俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

焼薯

2008-11-21 | 俳句・冬・植物


暗がりに窯の火明かし焼芋屋

焼いた薩摩芋。今は焚き火ができるところは少なくなったので、自宅の庭で焚き火の灰に入れて薯を焼くという光景は見られなくなった。昔は庭で焼薯を作り、熱々のを半分に割って食べたものである。また、「いしや~き~いも、やきいも」という呼び声でリヤカーによる引き売りが見られもした。今は車でテープを流して売っている。夕暮れの暗がりの道に焼芋屋がいた。懐かしかったが、果して客がつくのだろうかと思った。

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