俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

桜の実

2009-06-06 | 俳句・夏・植物


天運は知る由もなし桜の実

桜は花のあと実をつける。小さな実は球形で、赤から熟すと黒紫色になる。酸味と渋味でうまくはない。小さいので、よく見ないと気がつかない。この先、自分はどうなるのだろうと思っても、己の天運を知る術(すべ)はない。桜の実を見上げて、そう思った。

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桜の実仰げば雨のほつほつと


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