俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春惜しむ

2012-05-01 | 俳句・春・時候


春惜しむ谷へ土器(かはらけ)投げをして

過ぎゆく春を惜しむこと。「もう春も過ぎ去ろうとしているのだなあ」という詠嘆的な心が言葉にこもっている。高雄山神護寺に詣でた。山の上にあるので何百段もの階段を上った。土器投げができるところがあり、そこから見下ろすと深い谷になっており、山には美しい北山杉が見られた。遠くの山へ向かって土器を思い切り投げ、行く春を惜しんだ。

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土器投げの場所


高雄山神護寺楼門


金堂


大師堂



摩尼車回して春を惜しみけり


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コメント
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