俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

薄氷(うすらい)

2012-02-05 | 俳句・春・地理


日の当たる木を映しをり薄氷(うすごほり)

春先、薄く張る氷をいう。また、薄く融け残った氷をもいう。古典和歌、俳諧では氷と同じ冬のものとして詠まれてきたが、高濱虚子により早春の季語とされ、定着した。池に薄氷が張っていた。日が当たっている木を池の薄氷が映し、その部分だけ明るくなっていた。薄氷に映る木が美しく見えた。

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薄氷(うすらひ)の下を真つ直ぐ鯉ゆけり







薄氷に乗つたる鴨に影生まる



薄氷に閉じ込められし気や円(まど)か


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