俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春暁(2)

2012-02-26 | 俳句・春・時候

更別

春暁のけあらしの日に染まりけり

気嵐(けあらし)は冬の季語で、氷点下二十度以下になると海や川に発生する霧であるが、雪の上でも発生し、木々を包んで流れ、幻想的であった。日の出直後が一番気温が下がり、この日は氷点下二十度となった。防寒着により寒くはなかったが、皮手袋をしていても指先が痛いほどに冷たくなった。北海道の春の曙はしばれるものであった。

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春暁の更別に音なかりけれり


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