猩々袴風のなければ直立す
常緑のユリ科の多年草。山地のやや多湿なところに自生。花茎の先に淡紅ないし紫色の下向きの花を五～十個つける。花を中国の想像上の怪獣、猩々の赤い顔に、地上に広がる葉を袴に見立ててこの名がついた。微風でも揺れる花は、風がなければ真っ直ぐに立っている。
京劇を瞼（まぶた）に猩々袴かな
猩々袴風のなければ直立す
常緑のユリ科の多年草。山地のやや多湿なところに自生。花茎の先に淡紅ないし紫色の下向きの花を五～十個つける。花を中国の想像上の怪獣、猩々の赤い顔に、地上に広がる葉を袴に見立ててこの名がついた。微風でも揺れる花は、風がなければ真っ直ぐに立っている。
京劇を瞼（まぶた）に猩々袴かな
