5x1.25=469mm: X-T3でもX-H2Sでもx1.25クロップ連写が出来るのです)。これで2.43kgから1.3kgに重量を落とせます。完全MFですが。
でも、下の絵のように、無理でした。撮影は夕方でISO5000という悪条件でしょうがないのですが、もう少しはましに撮れてほしい。当方の画質基準を越えることが出来ません。
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カワセミ・メス
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水面
明日はレンズをFujifilm XF70-300mmF4~5.6に換えてトライしてみます。今度は1.48kgです。
2023-11-23
もう一日だけ、Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF70-300mmF4~5.6を試します。
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紅葉が少しずつ始まっています。
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カワセミはISO2500なので昨日よりましですが、画質的には55点。<可>がとれません。
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The Art in The Pond
水面は頑張っています。The Art in The Pondの大爆発で行きましょう。一人で大爆発も結構楽しいかもしれません。
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmを下取りして、フルサイズを復活しSony alpha7CII + Sony 70-200mm macroとAPS-CはFujifilm X-T5に交代という方向に傾きつつあります。つまり、鳥撮りが撮影対象から大幅後退ということです。
Fujifilm さんはFujifilm X-H2Sをもう少し改良し(画素数を上げる)、Fujifilm XF100-400mmをもう少し改良すれば(600mmにしないで400mmで明るくすると同時に軽くする)、そのコンビは使えると思います。頑張ってください。
次回は、旧アート考察で昔書いた<ガレの庭>が時々クリックされるのに、アクセスできないようにブロックしているので、Newアート考察として復活させ、さらに<大事な考察>を加えます。
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mm をあきらめて下取りにだすか、まだこれで鳥撮影を続けるかを決心するために数か月ぶりに3日間この機材で鳥撮りをしてみました。
2023-11-18
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あいかわらずカワセミさんは人気で、多くの撮影者とそれをとりまくファンが集まっています。 初日から、とりあえずの飛び出し撮影が出来ました。これはプレ撮影システムがついていないとまず撮影出来ないシーンと思います。
2023-11-19
今日はカワセミさんに出会うことが出来ませんでした。仕方なくカモさんの撮影に集中します。以下の絵はカモさんが目的でなく、カモさんが起こす水面の波紋を狙っています。カモさんは背景です。
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こういう波紋が最高です。
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本当はカモなし波紋が撮りたいのです。陶芸の材料にするためです。そう簡単に気に入った波紋を見つけ出すことは出来ないのです。多くの画像から、その部分を切りだして、あれやこれや探し回るのですがなかなか見つからないのです。しかし、いらない何千枚の鳥や虫の連写画像からつかえる画像をさがすより、波紋探しの方が当方にははるかに楽しい。
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この絵は気に入っています。陶芸の材料にするのは難しいですが、こういう絵が撮れるとカワセミの飛び込みより何十倍もうれしい。写真展に出しても10人に1人も興味を持たないでしょう。 しかし、次回の写真展には<The Art in The Pond>というタイトルで見手のことは一切気にしないで、もっともっと抽象的写真を出す決心をしています。1回でなく<The Art in The Pond>を出し続けるつもりでいます。自然教育園で<カワセミ展>や<オオタカ展>をやっている隣にこんな写真をだしてもだれも見向きもしないでしょう。こうなったらすっぱりと見手をわすれます。かなりヤケッパチ感がありますが。
この日は水面が撮れれば機材の検証などどうでもよくなってしまいました。
2023-11-21
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmはたった2日でそれなりの存在意義を主張したので、まだ決心がつきません。もう一回だけ使ってみようと同じ機材を持ち出しました。しかし、この日のカワセミは茂みの奥に引っ込んで、ちっとも動いてくれません。
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カワセミ・オス
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空を飛ぶアオサギが撮れるかを試してみました。
収穫がほとんどない日、重たい機材2.43kgをかついで帰る時、本当にもうこんな重たい機材は勘弁願いたいと思うのです。鳥撮りの連中はもっと重たい機材を抱えて毎日やってくる。よほど鳥撮影が好きなのでしょう。当方にはダメです。鳥撮りの連中とはコスパ(楽しみ/ 労力)に見合わないのです。
この機材の評価は
1、 レンズ:Fujifilm XF150-600mmは決して悪くない。600mmでF8と暗いことが問題と指摘されますが、その通りでこれはいたしかたありません。暗い分カメラ性能に対する要求もシビヤーになります。
2、 カメラ:虫、小鳥の動きを撮るとなると、列車、飛行機、人、大型鳥に比べて画素数、AF性能、追尾性能は段違いにシビヤーになる。それぞれの掛け算で最終的画質が決まってくる。連射能力やローリングシャッター歪修正能力だけではどうしようもない。Fujifilm X-H2Sは画素数、AF性能、追尾性能が不十分で<Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmまたはXF80mm macro>では小鳥、虫のハイスピード撮影をするには無理だという結論になります。
2023-11-22
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmのコスパ(楽しみ/労力)が割に合わないでコスパが上げられないなら労力を減らそうと、レンズを望遠鏡レンズ、miniBorg55FL(250mm F4.5)に換えてみました。以前はFujifilm X-T3に付けてよくカワセミ撮りをしたものです。これで469mm F4.5まで行きます(250x1.5x1.25=469mm: X-T3でもX-H2Sでもx1.25クロップ連写が出来るのです)。これで2.43kgから1.3kgに重量を落とせます。完全MFですが。
でも、下の絵のように、無理でした。撮影は夕方でISO5000という悪条件でしょうがないのですが、もう少しはましに撮れてほしい。当方の画質基準を越えることが出来ません。
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カワセミ・メス
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水面
明日はレンズをFujifilm XF70-300mmF4~5.6に換えてトライしてみます。今度は1.48kgです。
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もう一日だけ、Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF70-300mmF4~5.6を試します。
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カワセミはISO2500なので昨日よりましですが、画質的には55点。<可>がとれません。
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The Art in The Pond
水面は頑張っています。The Art in The Pondの大爆発で行きましょう。一人で大爆発も結構楽しいかもしれません。
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmを下取りして、フルサイズを復活しSony alpha7CII + Sony 70-200mm macroとAPS-CはFujifilm X-T5に交代という方向に傾きつつあります。つまり、鳥撮りが撮影対象から大幅後退ということです。
Fujifilm さんはFujifilm X-H2Sをもう少し改良し(画素数を上げる)、Fujifilm XF100-400mmをもう少し改良すれば(600mmにしないで400mmで明るくすると同時に軽くする)、そのコンビは使えると思います。頑張ってください。
次回は、旧アート考察で昔書いた<ガレの庭>が時々クリックされるのに、アクセスできないようにブロックしているので、Newアート考察として復活させ、さらに<大事な考察>を加えます。
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