俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

雪(2)

2012-02-01 | 俳句・冬・天文


山国の日の差してをり冠雪(かむりゆき)

大気中の水蒸気が冷えて結晶となり、地上に降る白いもの。雪の結晶が六方晶系で美しいので、「六花(むつのはな)」ともいう。北陸や東北の日本海側は豪雪地帯であるが、今年は例年の二倍の雪が降り、被害が増大している。「雪月花」といわれるように、雪は日本の美の代表だが、雪崩などの恐ろしい面も合わせもっている。湖の岩に冠雪ができていた。そこに山国の日が当たり、美しい白となった。

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湖へ楡(にれ)の突き出す暮雪かな


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