俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

海桐(とべら)の実

2008-11-04 | 俳句・秋・植物


また一機上昇中や海桐の実

トベラ科の常緑低木。本州から沖縄の海岸地方に生える。果実は球形で熟すと三つに裂け、粘り気のある赤い種子を出す。名の由来は、節分にこの実を扉に挟んで魔除けとしたことから、「トビラ」が転じたものという。羽田空港から北を指して飛び立ったばかりの旅客機が目に入った。しばらく海桐の実を見ていると、また同じところを上昇する飛行機が見えた。海の近くではいつもの光景といえる。

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海桐の実空の開けてきたりけり


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コメント (2)
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